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○全校朝会(北海道の事件について・勉強集中月間について)
○運動会詳報(詳報その1)byプリテックさん
○父母の会教材部活動(制服等リサイクル)

(校長発:平成28年6月6日月曜) 曇り


 本日、父母の会教材部の皆さまが制服等のリサイクル活動をしてくださいました。 一年生をはじめ多くの保護者の皆様がご来校になり利用されました。 ありがとうございました。

 先週金曜日が東初協一斉研修会のため、児童休校となり日曜日までの三連休でしたが、きょうはみな元気に登校して、全校朝会で大きな声で挨拶をしてくれました。

 6月は勉強集中月間。 静謐な環境で勉学に励みましょう。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【運動会詳報(詳報その1) by プリテックさん】

 今週より少しずつ運動会詳報を掲載していきます。プリテックさんの提供です。


【全校朝会(北海道の事件について・勉強集中月間)】

                 ↑ 事務長撮影です。

 北海道七飯町の小学生行方不明救出事件は、一人の子の命をつなぐ嬉(うれ)しい結末でした。 でも、考えなければいけないことが多い事件でした。 今回の置き去りは、「こどもの人権」にかかわる問題だという論調もあります。至極もっともな意見ですが、「人権」・・・その根源は命の尊重であり、子供自身が自分の命は自分で守るという観点から、教育にたずさわる者として、私は都市大っ子に、こどもとしてどうしても考えてほしいことがあって、きょうの全校朝会をつかって伝えました。

校長講話(北海道 小学校2年生A君の事件について)

小学校2年生のA君が一週間ゆくへが分からなくなって日本中が世界中が大変心配した。A君が生きて発見されて本当に良かったと思います。生きて帰ってきたことはたいへん嬉しいニュースでした。

 いま、A君は「サバイバル小学生」と呼ばれる向きもあるが、今回の事件はそれだけで終わらせてはならないと思います。それをきょうは皆さんにしっかりお伝えしておきたい。

大人の側とすれば、行き過ぎたお仕置きはしてはならないということで、A君のお父さんが児童相談所へ通報されました。 しかしながら、お父さんは十分に悲しみ、十分に反省しておられると思います。

 きょう校長先生が話したいことは、大人の側のことではありません。 皆さんこどもの側のことです。 今回の事件では、こどもの側からしっかり考えなければならないことがあります。いまはA君もお父さんと同じように反省をしていると思いますが、 こどもとして振り返らなければならないのは次のようなことです。

1,悪いことをしてはならない。

  今回の事件のそもそもの発端は、A君が人や車に石を投げたことにあります。人や車に石を投げつけるなんてとんでもないことだ。 これがなければ、今回の事件は起こりませんでした。そのことを反省しなければなりません。

2,悪いことをして大人や人から諫められたらすぐにやめなければならない。

  A君は、おうちの人にやめなさいと諫(いさ)められたのに石を投げ続けたと言います。いさめられているのに止めないということはあってはならないことです。

3,悪いことをして大人や人から諫(いさ)められたら反省をして二度としないと約束しなければならない。

  A君はおうちの人に反省しなさいと言われても、十分に反省しなかったから、帰りの車から一度おろされたわけです。そのときは泣いて車を追いかけたというので、乗っけてもらえたのに、その後、再び降ろされたということです。 車に乗せてもらったらまた反省の態度をみせなかったからでしょう。 反省をすれば、たいがいの大人はその子を許します。

4,悪いことをしてお仕置きを受けたときに、勝手な行動をとってはならない。

  お仕置きとして二度目におろされたとき、A君は山の中へ入って行ってしまった。 反省していれば、その場でおうちの人が迎えに来てくれるのを待たなければならない。 先ほども言いましたように、反省した子を大人は許します。 必ず迎えに来ます。 A君のお父さんはわずか5分後に迎えに行ったんです。 

     (※注: お父さんがA君を降ろした後、A君の行動を見張っていなかった点が
       責められていますが、それはそのとおりです。「置き去り」と言われても仕方が
       ありません。大人として反省すべき点です。)

 ただ、しかし、A君は迎えに来てくれるのを待たずに、山の中に入って行きました。 許してもらえないだろうと思ったのかもしれませんが、反省をすれば許してもらえるのです。 待たずに勝手に山奥に入っていく・・・こういうことはしてはならないことです。

 運が良かったから自衛隊の宿舎があって雨風寒さをしのげたが、そうでなかったらどうなっていたことか。 しっかり考える必要があります。

 今回の事件はA君が生きて帰ってきて、とても嬉しい結末で、私も涙が出るほど嬉しかったけれども、皆さんこどもの側としては、同時に以上のように、真剣に振り返って考えなければならない点があるわけです。

 ぜひ考えてください。 大人の側からしても、こどもの側からしても、二度とこういう事件が起きないようにしましょう。

児童会からお知らせ

 運動会も終わり、梅雨の季節となってきました。

 六月は「勉強集中月間」です。

 雨の日は図書室や教室で静かに勉強や本読みをしましょう。


      本日の記事は以上です。

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