○【詳細報告】4月18日ミクニレッスン
○6年生修学旅行第三日は「利休鼠の雨」
○父母の会(総務/決算会計監査・次年度予算立て)
(校長発:平成28年4月21日木曜) 曇りのち雨
※父母の会の会計監査と新年度予算立てのため総務の皆さんと会計監査の皆さんがご来校くださいました。ありがとうございました。毎年、父母の会から本校行事等の運営のためにご協力たまわりまして心より感謝申し上げます。
教頭より6年生修学旅行の途中経過報告が入りましたが、きょうは残念ながら雨天のようです。それを報告する教頭の言葉のなかに「京都は、利休鼠(りきゅうねずみ)の雨・・利休鼠の雨は秋ですが、今日の小雨は春にもかかわらず、そんなイメージです。」とありました。
雨を表現するのに利休鼠をつかうとは教頭も味のあるしゃれたことをするものだと思いました。・・・というか、生まれ年代が知れますね(笑)。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
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(つづき)
生まれ年代が知れると書きましたが、いまはもう、「利休鼠の雨」という言葉ってほとんど分からない人だらけでしょうね。 知っている人でも、一般的にはちょっとわかりにくい言葉です。
北原白秋作詞の歌に「城ヶ島の雨」というのがあります。 この歌に「利休鼠の雨が降る」というフレーズが出てくるのです。それで教頭や私どもの世代にはお馴染みの雨なわけです。
作詞した北原白秋に「どんな鼠が降ってくるのですか?」と真顔でたずねた人がいるというエピソードがあります(笑)・・・・・
・・・まず利休鼠とは色のことです。 「利休色(緑味がかった色)と灰色を混ぜたような色」のことを利休鼠というのですが、現物を見ないとイメージするのが難しいし、その色合いもいろいろとあるようです。
※そもそも利休色からして一般には馴染みがないですが、茶道の創始者千利休が好んだ「緑味がかった色」にちなんで、それを「利休色」と言います。
とにかく、教頭も味のあるレポをしてくれました。
きょうは、宇治の平等院鳳凰堂、保津峡の渓谷をトロッコ列車でくだる、太秦の映画村(自由行動)という行程でしたが、詳細は明日までお待ちください。
それはともかく、「利休鼠の雨」という表現で、あいにくの憎らしい雨天が、すこし文学味をもって感じることができました。 教頭先生、ありがとうございました。
↓ ではきょうも例によって行程風景をご覧いただきます。過年度撮影ですので雨天ではありません。
【【詳細報告】4月18日ミクニレッスン】
詳報です。最初に18日に書いた記事を再掲しておきます。
- 初回からギャグをまじえたトーク絶好調のミクニ先生の話しに新4年生はしっかりとついていき(笑)、快調なスタートでした。 きょうはテレビ朝日の取材が入りました。 BS朝日の「熱中世代 大人のランキング」という番組でミクニ先生を取り上げるということで、本校のミクニレッスンも取材ということになりました。
テレビカメラがあってもまったく臆することのない都市大っ子たちでした。放送日が決まりましたら、またあらためてご紹介致します。
この日のレッスンは「五味」の授業。 基本味である五味。甘味 塩見 酸味 苦味、そして五つ目は日本人によって研ぎ澄まされた昆布出汁や鰹出汁、椎茸だしなどによる「旨味」(うまみ)です。
ミクニ先生はそれに「きよみ」を付け加えられますが、これはギャグ。 三國清三というご自分の名前です。まあ、うまいこと考えつかれるものです。ジョークの帝王でもいらっしゃいますから、こどもたちはそれも楽しみながら「食育」が身につくことになり、幸せだなと思います。
それでは当日のようすをご覧ください。
↓ 両方とも約3分
本日の記事は以上です。