○6年卒業記念旅行【旭山動物園・氷瀑祭】・・教頭紀行文(その1)
○全校朝礼/明治神宮書道展表彰/あいさつ戦隊
(校長発:平成27年2月23日月曜) 晴れ
今朝、とても気持の良い経験をしました。 全校朝礼で児童たちにも紹介しましたが、出勤途上、車で岡本の聖ドミニコ学園ちかくの交差点でのことです。 そこは信号がない交差点ですが、公立小学校の3年生ぐらいの女の子が、私の車を先に行かせようと待ってくれていました。
でも私は周囲の安全を確認しながら、その女の子に先に渡りなさいと手で合図を送ったのです。
そうしましたら、私に深々とお辞儀の礼をしてから渡り始めました。 その礼儀正しいお辞儀にとても清々しさを覚えた私でしたが、その子が渡り終えてから二度びっくりでした。
渡り終えると、また私の方に向き直って、深々とお辞儀をしてくれたのです。
すがすがしい気持ちだけでなく、私の心は大きなよろこびへとふくらんでいきました。
「あいさつは勇気、あいさつは力、あいさつはよろこび」と普段からこどもたちに教えていますが、今朝、私は公立小学校の子から大きなよろこびをもらったわけです。
都市大っ子も、このようであって欲しいなあと思ったことでした。いま「あいさつ大作戦」の真っ最中です。 ぜひ、学校のなかでも外でも、あいさつをしっかりして欲しいと思います。
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|管理者| (2015年2月23日 16:35)
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【全校朝礼/明治神宮書道展表彰/あいさつ戦隊】
〈児童会からお知らせ〉
2月の生活目標は1月に引き続いて「挨拶を生活の習慣にしよう」です。 しっかり挨拶はできていますか。
児童会では、世田谷区の全員との挨拶を目指す「あいさつ大作戦」を行っていますが、先週の集計では、約8万5千人と世田谷区の人口88万人に遠く及びません。
そこで少しでも88万人に近づけるように、素敵な挨拶をしてくれるヒーローに「あいさつ大作戦」を手伝ってもらうことにしました。
紹介します。
あいさつ戦隊の皆さんです。
〈あいさつ戦隊から〉
皆さん、おはようございます。
あいさつ戦隊です。
「あいさつ大作戦」をお手伝いするために、遠い星からやってきました。
あいさつできない悪い子は レッドカード
声の小さい子には、イエローカード
僕たちにカードを出されないように、元気にあいさつしてください。 元気に挨拶をくれる人には、僕たちの素敵な笑顔とあいさつをプレゼントします。
では、明日から頑張りましょう。 さらば!
〈児童会から〉
2月も残り一週間です。 あいさつが習慣になって、いつでも、どこでも、気持の良いあいさつができるようになりたいですね。 以上です。
【6年卒業記念旅行【旭山動物園・氷瀑祭】
・・教頭紀行文(その1)】
卒業記念旅行の最後に見学した「旭山動物園」と「氷瀑祭」について、私と入れ替わりに行った板橋教頭より紀行文を寄せてもらいました。
まず今日は、旭山動物園について。 氷瀑祭についての文章は後日御紹介します。
フラッシュ動画と合わせてご覧ください。
上の動画は森島教諭撮影、下は滝澤教諭撮影です。 写真はこのほかにも掲載してまいります。
旭山動物園での一コマ
教頭 板橋昭夫
雪で塗した旭岳、十勝岳を擁する大雪山連峰を仰ぎながら、6年生一行は、心馳せて旭山動物園へ。
園は、斜面を有効に利用して作られていますが、冬はアイスバーン状態になり歩くのが困難な場所となります。
この日は例年にない暖かさのため、道はさほど危険なところもなく、ペンギンパレードを見学しました。
ペンギンパレードは、まるで機械仕掛けの人形たちが歩いているようで、何か味気なさが残りましたが、あちらこちらから「かわいい」という声が漏れてきました。
その後、グループで、自由に見学することができたので6年生の一部のグループと一緒に、手長猿の飼育小屋に入りました。
入るや否や檻の中の一匹のメス猿が私たちの傍にやって来て、いきなり腿の毛をまさぐって虫取りでもするようなしぐさを始めました。
その姿を遠目で見ていたオス猿が即座にメス猿の傍ら(かたわら)に来て頭を差し出すと・・・
メス猿はそれに自然に応えるようにして、オスの頭の毛の中をつまむような所作で毛繕いを始めました。
6年生の女の子たちは、その甲斐甲斐しい様子に目を見張っていました。
オスは少し得意げそうに、
「どうだい、お前たち、こんなことしてもらっている俺様がうらやましいだろう」
といった表情で私たちを見ています。
女の子たちは、そんな猿の表情が、まるで人間のようで面白おかしかったのでしょう。
「もう、へんな猿ね」
と笑いながら、その飼育小屋を出ました。
アザラシは、水に潜るときには、鼻の穴を自然に閉じ、水面に出ている時は穴を全開にしています。
7ー8頭のアザラシが水槽の中でくるくる胴体を回しながら気持ちよさそうに泳いでいます。
クリスタルのトンネルを抜ける遊びが好きなのか、勢いよく泳いでは、私たちのそばをこれみよがしに通過していきます。
遊び疲れたアザラシは立ち泳ぎして休んでいます。
でもきまって、同じ場所で休んでいるのは同じアザラシで、体調が悪いのか怠け者なのか少しとぼけ顔のアザラシさんでした。
多摩動物園やズーラシアの動物園と比べると動物の種類や規模は小さいのですが、そんな観察が身近にできるのが旭山動物園でした。
日が少し傾き出すと顔にあたる空気がピリリと冷たくなります。
昼時は3度あった気温も、帰るころは零下2度となり、風花のような雪がひらひらと舞い落ちてきました。