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○1月22日(先週)全校朝会・白井健三選手(体操)について
○【後日詳報】3年社会科見学(次太夫堀民家園)
○父母の会活動(厚生部)

(校長発:平成30年1月30日火曜) 晴れ 朝の気温1℃


 ※きょうも父母の会活動で厚生部の皆様がご来校してくださいました。ありがとうございました。

 ※3年生が本日、次太夫堀公園に社会科見学に行きましたが、後日報告とさせていただきます。

今朝の気温は久しぶりに氷点下を脱して1℃。いつもなら1℃では「寒い寒い」と震え上がるところなのに、数日間、氷点下続きを経験した体には大したことないなと感じられるのが、まことに不思議なことです。考えてみれば、それは当たり前のことですね。東北や北海道の亜寒帯に住んでおられる人、さらにはロシア、シベリア、アラスカなどの極寒帯に住んでおられる人は、寒いにはちがいないでしょうが、ごくごく普通に生活しておられるわけですから、慣れればどんなところにも住んできた人体の秘密ですね。

前任校にいたとき中国東北部(旧満州地方)の学校と交流をもっていました。2月の寒いときに日本にくるのですが、みなさん、半袖で来るのです。どうして半袖でいられるのかと不審におもって尋ねると、「日本はあたたかい!」と言うのです。「中国の東北地方は零下30度にもなるよ」と付け加えられれば、そりゃあそうだと納得するしかありません。

もうひとつ、都市大グループに長野中信地区、都市大塩尻高校があります。塩尻市は雪こそ豪雪積雪はしませんが、真冬には零下20℃になることがあるそうです。それはそれは「しばれる」冷たさだそう。私も何度も真冬に都市大塩尻にお邪魔しておりますが、ついぞ零下20℃は体験しておりません。「重永さんのような脳天気の人にこそ味わわせたい」と言われるのですが、残念というのか幸いというのか、体験できておりません。(天の声:そりゃあ早く体験して、精神を鍛え直したほうが良いな(笑))

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【1月22日(先週)全校朝会・白井健三選手(体操)について】

今週はインフルエンザ対策で全校朝会を見送りましたが、先週の全校朝会をアップしておりませんでした。本日、アップ致します。

      ↓
私の話では、体操で内村選手の跡をつぐホープとして知られる白井健三選手の小学生時代のことについてお話しました。

一流選手というのは単に技倆や技術の練習をするだけでなく、心を鍛えるということが絶対に必要だということのお手本のように思ったからです。朝日新聞で紹介されていたエピソードですが、白井選手は小学生時代に、机の前にはっていつも胆にめいじていた4つのことがあるそうです。

1,うそはつかない。 2,約束はまもる。 3,こそくなことはしない。 4,物をたいせつにする。

以上の4つです。3番目以外はぜんぶ意味が分かるでしょうが、3番目の「こそくなこと(姑息なこと)はしない」というのは小学生には難しい言葉です。それを白井選手は小学校4年生ぐらいで知っていて使ったというのですから、すごいことです。

姑息というのは、「根本的な解決をするのではなくて、その場しのぎのことで逃げること」です。つまり何の解決にもならないのに、解決したようと、そんな振りをして逃げることです。苦しみから逃げる。壁にぶつかったら逃げる。それでいて口ではかっこういいことを言う。言い訳をする。そういうことを「姑息」といいます。

それをしない!と約束したというのです。大変立派です。口でかっこういいことを言っても、ものごとから逃げ回っていたのでは人は大成しません。言い訳をしてものごとに正面から取り組まなければ、ものごとは解決しません。

白井選手のように小学校時代からしっかりとした生活をしましょうと結びましたが、考えてみれば、これは大人になってからも大切なことですね。(天の声:そうだ!校長が一番のお手本になれよ。・・・は、はい!)

    本日の記事は以上です。

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