○全校朝会(みんなは一人のために 一人はみんなのために)
○【後日詳報】世田谷児童作品展 表彰式in世田谷美術館
(校長発:平成27年10月26日月曜) 晴れ 肌寒い日
昨日の日曜日、快晴のなか、世田谷美術館において「世田谷児童作品展」(岡田茂吉MOA美術館共催)の表彰式が行われました。
今年も本校児童が多数入選しました。 今年も、世田谷区内の小学校では本校児童の入賞が最も多く、いっしょに列席した他校の校長先生から、「都市大付属小は素晴らしいですね」と賛辞をいただきました。
全478名応募のなかから入選したのは95名ですが、そのうち本校から16名の入選ですから6人に1人が本校児童です。 他校の校長先生方が驚かれるのも無理ないと思います。
みんな、ほんとうによく頑張りました。
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(つづき)
世田谷児童作品展については後日詳報いたします。
素晴らしい作品ばかりですので、お楽しみにお待ちください。
【全校朝会(みんなは一人のために 一人はみんなのために)】
※児童会からのお知らせは、新しい5年生役員のデビューでしたが、後日掲載します。
本日の私の話では、音楽発表会が大成功のうちに終わったことについて、児童をねぎらうことから話しはじめました。
6年生の演奏が終わったときに「鳴り止まぬ拍手が成功を象徴的に表していて、とても感動した」というメールをくださった来賓の方のことを紹介しました。 6年生が名演奏をしたのは、6年生の実力発揮もあるけれども、その基盤には吹奏楽にはじまって1年生から合唱部をふくむ5年生までのそれまでの立派な演奏があって、会場の雰囲気を盛り上げたからだと伝えました。
そして、このところ、つとに有名になったラグビー日本代表チームに関連して、「みんなは一人のために、一人はみんなのために」という言葉について触れました。
音楽発表会に向けて、みんなが取り組んできた基礎には、この言葉と同じ心があったはずだと申しました。
心を一つにして取り組むとき、実は、そこには必ず、紳士淑女の国イギリスで生まれたスポーツのラグビー精神「みんなは一人のために 一人はみんなのために」という心がある。
誰か一人でもいじめられていたり、意地悪をされていたり、つらい気持ちの人がいるときには、そのクラス、学年は実力を100%発揮できない。 だから、「みんなは一人のために」 なのです。
逆に、誰か一人でも一生懸命しない人がいるときには、そのクラス、学年はまとまりに欠けることになって美しいハーモニーを奏でられない。 だから「一人はみんなのために」なのです。
ところで、ふだん、君たちが何か悪いことをしたり、いたずらなどをしたりしたとき、先生たちが怒ったり叱ったりされると思うが、そのとき、先生たちの心の中は涙で濡れているのだよ、そのことについて話しておきますと申して、次のようにつづけました。
先生たちは顔では怒っているが、心の中では泣いて泣いてつらい気持ちなんだよ、お父さんお母さんと同じ気持ちになって、「この子を絶対に立派な人に育てなければならない、本当は良い子のはずなのに、なんで、こんなことをするんだろう? ここはしっかりと叱って、立ち直らせなければならない、心を鬼にして叱らなければならない。」という気持ちなんです。
みんなのことを好きでたまらない気持ち、ひとりひとりのことを大切に思っている気持ちを、その反対にして、怒り叱らなければならないのだから、心のなかは涙でいっぱいなのです。 そのことを分かってほしいと思います。
そのことも分かったうえで、音楽発表会で示したみんなの心を今後も持続して立派なクラスや学年、学校をつくっていきましょう。と結びました。
↓ 事務長撮影の写真です。
本日の記事は以上です。