文字サイズの変更

○人間の作り出したものに負けてはならない@2ndステージOPセレモニー
○転入生@2ndステージOPセレモニー
○児童の夏休み・児童の活躍

(校長発:平成26年8月27日水曜) 雨ときどき曇り


 今日からいよいよセカンドステージです。
 セレモニーでは、みな元気の良い挨拶をしてくれました。夏休みを充実させて過ごしてきたことをよく表した挨拶だと思いました。

 都市大っ子が、事故にあわず事件に巻き込まれることなく夏休みを過ごして、今日を迎えたことを喜びあいたいと思います。しかしながら、この夏も日本列島は豪雨に見舞われ多くの犠牲者がありました。心に留めていかなければと思います。

 転入生もありました。元気よく挨拶してくれ、また配属クラスの5桜のみんなも目を輝かして、あたたかい気持ちで迎え入れることを私に話してくれました。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

.
セレモニーでの私の話は、記事のいちばん最後に記します。

【児童の夏休み・児童の活躍】

1,ジュニアオリンピック全国大会に本校5年生が出場し、決勝7位入賞

 ユーストリームで実況中継放送されました。ちょうど校務の合間でしたので、カメラで撮影いたしました。 5年生のMIさんです。
  下の動画では、手前から2コース目です。堂々全国7位ですからたいしたものです。

             ↓ 15秒


2,鳥取県の祖父母様のところに行ってきた3年生 KS君

 山陰地方にまつわる神話「稲葉の白ウサギ」をモチーフにしたお土産をもってきてくれました。

 お菓子に、ガマの穂とうさぎがあしらってあります。絵を見て、一瞬、ススキかと思いましたが、神話に照らしてガマの穂ですね。

2014-0827-3nen-KS.jpg

3,沖縄県宮古島に行ってきた4年生 ETさん

 演劇クラブで活躍しているETさん。いつもながらにポーズをきめてくれました。
 「宮古島まもる君」という警察キャラのおみやげをもってきてくれました。

 ハンカチにある台詞は、「んーなしぃ がんばらやー」・・・みんな がんばれよという意味だそうです。

2014-0827-4nen-ET.jpg

4,大阪に行ってきた5年生 YNさんとおともだちのAMさん

お母さんのダンスのお弟子さんの結婚式に参列してきたそうです。
ちょうど私どもが全国教員夏期研修会に行っていたのと同じ期間でした。

お好み焼きがおいしかったですが、その味を思い出させてくれるおせんべえの土産でした。

2014-0827-5nen YN AM.jpg

【2ndステージオープニングセレモニー・転入生紹介】

 事務長撮影のフラッシュ動画からご覧ください。

                    ↓50秒


【人間の作り出したものに負けてはならない@校長の話】

オープニングセレモニーの校長講話では、冒頭に書いたことをお話したあと、大要、次のようなことをお話いたしました。

私も、九州宮崎の生まれ育ちなので、天からバケツの底が抜けたような大雨は何度も経験しているが、それでもそれはたかだか10分か20分つづくぐらいのもので、一時間も二時間も続きはしない。

しかしながら、このまえの広島県の豪雨をはじめ日本列島に災害をもたらしている豪雨は、1時間あたりの雨量が100mmを超えて、しかも2時間も3時間も続くというのだから、大雨になれている私ですらびっくりするほどのものだと思います。

これはバックビルディング現象といって、ひとつの積乱雲ー入道雲が前線にはばまれて立ち止まってしまったところに、二つ目三つ目の入道雲が立ち現れて、後ろから次々に押し寄せてビルディングが建ち並ぶように入道雲が地上をおおいつくすことで、いつまでも豪雨が消えないために起こるのだそうです。

山の土が水だらけになって流れ落ちてしまう、これが土石流です。いままで、どんなに丈夫な地盤だったとしても、バックビルディング現象で水浸しになってしまえば、もう流れ落ちるしかないということで、これだけ多くの地方が被災しているわけです。

三年半前の3・11以来、日本人は自然というものが時に恐ろしい力をむきだしにするということを毎年のように見せつけられているけれども、みなさんも、自然というものをなめてかかることのないようにしなければならない。 自分の命を自分で守るということをあらためて肝に銘じてほしいと思います。

ところで、もう一つだけ話しておきます。

それは、自然には人間は負けるけれども、しかしながら人間が自分で作ったものに負けてはならないということです。人間はいろいろ便利なものを作っています。自動車もそうです。自動車は交通事故なども起こすが、交通ルールを守り、安全運転をすれば人間の役にたつものです。

それと同じ事が、ケータイやスマホにも言えます。本校は、皆さんがケータイやスマホを持参登校することを認めていますが、それはおうちの人と連絡をとりあって、登下校の安全を守るためのものであって、友達同士で連絡をとりあうためではない。夏休みに入るころに、都市大っ子のなかに、そのような人がいるということを耳にしました。

そういうことは絶対にしてはならないということを、本日あらためて申しておきます。

これに関連して、今朝の朝日新聞天声人語に次のようなことが書いてありました。ケータイやスマホで、メールやらゲームをやっている時間が長いこどもほど成績が悪いというのです。考えてみればこれは当然のことですね。みんなが過ごしている時間はまったく平等ですから、スマホやケータイに熱中している人は、そうでない人より勉強につかう時間が少なくなります。

その分、成績に差が出るのは当然です。 そのほかにも目の疲れ、脳の疲れなどの差もあるのかもしれません。

いずれにせよ、ケータイもスマホも人間が作り出したものです。人間が作り出したものに人間が負けるなどということがあってはなりません。

セカンドステージの始まりにあたって、よく考えてほしいところです。

だいたい以上のようなことを話しました。

        本日の記事は以上です。

カテゴリ: