○【教頭レポート2】6年生北海道卒業記念旅行
○児童集会(保健委員集会)
○不審者対策訓練
(校長発:平成29年2月16日木曜) 晴れ曇り
6年卒業記念旅行第2日レポートをお送りします。
児童は、朝早くからスキー教室に対する期待が大きかったようで、テンションも高めでした。
朝食を済ませ、班ごとにスキー場へ出発でしたが、やはり今年の6年生はひと味違うのでしょう、いろいろとブレーキをかけてくれます。
スキー場での開校式の後、班ごとにコーチが紹介され、いよいよスキー教室の開始です。
班ごとに上達度が異なるので、それぞれに見合った技術講習が行われました。
午後には、全員でゴンドラを利用して山頂に向かい、到着後は集合写真と班別写真を撮りました。今年は晴れ男が参加しているので、快晴を期待したのですがあいにくの曇り空でした。晴れていれば空の青さと雪の白さの見事なコントラストを背景に写真が撮れたはずです。
その後、1班以外は再度ゴンドラに乗り込み、それぞれ練習場所へ散っていきました。午後の講習では、すべての班がリフトを利用して、滑り降りてくることができました。
講習が終わり、宿舎へ向かいますが、ここでごほうび(?)が待っていました。といっても、物ではなく時間です。宿舎所有の広場での雪遊びの時間です。児童は、疲れた身体もなんのその、雪合戦、雪原へのダイブ、丘登りに興じていました。
その後、入浴、食事となるわけですが、私は買物の用をおおせつかり、坂の下にあるコンビニに買い物に出かけました。その道すがら、ふっと思い浮かんだのが文部省唱歌「スキー」で、いつのまにか自然と口ずさんでいました。文部省唱歌には、そんな力があるのかも知れません。
♪♪ 山は白銀(しろがね) 朝日を浴びて
すべるスキーの風切る速さ
飛ぶは粉雪(こゆき)か 舞い立つ霧か
お お お この身もかけるよ
かける ♪
この唱歌が発表された前年には、太平洋戦争が勃発していたので、スキーの爽快さに加えて、国民精神を鼓舞するものがあり、それがこの唱歌を歌うときに感じる高揚感につながっているのかも知れません。
2番と3番は次のように続きます。
♪♪ 真一文字(まいちもんじ)に 身をおどらせて
さっと飛び越す飛鳥(ひちょう)の翼
ぐんとせまるは、ふもとか 谷か
お お お たのしや 手練(しゅれん)の飛躍。
風をつんざき 左へ 右へ
飛べは おどれば 流れる斜面
空はみどりよ 大地は白よ
お お お あの丘われらを招く。 ♪♪
明日のスキー教室では、今日より上達した分、この唱歌の歌詞に表されているような高揚感を味わうことができるのではないでしょうか。