○全校朝会
○法人本部の部長さんの感想文@音楽発表会
○父母の会活動
(校長発:平成26年10月20日 月曜) 晴れ
- 本日は早めにアップしております。
- 本日、父母の会厚生部の皆さんがご来校くださいました。また先日は拡大総務会(総務+専門部長さん)が開かれましたのに、お知らせしておりませんでした。ここにお詫びして合わせてご紹介します。
音楽発表会明け、初めての登校です。みんな、晴れやかな笑顔で登校してきました。
全校朝会を開きましたが、挨拶も元気よくできました。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
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【全校朝会】
私の話では、まず音楽発表会の労をねぎらいました。
そして、有数のホールで実施するにあたって一抹の不安を持っていたことを伝えました。
ホールの名に恥じない演奏、合唱ができるだろうか、ホールの方から次年度以降もよろしくと言ってもらえるだろうかと思っておりましたと。
10月から12月の公演予定を調べるだけでも、名だたる方々、世界一流のバレエ団や交響楽団の名前がずらりと並んでいます。
そういう人たちと同じステージに立つというだけで有り難いことですが、立つ以上はそれに恥じない立派な舞台に仕上げる責任があります。 「小学生であれだけのことをやれるのは素晴らしい」とお褒めの言葉をいただきました。 正直ほっとしています。
皆さんに、ありがとうと申し上げます。
これから「勉強集中月間」に入ります。頑張りましょう。
↓ フラッシュ動画 事務長撮影
〈児童会からお知らせ〉
先週の音楽発表会は、皆さんの頑張りが実った素敵な発表会になりましたね。
練習で身につけた集中力をこれからの生活に生かしていきましょう。
また、2ー6年生はもうすぐ計算力大会と漢字書き取り大会があります。
計画を立てて、しっかりと練習しましょう。
自己ベストを更新できるといいですね。
頑張りましょう。
【法人本部のW部長さんの感想文@音楽発表会】
17日の音楽発表会に、五島育英会(法人本部)から10名以上の方にお越しいただきました。
その中のお一人、W部長さんが大変うれしい感想文を寄せてくださいました。
とても名文でもありますので、ご了解をえて全文を掲載させていただくことにしました。
どうぞ、ご一読願います。当日の感動を、今度は文章で味わえることと思います。
- 毎年行われている付属小学校の「音楽発表会」に初めて出かけることができた。
理由は、仕事場に近い渋谷文化村のオーチャードホールでの開催となったからである。昨年までは、府中の森で行われていて、評判の高い行事であった。
10年来の念願がかなったと重永校長があいさつの中で話していた。
音楽発表会は、1年生から順に6年生まで一曲ずつ披露され、その他、吹奏楽クラブ、合唱部の演奏、そしてフィナーレは会場一体に歌う構成で、全9曲、2時間40分の熱演であった。
吹奏楽クラブの「サザエさんア・ラ・カルト」から始まり
1年生の「リトルマーメイド」、
2年生の「100万回生きたねこ」、
3年生の「インドネシア民謡レンガンカンクン」、
4年生の「もののけ姫」、
合唱部の「ぼくらは仲間」、
5年生の「沖縄民謡うつなーのてぃだ」、
6年生の「ピータールー序曲」、
そして全員で「人間になりたかった猫より」というプログラムであった。
この構成は、低学年から高学年に向かって行くところが味噌である。つまり、6歳くらいから12歳への人の成長が手に取るように解るのである。
低学年は稚拙で、高学年の方が上手いということではない。
各学年ごとに、その年齢の限界を越えようとするひたむきな人間の好奇心が、絶え間ない練習を駆動し、1年生とは思えない固有の表現が、80名一人ひとりの個性が響きあって表出するところに我々は感動する。高学年になるほど、扱える楽器が増え、曲の音楽的構成が重層的になり、表現に多様性があらわれ、なるほど人は、さらに高みを目指すものなのだと納得する。
そして子供たちは、音楽発表会に向けての練習の日々について、出来ないことが出来るようになり、次第に苦しみが喜びに変わるその過程を体で体感し、共に奏でることの達成感に満足しているようだ。
さらに彼らは、隣の仲間の音を聴き、仲間の音に合わせることが出来た時の、例えようもない美しいハーモニーに自らが感動しているようだ。小澤征爾さんが音楽塾で「人の音を聴きなさい」としつこく指導していたのは、この響き合う一体感を求めてのことだと思う。
私は、すべての演奏に感涙し、感動したのであるが、特に平成23年度NHK全国音楽コンクール課題曲「ぼくらは仲間」(やなせたかし作詞、鈴木憲夫作曲)の静かな抒情的な旋律を、二部合唱というシンプルな構成の中で、大事に、丁寧に歌いつくしていたことにうるうるした。
そして、6年生の「ピータールー序曲」(M・アーノルド作曲)は、ピアニカ主体でありながら、多彩な楽器をちりばめたオリジナルな構成にビックリ。
「平和な日常から権力との戦い、そして敗北、だが希望を込めて確かな生活を求めてフォルテシィシィモの全合奏で閉じる」
この曲は、イギリスでの出来事を表している。ピアニカをトランペットのように少し斜め上に構える子供たちの姿勢がかっこいい。恐ろしいくらいに音量が豊かだ。
打楽器や金管楽器の活躍も合わさり、コーダでの繊細で怒涛のクレッシェンドは、演奏表現の白眉であった。会場と演奏者が一体となった瞬間が訪れた。惜しみない拍手がホールを満たし、ついに音楽の神様が子供たち一人ひとりに降臨した。
それにしても、先生方、お疲れ様でした。
本日の記事は以上です。