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○4年社会科見学(その2:【12月15日】浅草 浅草寺 仲見世】)
○演劇クラブ発表会(後日詳報)

(校長発:平成26年12月17日水曜) 晴れ


 あっという間に師走の月も半分以上が過ぎてしまいました。

 年の瀬を感じるいとまもなく日々を過ごしている状況ですが、明後日でサードステージが終わり、もう冬休みとなります。

 きょうは幼稚園のクリスマス会でした。 本校のことではありませんが、感心したことがありましたので、皆様にもお知らせし、いっしょに考えていただきたく、つづきで記しておきたいと思います。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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(つづき)

 それは、年長組の先生方がクリスマスクイズを出したときのことです。

 「サンタさんが赤い服を着ている理由は何でしょうか?

  1,大好きな色だから
  2,目立つ色だから
  3,みんなを幸せにする色だから 」

 という問題でした。

 園児が挙手でこたえるのですが、年少と年中の子たちは、多くが1と2に手を挙げる中、年長さんたちの多くは3に手を挙げたのです。 

 なおかつ少ない中でも、3に手を挙げた数は年少さんより年中さんのほうが多かった・・・すなわち年齢が上がるにつれて3を選ぶ子が多く、年長さんになって激増したのです。

 私がなんで こんなことに感心するかと言いますと、答えの1と2に比べると、3がずいぶん高次の概念だからです。

 年端(としは)のいかない・・・まだ6年前にはこの世に誕生していなかった子らの世界で、わずか1歳2歳のちがいで、すでに高次の抽象的概念を理解する違いが生じる。

 興味深いなあと思ったことでした。4歳から5歳のところで人間の抽象的理解力に一つの飛躍がある・・・

 やっぱり幼稚園の世界は3歳から5歳で区切って(すなわち5歳を最高学年として)教育することに意味があるのだと思った次第です。

 これを5歳で区切ると、3,4歳が「仰ぎ見る存在」=尊敬の念でみる存在(5歳児)がいないわけで、「縦割り教育」という効果が出せないことになります。 そういうわけで、やっぱり5歳児を幼稚園に入れておくことが大事なのですね。

 その5歳の子らが小学校に入学して、こんどは一番下の学年として上級生をみならいながら、尊敬の気持を持ちながら、自分もさらに進化をしていく・・・・・人間の教育世界というものは実に深淵です。

【4年社会科見学(その2:【12月15日】浅草 浅草寺 仲見世】)】

 さて、きょうは浅草見学のようすをご覧ください。

           ↓ 



【演劇クラブ発表会(後日詳報)】

 今年はクラブ発表会の模様を十分にお知らせできていないのですが、なかでも演劇クラブはすでに2回上演しているのに、私はただの一度も本ブログでお知らせしておりません。 

 前2回は出張等で鑑賞すらできませんでした。

 きょうやっと、鑑賞することができました。 演目は「あんちゃん けんかするな」というものを、「ねえちゃん けんかするな」と焼き直して板橋教頭が脚本に手を入れたものでした。

 もう30年ほど前から小学校演劇界で上演されているものだそうです。

 ビデオにも撮影したのですが、ここにアップするには編集に膨大な時間がかかるものですから、終演後の呼びかけの部分だけを静止画フラッシュ動画でご覧いただきます。

 演劇部の面々は女子だけですが、なかなか劇達者な子たちです。 一昨年ひさしぶりに復活した本校演劇クラブですが、これから連綿とつづいてほしいなあと思います。

                ↓ 演劇クラブの役者さんたち



            本日の記事は以上です。

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