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○ミクニレッスン(美味しさとは何か?)
○4年桐組「算数の研究授業」
○1桜と2桜がインフル学級閉鎖となりました。
  体調管理に今以上にお気をつけ願います
○父母の会活動(厚生部)

(校長発:平成30年1月29日月曜) 晴れ 氷点下2℃の朝


 ※本日も父母の会活動で厚生部の皆様がご来校くださいました。御礼申し上げます。

 今朝は全校朝会をとりやめました。というのは、1桜と2桜の両クラスの欠席者が両方とも10名を超え、ほとんどがインフルエンザに罹患していることが分かったからです。両クラスはただちに学級閉鎖として早帰りの措置をとりましたが、インフルエンザウィルスが全校朝会のなかで広がったら大変ですので中止といたしました。 特に、6年生は受験直前だけにインフルエンザにかかったら大変ということもあります。

 きょうの全校朝会では6年生にエールを送ろうと思っていましたが、それができませんでしたので、ここで「栄冠を祈る」エールを送ります。

 あと二日で中学受験です。かならず栄冠をものにしてください。全校あげて応援しております。


(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【ミクニレッスン(美味しさとは何か?)】

 画像編集の余裕がありませんでしたので、とりあえず文章でご報告しておきます。

 きょうの授業は「美味しさ」とは何なのか?美味しいってどういうことなのか?がテーマでした。
 ミクニ先生はきょうもジョークをまじえながら楽しく授業をすすめてくださいました。

 美味しいと感じるのは舌にある味蕾(みらい)という器官であって、これは小学校4年生(10歳)ぐらいでは8,000個。12歳まで増え続けるが、それ以後は減っていくので、小学生時代に味覚をつくることが大事だということ。

 ミクニ先生は漁師のお父さんといっしょに小学生から海の漁に出ていて、毎日、北海道増毛海岸に打ち上がる新鮮な「ホヤ」を食べていたこと。ホヤは海のパイナップルと言われる尾索動物(びさく動物)で、甘味・塩味・酸味・苦味の四つをすべて持っていること。それを毎日食べて育ったこと。

   ※ホヤは動物なのですね。幼生のときはおたまじゃくしのような尾を持っているのだそうです。
    それに脊索(せきさく・・・背の心棒のようなもの)があるので尾索動物というそうですが、
    脳みそはないんだそうです。ゲストで手伝ってくれているユイさんが教えてくれました。

 ホヤを毎日たべて、味覚を鍛えたことが今のミクニ先生につながっているということでした。美味しい料理を作るもとは味蕾が伸び続けている小学生時代までに味覚をしっかり鍛えることが大事だということでした。

 甘い物だけを食べる食生活は脳に悪いそうです。もちろん脂肪分の多い食事をつづけるのも駄目。四味+うま味の五味をバランス良くとることが重要だという(4月の授業)おさらいをしてくださいました。

 五味はなんだった?と聞かれたこどもたちが「甘味・塩味・酸味・苦味・うま味」と答えて最後にちゃんと「きよみ」(ミクニ先生のお名前の清三(きよみ)のこと)と答えたのは、さすが!ミクニ先生のジョークもちゃんと伝わっていました。

 授業では、このあと、ミクニ先生がなぜフランス料理をめざすことになったのか、そのきっかけ。また札幌グランドホテルに入ったいきさつ、帝国ホテルの村上料理長(料理の神様と言われた伝説的な方)との出会い、村上料理長が弱冠20歳のミクニ青年をスイスの日本大使館の料理長に推薦された理由などなどを、ミクニ先生からだけでなく、おつきのスタッフ松木さんからも説明がありました。

 前回の「和食」に関するミクニレッスンもバージョンアップされていましたが、きょうの授業もバージョンアップされていて、毎年進化をつづけているミクニレッスンでした。

【4年桐組「算数の研究授業」】

またきょうは4年桐組だけ午後のこってもらって研究授業でした。4桐の児童のみなさん、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

算数「立方体の展開図」がテーマでしたが、きょうは中学年(3年生と4年生)の先生方の発案で、タブレットを使った授業でした。タブレットは本校でも近年中に導入を予定していますが、それに向けた試行的研究授業です。(株)ロイロさんと(株)エルモさんのご協力をあおぎましたことを記して感謝申し上げます。

立方体を全員が自分の思い思いに展開して、その展開図をタブレット撮影して、電子ボードに送信し、電子ボードに全員の展開図が集約されて見えるなかで、立方体の展開図のスタイルには何種類あるのだろうか?をさぐる授業でした。

こどもたちは立方体を切り開くことにも興味津々、それをタブレットで写すことにもワクワク、写した展開図がスマートボードに集約されていくのにもドキドキというようにアクティブラーニングが私ども参観している者にも目に見える形で進められていきました。

タブレットの本格導入までに研究を積み重ねることができればと思う一助にもなった研究授業でした。

    本日の記事は以上です。

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