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○運動会月間・若桐時間始まる/第一回全体練習
○表彰式/漢字検定優秀団体賞&チア世界大会優勝
○「春風や牛に引かれて善光寺」

(校長発:平成28年4月26日火曜) 晴れ


    ※本日は早めにアップしております。

 電車に「四角い頭を丸くする」というある塾(ある塾と断るまでもないですね。有名中学受験塾です。)のCMが掲載されています。掲載され始めてもう30年ぐらいはたつでしょうか。 いろいろな有名中学校の入試問題が掲載されて、私も見るといつも挑戦し、電車の中にいるうちに正解を出しますと一人悦にいります(天の声:校長だから解けてあたりまえだろう・笑)。

 いま攻玉社中学の国語と社会をミックスした問題が掲載されています。良問です。


(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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(つづき)

 攻玉社中学校の入試問題にかかわる話を読みたい方は本記事の最後をお読みください。

【運動会月間・若桐時間始まる/第一回全体練習】

 きょうから運動会練習に向けて約一ヶ月間にわたる特設時間割です。 きょうが第一回の全体練習。 開会式閉会式の入場行進の練習、隊列を組む練習をしました。

 一年生も小学校で初めての運動会練習。 一年前、幼稚園や保育園では最年長として運動会を経験し、年下の子らに凛々しい姿を見せた一年生も小学校では上級生を前にして、未成熟なところばかりです。

 上級生の「隊列の美」ともいうスタイルを見せられて、「うわー」という喚声をあげていました。 そういう憧れの目で上級生をながめると、わずか30分足らずの練習でしたが、最初のときと比べて長足の進歩をみせ、滝澤先生に「とっても良くなったねえ」と褒められていました。

 それでは、三本の動画をご覧いただきます。

 一本目は最初の一年生の入場。桜組が先に入場して赤青白に分かれて並んでいるところに桐組が入場するところ。

 二本目は5年生6年生の入場行進、初回から「隊列の美」を見せてくれています。 もちろん日体大の「集団演技」にはおよびませんが、高学年らしいところを見せてくれました。

 三本目は、それを見習って、3年4年の皆さんが勇んで1年生2年生に「ぼくたち私たちも、ほら、こんなに出来るんだよ」という姿を披露したあと、低学年のみんなが足踏みの練習をするところ。 一本目と比べると、1年生もずいぶん上達しました。

            ↓ 通しで1分15秒



【表彰式/漢字検定優秀団体賞&チア世界大会優勝】

 運動会全体練習のあと、ふたつ表彰式を執り行いました。

 1,今年も漢字検定の優秀団体賞を受賞しましたので、全校児童に対する表彰を行いました。児童会長のRKさんを代表として表彰しました。

 2,もう何度か紹介してきたところですが、チア-リーディングの国際大会、ウォルトディズニーワールドで開かれた「2016オールスターチャンピオンシップ」大会で優勝した栄誉をたたえて、6年生のENさんを表彰しました。

  ENさんもレギュラーとして出場して優勝に貢献したため、団体として受賞した栄誉のトロフィーをしばらくの間、ご家庭に保持して良い特権に浴しています。 それで学校に持って来てもらい、全校児童に披露しました。 1年生の背丈より大きなトロフィーに全校児童、「すごーい」と賞賛の拍手を送っていました。

          ↓ それでは二つまとめてご覧ください。 1分。


【つづき】

 攻玉社中学校の入試問題のなかに、小林一茶の「春風や牛に引かれて善光寺」・・・故事をとりこんだ有名な句がありました。

 故事というのは、信州の片田舎、小諸川で布を洗い干ししていたお婆さんのところに牛があらわれて、布を角にひっかけて去っていきました。 お婆さんはとんでもない牛だ、と怒って追っかけたのですが、追いつくことができず、とうとう長野までやってきました。 かなりの長旅になってしまったのですが、悪い牛め!と思っているお婆さんは布をとりかえす気持ちでいっぱいで、どこに着いたのかも分かりません。 ふと気がつくと、そこは善光寺

 牛のよだれと思ってみたのは歌でした。

    牛とのみ思いすごすな仏の道に

     汝を導く己の心を われ観世音菩薩

 意味は、「たかが牛だというように思い過ごしてはなりませんよ 仏の道にあなたを導いた私の心を牛と思い違いしてはなりませぬ 私は観世音菩薩(観音様のこと)」ということです。

 お婆さんは、はっと思いました。 あの牛は、日ごろ信心の道を忘れて、自分勝手なことばかりして人に迷惑をかけている自分に今一度、仏の道を思い起こさせるために善光寺に連れてきてくださった観音様の化身(けしん)だったのだと。 

 お婆さんは小諸に帰ってから、それまでの自分勝手な生活をあらためて人に施しをして生きるようになって、人から感謝されるようになったという・・・これが故事のあらましです。

 にくいにくいと恨みに思っている人が、実はあなたを善行にみちびいてくれる人かもしれない、人の世界は思いがけないところから、自分を成長させてくれることがあるものだ、心して毎日を生活しなさいというような教訓話です。 ちと長くなりましたが、「四角い頭を丸く」を読んで、私自身あらためて考えたところがあったものですから、わざわざご紹介しました。


    今日の記事は以上です。

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