○【詳報】12月15日5年生セーフティ教室
「インターネット世界の光と影」
○連日の個人面談ご来校ありがとうございます
(校長発:平成27年12月24日木曜) 晴れ
※今年の「先生ブログ」は明日からお休みさせていただきます。また新年あけて再開いたします。
冬休みに入り、各クラスとも個人面談が続いておりますが、ご来校まことにありがとうございます。
この個人面談が、お子様に関する情報の共有はもとより、さらに踏み込んで、担任とのコミュニケーションの深まり、担任の人と生り(ひととなり)の理解等にまで及んでいただけたら幸甚に存じます。
多くのクラスが明日で全員終了すると思います。 明日はクリスマスでもありますが、いよいよ年の瀬が押しつまってまいりました。
昨日の天皇陛下のおことば・・・「困難に遭遇している人々を助けようという気持ちが日本人の中に豊かに育っている」・・この心を新しき年に引き継ぐ決意をもって年越しをしたいと思います。
皆様 今年一年間、学校運営にご協力たまわり まことにありがとうございました。
良いお年をお迎えなさいますようお祈り申し上げます。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
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今年最後の記事は5年生セーフティ教室についてです。 1年生と3年生につきましては新年にご紹介します。
【詳報:12月15日5年生セーフティ教室「インターネット世界の光と影」】
5年生のセーフティ教室の詳報です。
↓ 次のフラッシュ動画は、下記に書いた内容をお読みいただいてからご覧いただいたほうが、分かりやすいと思います。 いやどちらが先でもいいかな。
内容は次のようなことでした。
1,急速にインターネット利用者が増えている。
最も普及しているのはスカンジナビア三国(スウェーデン、ノルウェー、フィンランド)だが、これらの国々は冬はほとんど夜で戸外活動が困難なため外部情報ツール、連絡ツールとして普及している。
2,インターネット回線はいろいろな端末に接続されて利用されており、いまやなくてはならないものである。
3,インターネットは個人的利用のようにみえるが、その世界は「自分ひとりの世界」ではなく、公共空間である。 バスや電車と同じ「公共のモノ」である。
4,だから、みんなの生活をどんどん便利にし楽しくするものである。
5,瞬時にして多様な世界を見ることができるし、逆に自分がいま見ていることやものを世界に発信することもできる。
6,また、たとえば飛行機の整備点検の確認にいままで3時間も4時間もかかっていたのが、瞬時にできるため、少ない飛行機で多くの便を飛ばすことができるようになる。
7,ドローンの運行もインターネット回線を使っている。 ドローンの悪質な運行や勝手な運行は困るが、ドローンは未来を切り開く力をもっている。 「ミツバチの代わりに蜂蜜を集める小型ドローン」も開発されている。
8, しかし、インターネットは良いことばかりじゃない。 危険がいっぱいだ。
みんなが大人になったときに、インターネット世界が便利で楽しいことだけになるようにするためには、いまからインターネットの危険なところをなくしていき、マナー違反やルール違反をしないように訓練する必要がある。
9,インターネットやゲームに「やりすぎの時間」は特に決まっていない。
君の心と体をこわすような使い方をする時間が「やりすぎ」である。 時間を決めて、時間がきたらすぐ止める、これが大事。 こどもの成長に「やりすぎ」は大問題。
10, 「あなたは18歳以上ですか」という画面が出てきたら、「はい」も「いいえ」も「とじる」も、どんなボタンも押してはいけない。 その端末機の電源を切りなさい。 どれか押したら、その途端にあなたのスマホ番号や携帯番号が相手に盗まれるようにできている。
11, 「占い」のサイトで、恋占いをしようと思って自分と好きな子の名前を打ち込むと、その瞬間に二人の名前がどこかの誰かに知られてしまう。絶対に人の名前も自分の名前も打ち込んではいけない。
12,ネットで知り合った人に「会おうよ」と言われても 絶対に会ってはいけない。 とんでもない事件が待っている。 これまでに何人もの人が事件にまきこまれている。
13,本物に似せた偽のホームページがある。 そういうところをクリックすると情報が全部盗まれることがあるから要注意。
14, 以上のような有害サイトをシャットアウトするために、ブロックするために必ず「フィルタリングソフト」を入れること。
15,危険ドラッグも店で売ることはできなくなっているが、ネット世界で売り込まれることがあるから要注意。
16,SNS(ソーシャルネットワークソサイアティ)の世界でも気をつけないことがいっぱいある。
特定の人を排除することはしてはいけない。 また自分たちでつくったグループに「なりすまし」の他人が入ってくることがあったり、複数のグループに入っている人から自分の流した情報が外にもらされるから要注意。
17, ネットの世界では、誰に見られても、誰に読まれても良い話だけをしよう。 これは内緒の話だからねといくら言っても、ネットの世界では秘密は守れないと思って気をつけよう。
18, ラインやメールでは表現に気をつけよう。 「私と花子は友だちじゃない」・・・これは、「友だちでしょう!」という意味にもなるし、「友だちではありませんから!」という意味にもなる。 ここから誤解が発生して喧嘩になる。 文章に気をつけなければならない。
19,歩きスマホをやめよう。 自分と友だちだけの世界と思って発信するのは間違い。全世界につながっているから、いたずらなことは一切やめよう。
20,ほかにもいろいろあるが、家や自分でルールをつくって、危険な世界に近寄らないようにしよう。
本日の記事は以上です。