○テスト勉強で大事なこと・・中途半端な覚え方をしないこと
○夏休み生活展の審査(4日より公開)
○児童の土産話
(校長発:平成27年9月2日水曜) 雨のち晴れ
今朝、校内を巡回して回りました。 教育実習の先生方がついてくれているクラスをふくめて、みんな一生懸命、朝学習をやっておりました。
6年生の教室はさすが最高学年、受験もひかえ、一生懸命ひたむきな姿がそこにありました。 ある子が社会科テスト(歴史)の振り返り学習をやっていたものですから、ちょっと見せてもらいました。
そうしたら、×をもらっているほとんどがケアレスミスでした。 どういうミスかというと、歴史ですから漢字で書くことが求められているところをちょっと間違えたり、あるいは平仮名で答えてしまっているのでした。 ものすごくもったいないミスです。
それが、なんと14問もありました。 1問2点とすると28点も損しています。
間違えないで漢字でしっかり答えていれば90点になるところ、62点しかとれません。 90点と62点では、有名中学受験ではトップ合格と不合格かもしれないというほどの差があります。 偏差値でいえば、ゆうに10から15ほどの差があるでしょう。
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(つづき)
こういうところで損をするのをケアレスミスといいます。 本当なら、行きたい難関中学に合格できる力を持っていながら、ケアレスミスを直す努力をしないならば、志望校のランクを下げなければならなくなります。 難関校に合格するしないの差は意外とケアレスミスの差かもしれません。
大人だったら、漢字を覚えていなくても口で言えれば「ああ、この人は歴史に強いなあ」と思われますが、受験生はそうはいきません。 いくらすらすらと口で答えられても、漢字で書くように求められますので、そこをしっかりと覚えていくことが大事です。 しかも難しい漢字ではありません。
算数でも同じです。難問での差というよりは、基礎的な問題のところでミスしないかどうかの差が大きいかもしれません。 その積み重ねです。
それで、14問もケアレスミスがあった子をはじめクラス全体にお話ししたのですが、「○○くんは、ほんとうなら難関校に合格できるかもしれないのに、不注意な覚え方をしているので大きな損をしている。そこを直すことが大事です。 みんなもお互いに気をつけ合って勉強するようにしましょう。」と申しました。 それには中途半端な覚え方をしないことです。
11月の実力テストまでもう少しあります。 ぜひともケアレスミスをなくすよう心がけて勉強してください。 どんなに勉強してもケアレスミスが出るようだったら、実力を発揮できません。
【夏休み生活展の審査】
先生たちが夜遅くまで審査に余念がありません。 私もきょう投票しました。 投票点数に限りがあるため、いいなあと思った作品から三分の一に絞り込まざるをえませんでした。
素晴らしい作品でも入賞からはずれる作品があることが心配です。 でも、どんなコンクールでもそういうケースがあるとご承知いただいて、どうぞ、4日からの公開にお越しいただければと存じます。
↓ 少しだけ掲載しておきます。↓
【児童の土産話】
きょうも夏休みの思い出話に来てくれた子がいます。
↓ 3年生のMSくん。 今年のはじめ、まだ大涌谷の噴火危険レベルが通常だったころ、箱根に行ったと報告にきてくれたMくんです。 この夏休みは、ハワイに行ってきたそうです。 ビーチで遊んだほか、お父さんの運転でドライブを楽しんだと話してくれました。
本日の記事は以上です。