○緑の集会(石巻の「ど根性ひまわり」について)
○3年生「民家園見学」(後日詳報)
○あいさつ大運動(明日詳報)
○明日の雪予報について
(校長発:平成27年1月29日木曜) 晴れ
※きょうも出張ですので、お昼にアップしています。
- 明日、雪の予報が出ています。平野部は、お昼過ぎぐらいには雨に変わるという予報で、そのときは積雪に至らないということですが、どうなるか少々心配です。
本日、児童に「お知らせ」を持たせますので、ご確認いただきたいと存じますが、雪の状況によりましては、明日早朝、一斉メールを流しますので、よろしくお願い致します。
今日も寒い日です。その冷たいなか、3年生が次太夫堀公園にある「民家園」の見学に行きました。後日詳報したいと思います。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
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【緑の委員会集会(ど根性ひまわりについて)】
↓ フラッシュ動画からご覧ください。1分
以下、台本です。
まず、緑の委員の活動報告を致します。
校庭の落ち葉拾いや若桐テラスのプランターにチューリップとムスカリの球根を植えました。春にきれいな花を咲かせるためにお世話していますので、若桐テラスの前を通るときは是非みてください。
またお願いがあります。バス停までの坂道の植え込みには絶対に入らないでください。植えてある植物が枯れてしまいますので、絶対に踏まないでください。
それでは、今から「2011年の夏に咲いた『奇跡の花』」について報告したいと思います。 2011年は忘れもしない震災のあった年です。
2011年3月11日、宮城県石巻(いしのまき)を津波が襲いました。石巻で水道管配管業を営む黒澤さん(くろさわさん)の自宅も流されてしまいました。 打ちひしがれた黒澤さんでしたが、しばらくしてから黒沢さんは、
「いつまでもこのままでは駄目だ。少しでも前に進もう。でも、復興のためにどのようなことから始めたらいいのだろうか。」
と考えました。
そして、震災から一ヶ月となる2011年4月11日のことです。 まだ がれきにおおわれていた中に、
「がんばろう! 石巻」の看板が立ちました。黒澤さんの自宅兼店舗があった場所です。
「津波に負けたくない。地域の人々を励ましたい。」
との思いから、黒澤さんが津波で流れてきた木材を使って黒澤さんが手作りで作った看板です。
縦2メートル、横11メートルの看板は、
「復興を目指す街のシンボル」となり、また「祈りの場」ともなりました。
黒澤さんは「看板を立てることで、自分が負けるわけにはいかない。」と強い気持ちを持つことができました。
さて、その後のことです。看板が立っている場所に、なんと向日葵(ひまわり)が伸び始めたのです。
津波によりどこかから流されてきた向日葵の種が、がれきを掻き分けて芽を出してきたのです。石巻の人たちは、このたくましい向日葵の姿に勇気をもらうことができました。
それで「ど根性ひまわり」と名付けました。
「ど根性ひまわり」は津波にもヘドロ、塩害などの逆境にも負けずに、芽を出し花を咲かせた「奇跡の花」なのです。 その向日葵からとれた種を翌年も育て、その翌年も育て、去年の夏に咲いた花で四世となりました。
昨年の「まめ記者講習会」は石巻で開かれましたが、本校の「まめ記者」たちが、石巻との絆(きずな)の証として、「ど根性ひまわり」の種をもらってきました。
春には都市大小でも、この種を植えて、ど根性ひまわりの命をつなげていきたいと思います。
今年の夏、都市大小に「ど根性ひまわり」が咲くのが今からとても楽しみです。皆さんも楽しみにしていてください。
以上で緑の委員による集会を終わります。
※上の看板写真は「がんばろう!石巻の会」のホームページ動画よりお借りいたしました。
【あいさつ大運動】
明日から児童会が中心となって始めます。詳しいことは明日の記事でお知らせします。
本日の記事は以上です。