東京都市大学付属中学校・高等学校等々力中学校・高等学校塩尻高等学校|付属小学校|二子幼稚園五島育英会

○杉山芙沙子さんの「講演」より

(校長発:平成29年11月14日火曜) 曇りのち雨


本日、世田谷私立幼稚園(せしよう)PTA連合会の大会が世田谷区民ホールで開かれました。

 都市大二子幼稚園父母の会幹事の皆様18名の方々とともに私も参加してまいりました。
 
 杉山芙沙子さんの講演があり、とてもためになりましたので、ほんの一部ですが、二子幼稚園のブログに【園長発】として掲載させてもらいました。

 付属小学校の皆様にもご紹介したく、ここに転載いたしますのでお読みください。二子幼稚園に弟妹在籍の方には同じ記事をお読みいただくことになり、申し訳ないことですが、ご容赦ねがいます。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください。)



 杉山芙沙子さんはプロテニスプレーヤーの杉山愛さん(いまは引退)のお母さんでありディレクターコーチだった方です。

 いまをときめく錦織圭さんや穂積絵莉さんのコーチも引き受けられ、また年齢を重ねられてから早稲田大学大学院で研究されたスーパーウーマンでいらっしゃいます。

 「こどもを育てる10の黄金法則」について話してくださいました。

 紙幅の関係から最も印象的なことを一つだけお伝えします。私の理解に基づいた叙述になりますことをご容赦願います。

 人間は目標を立てて努力し達成感に満たされたときや幸福を感じたとき、脳内にドーパミンという快楽物質が放出されます。そして、このドーパミンを再び求めるのが脳の性質だそうです。子育てにおいて大切なのは、この脳とドーパミンの関係を生かすことだと教えてくださいました。

たとえば、子供は別のところに行きたいのですが、親の主導のもとにプールに連れて行くとします。そのときに「顔に水をつけられたら合格だよ。合格したらプールを続けるかどうかまた話そうね。」と行って連れて行ったとします。

そうしてこどもたちは顔に水を付けられるようになりました。

そのとき親Aさんは「よく頑張ったね!じゃあ、プールを続ける?それとも別のところに行く?」と聞いて、子供が「別のところに行く」と答えたときに、「じゃあ、そうしよう。」と子供のいうことを優先しました。

親Bさんは「よく頑張ったね!じゃあ次は、あそこまで泳ぐ練習をしようよ。」と声をかけて子供が「もうプールはいいよ!別のところに行きたい。」と答えたのに、「何言っているの!顔に水をつけることができたのだから、こんどは泳ぐ練習をするのよ!」と子供の言うことを突っぱねて新たな目標を子供にせまりました。

このAさんとBさんの対応ではどちらが子供の達成感を満たして、次の目標に向かわせることになるのでしょうか。意外に思う人がいるかもしれませんが、答はAさんだそうです。

Bさんの場合は子供に、せっかくの達成感が残らず不満が残るそうです。Aさんの子には達成感のドーパミンが出たままで終わるのに、Bさんの子にはせっかくのドーパミンが一瞬にして、しぼんでしまうというわけです。

ドーパミンによる幸せ感が残っていれば、脳は「あのドーパミンの幸せ感をもう一度味わいたい」と思って、次の達成目標を立てるようになるというわけです。なるほどと思いました。

またもう一つ、杉山さんは「ほめほめゲーム」というのを教えてくださいました。

二人一組、向き合って、交互に相手の頭から足先までながめて三十秒間に褒めるところをさがして、それを相手に伝えるゲームです。

会場内の全員がワークショップで実践させられました。私は、褒めるのも褒められるのも照れくさかった半面、相手を褒めようと努力するのも相手から褒められるのも心地よさを感じたのも事実です。

杉山さんは「家に帰ったらパートナー(ご主人、奥様のこと)と、あるいは子供とやってみてください」と進められました。どうぞ、きょうはご家庭で実践なさってみてください。ドーパミンがみなさんの脳内をつつむことでしょう。

    本日の記事は以上です。

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