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○新春書道展(5年 6年)
○山に関する季語
○卒業生来訪(1月20日)

(校長発:平成27年1月28日水曜) 晴れ


  月の出て 眠る山々 昼のまま

 鈴木花蓑(はなみの)という俳人の作品です。 高浜虚子に俳句をまなび大正から昭和にかけて活躍した人だそうです。 裁判官だったといいます。 上掲の俳句は、冬の山村の風景、それも月夜の風景を詠んだ句です。

 「山眠る」は冬の季語。 「山」の季語はおもしろいですね。

 春が「山笑う」・・・伸芽が吹き出し、また、花々も咲いて、春を迎えた喜びそのままの表現です。

 夏は「山滴る(したたる)」・・・雨の多い日本の夏。みずみずしい山の木々をよくとらえています。

 秋は「山装う(よそおう)」・・・美しい紅葉に飾られた山々がお化粧をし着飾ったかのように見えるわけですね。

 そして冬が「山眠る」・・・冒頭の句は、「眠る山々」としていますが、これは五七五の七音に入れるための工夫です。葉を落とした木々も多くある冬の山、冬眠する動物とおなじように来るべき春にそなえて静かに眠っているかのような様を表していますね。

 これらの山の季語をあじわうと、俳句っていいなあと思います。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【新春書道展(5年 6年)】

 さて、今日は5年生と6年生の新春書道展をご覧いただきます。

 高学年ともなると本当に上手な書き手が出てきます。またどの子も力強い運筆をみせるようになりますので、鑑賞していて書の醍醐味を味わうことができます。

 5桜ではみんながいるところで撮影しましたので、その風景も入れてあります。 6桐は試験の答え合わせをしているところで撮影させてもらいました。真剣に答え合わせにとりくんでいる風景を入れてあります。 5桐、6桜の皆さんには申し訳ない気持がしますが、ご了承願います。

 また6桜の教室に入ったときに卒業生のT君が鑑賞にきていました。 そこで写真におさまってもらいました。 下の写真がそれ。少し話をしましたが、高校を中退して、米国に留学するそうです。 本校建学の精神にある「世界にはばたく」を実践しようとしているT君の前途に栄光あれと祈ります。

         ↓ では、フラッシュ動画をご覧ください。


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        本日の記事は以上です。

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