○全校朝会/「未来コンクール」作文部門優秀賞表彰式
○東京都市大学世田谷キャンパスに「歴史展示コーナー」開設
(校長発:平成27年2月9日 月曜) 晴れ
本校創立者の五島慶太先生の生家(長野県青木村)のミニチュア復元模型などを展示した、東京都市大学歴史展示コーナーが世田谷区尾山台の都市大世田谷キャンパスに完成しました。
五島育英会ホームページで紹介されています。
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【全校朝会/「『未来を作る』コンクール」表彰式】
きょうの表彰式は「未来を作る」コンクールという各種教育団体主催、文部科学省共催、トヨタ自動車後援のコンクールで作文部門、環境部門などがあるものです。
この数年、本校も作文部門に応募してきましたが、ことし初めて優秀賞に輝く子が出ました。4年生のMN君です。 その表彰式の模様を合わせてフラッシュ動画からご覧ください。
↓ 事務長撮影 1分
〈児童会からのお知らせ〉
おはようございます。
あいさつ大作戦が始まっています。 皆さん、しっかりと気持を込めて あいさつができていますか。 回数を増やすということだけでなく、一回一回のあいさつに しっかり心をこめるようにしましょう。
また、2月は計算力大会、漢字書き取り大会があります。 計画的に練習をし、満点を目指して頑張りましょう。
以上で児童会からのお知らせを終わります。
〈校長の話〉
私の話は、6年生の中学受験を労う(ねぎらう)ことから始め、きょうは6年生に向けてお話しますと前置きして、次のような話を致しました。
6年生はこれから卒業式まで一ヶ月あまりとなり、その間、北海道卒業記念旅行、国会見学などがあるけれども、「有終の美」を飾る一ヶ月にしなければならない。
「有終の美」を飾るとはどういうことかと言うと、みんなが気持ちよく卒業式を迎えられるようにすること、下級生が「お兄さん、お姉さん」と慕って、別れを悲しみながらも卒業を心から祝福してくれるようになることです。
そのためには、クラス全体の雰囲気を良くするように全員でつとめることが大事です。 受験から開放された安心感から、もう何をしてもいいんだと思うようなことがあってはいけない。
友達の悪口を言ったり、心ない言葉を投げたり、乱暴なことをしたりするというのはとんでもないことです。 クラスの雰囲気作りに協力しあってください。
江戸時代に橋本左内というお侍が元服のときに誓ったことがある。 元服というのは大人になる儀式で、昔の元服は12歳ぐらいから15歳ぐらいでやったから、ちょうど6年生ぐらいから中学三年生ぐらいまでの間に大人として認められたのが昔でした。
その橋本左内という人はみんなぐらいの時に、「稚心を去る」という決意をした。幼稚な心を捨てるということです。 こどもじみたことはしないということです。
友達の悪口を言ったり、乱暴なことをしたりするのは「こどもじみたこと」です。
算数を教えてくださっている中山先生は、前に慶応幼稚舎で担任をしておられたときに、6年生に「紳士淑女」になりなさいと教えておられたそうです。
こどもじみたことはしない・・・すなわち紳士淑女になるということです。 紳士とは弱い者の味方となって立派な態度で過ごす人です。 淑女とはおしとやかな女性、凛とした女性のことです。
このような人物を目指してこれから一ヶ月を過ごしてください。 国会見学のときは、国会議員さんたちからも、「この小学生たちはどこの学校の子たちだろう」とびっくりされるぐらい、立派な態度で見学をしてきてほしいと思っています。
以上のことが「有終の美」を飾るということの意味です。 頑張ってください。
以上のようなことを話しました。ご家庭でも卒業式までよろしくご指導願います。
本日の記事は以上です。