○中学1月入試が始まっている6年生を
応援する5年生と「霊峰富士を舞う鳥」
(校長発:平成30年1月10日水曜) 晴れ
きょう長い職員朝礼打ち合わせの間、校内巡回をしました。ちょっと騒々しいクラスもありましたが、声をかけると集中力を発揮して勉強に向かっていました。
しかし声をかけるまでもなく集中していたのはもちろん6年生です。みんな緊張感をもって勉強に取り組んでいました。
ところが桜桐の両クラスとも空いている席が多いので、「あれ、欠席が多いのは感心しないなあ」と思って職員室にもどって担任の先生に尋ねると「きょうは1月入試の学校を受験に行っているのです。」とのこと。これは、校長たる私がなんとも迂闊(うかつ)なことでした・・・天の神様に言われるまでもなく、受験日程を把握しないでいるとは何たることか!
校長室にもどって、6年生にお詫びしつつ、あらためて神棚に手を合わせました。
また、今朝の5年生にはとても感心しました。6年生のクラスに向かう前に5年生の教室をのぞいたのですが、両クラスとも、6年生以上とも思えるような緊張感をもって朝学習をしていたのです。私は思わず両クラスともに、「みんなのその姿勢が、いま受験に立ち向かっている6年生を応援する力だよね。」と声をかけましたが、5年生はみんな力強く首を縦に振ってうなづいてくれました。
下級生もみんなが応援しています。6年生のみなさん、実力を発揮して栄冠をつかんでほしいと心より祈っております。
そうして、6年生の廊下から富士に目をやりますと、なんとなんと鳥が二羽つがいでしょうか、空を舞っているではないですか。霊峰富士を背にして舞う二羽。私が本校に着任してから初めて目にする光景です。
一富士二鷹の初夢は縁起が良いわけですが、鳥が鷹ではなくとも「これは実に縁起が良いことだなあ」と鳥の姿が消えないうちにとカメラを向けました。それが下の写真です。
また、6年生の前の廊下には折り鶴が綺麗にならべてありました。誰も踏みつけることなく6年生の栄冠を祈るように並んでいる姿は神々しいものがあります。ここでも私は思わず手を合わせました。
6年生頑張れ!
(本日の記事は以上です。)