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○「形から入ること」の大切さ
○【詳報6】夏休み生活展in夢キャンパス

(校長発:平成27年10月14日水曜) 晴れ


  ※音楽発表会まで明日からあと7日、リハーサルまで5日。

 きょうも音楽発表会のアリーナ練習が各学年でありました。 それぞれに仕上げの段階に入ってきているようですが、きょうは5年生が6年生の練習を少し見学しました。 5年生も熱心に練習を重ねてきているのですが、6年生の情熱のこもった練習風景と音づくりから学ぼうという趣向です。

 その6年生の練習は実にみごとに仕上がってきているように私にはみえましたがが、渡辺先生をはじめ指導の先生方からすれば、「まだ、ここが足りないよ。次のアリーナ練習のときには一歩高い水準に行きたいね。頑張ってきてよ。」ということでした。

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(つづき)

実際の楽器練習と合わせてイメージトレーニングも大事です。全体の楽曲の流れ、構成、ハーモニーをしっかり頭にいれて、自分の楽器を合わせるイメージトレーニングをしながら自分の楽器の練習をするのとイメージトレーニングなしの練習とでは、大きな開きが出てくると思います。

6年生の演奏では、鍵盤ハーモニカと打楽器と・・一人で何役かこなす子が複数人いますが、機敏な動きを見せていました。  「瞬間芸」的に打楽器を打つ子に、「一瞬のことだけど、やっぱり緊張するでしょう?」と聞かずもがなのことを尋ねましたら、「はい、緊張します。」との返事。

そりゃあそうですよね。「瞬間芸」は一つのミスもゆるされないわけですからね。 その子らの一人の様子を見ていましたら、ときどき手のひらを布でぬぐっていました。 「手に汗にぎる」練習なのですね。

練習を聴いている私も、いつのまにか手のひらにじっとりと汗を感じていました。 頑張れ!6年生。

【「形から入ること」の大切さについて】

またほかの学年は、きょうは入場退場、本番のときなどの体形の組み方、シャツの整え方、靴下をしっかりと上げてはいているかなど、「形」についても指導を受けていました。

「中身さえ良ければ形はどうでもいい」という人がときどきいますが、それは間違いです。 とくに幼小の時代は「形と中身」は同等に大切です。

私は菊池寛の「形」という小説が好きなのですが、 鎧カブトを若侍に貸して自分は普通の装束にもどった侍大将の行く末を描いたものです。

小説といっても400字詰め原稿用紙3枚とちょっとの掌編ですので(webの青空文庫でも読めますので)、どうぞお読みいただきたいと思います。 そこには形が実力を左右するという教訓が描かれています。

居住まいをただすと気持ちがぴりっとするものです。 良い緊張状態となり、実力を十分に発揮できます。 居住まいがだらしないと気持ちが締まらなくて、実力の半分も出せないということがよくあります。

ぜひ、身なりと立ち居振る舞いを形どおりに身につけて行動して、立派な発表をみせてほしいと思います。 がんばれ!都市大っ子。

【【詳報6】夏休み生活展in夢キャンパス】

 夢キャンパスにおける夏休み生活展入選作品の発表会には都合で参加出来なかった入選児童も多数いました。 きょうからその子たちの作品を紹介したいと思います。

 まず一本目は、 

 ・自分で藍染め絞りをした生地にスイミーの絵柄を貼り付けた作品、

 ・ガラスにステンドグラス風に描いた作品、

 ・それから、東日本大震災に見舞われた三陸海岸を毎年にわたって訪問しレポートしてきた6年生のレポート

をおさめました。 この三陸レポートについては共同通信が取材したいと言ってきています。

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    本日の記事は以上です。

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