○夏休み生活展・・・力作ぞろいゆえ今年も採点が難しくて頭がいたい
○校長室来訪児童
(校長発:平成26年9月2日火曜) 晴れ
私もきょうから夏休み生活展の展示を見て回っております。 9月5日からの公開に向けて「優秀賞」「努力賞」の選定のためです。
この選定には、毎年、頭をなやめますが、今年も実に頭がいたい。 きょうは研究部門だけを回りました。
研究ですから、レポートの表紙が見栄えがしなくても、中を開いてみてびっくりという作品がいっぱいあります。 つぶさに見て回るとそれだけで疲れ果てます。私はきょう、4回に分けて拝見しました。
こうやって回ってみて、どれもこれもすばらしい。全部に投票してあげたいと思いました。
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(つづき)
しかしながら、教員一人あたりの持ち点が決まっているため、全部に投票はできません。私は研究部門だけで、もう持ち点の何倍もの作品を数え上げております。 この中から絞り込まなければならない・・・ どうしようか苦慮しております。
そういう表情をしていたのでしょう。 私の後ろを通った6年生のK君らが、「校長先生、すごい作品ばかりだから、選ぶのに今年も苦労なさいますねえ」と同情してくれました。
そういう次第ですので、選からもれても決してくじけないでください。
回りはじめてすぐ、1年生の作品で「おてつだいじゅくにさんかして」というのがありました。「おてつだいじゅく」なるものがあるのか?と興味深く中を拝見すると、おもしろいことが書いてありました。
「家事塾憲章」というのがあるのだそうです。
1,家事とは「生きること」
2,家事とは「人とつながること」
3,家事とは「次の世代に手わたす文化」
また、「よろしくの掃除」とか「あさめし前の家事」というのも紹介してあり、大変興味深く拝見しました。・・・・・・ うーーーん、私も「おてつだい塾」の合宿に参加しなければならんかな(笑)
それはさておき、本校の夏休み生活展は大変レベルが高いため、参加するだけでも大いなる価値があります。そう受け止めてもらえればと思います。
※ さて、以前にも書いたことがありますが、 本校の「夏休み生活展」は、「ひと夏の思い出」作りとして、家族ぐるみで作成することを認めています。 もちろん、児童の力だけで取り組むことを推奨いたします。そうではありながらも、より多くの手で取り組むことによって狙いとしているのは、次のようなことです。なによりも 高いレベルの作品に仕上げることができます。そのことによって、1、児童の達成感や満足感を高め、自信をつけることができます。2、また、高いレベルの作品は見るだけで、ほかの児童に感動や感銘をあたえることができます。このようにして全体が高まりあおうという空気を作り出すことができます。家族で取り組むときには、とくに低学年のうちは、「ひと夏の想い出づくり」として家族共和を演出することができ、家族共和自体が児童の成長に大きな意義をもちます。もちろん、児童一人の力でやらせて、それを家族ぐるみで励ますというのも同じ効果を持つことは言うまでもありません。ただ、その場合でも高いレベルの作品を目指させていただきたいと思っております。以上のようなことを考慮にいれて「生活展」をご覧いただきますようお願い致します。
【校長室来訪児童】
「土日の連休で箱根に行ってきました」と土産話にきてくれました。
↓ 4年生HKさん
本日の記事は以上です。