【5年生 余島臨海学校第4日(アクティビティ体験最終日)】
【4年生 ブリティッシュヒルズより帰着(事務長報告)
校長発:平成26年7月16日 水曜) 晴れ
※4年生が本日帰着しました。事務長が最終日の模様を facebook本校公式ページ で報告しております。ご覧ください。
5年生臨海学校は、ちょっと心配していた天候がこれまでの四日間、まったく杞憂(きゆう)に終わりました。
東京駅の出発式で、私は、引率者は「晴れ男」「晴れ女」の勢揃い(せいぞろい)だと話しましたが、その通りの四日間になりました。
「今だから話」ですが、実は、中に「強烈な雨男」の先生もいたのですが、今回を境に「晴れ男」に生まれ変わったようです。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
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※今日は私がカメラを水中に没してしまい、肝心のメインイベントを撮影できていません。
どうして水没させたかは以下の本文をお読みください)
どうして水没させたかは以下の本文をお読みください)
余島臨海学校はそのアクティビティ体験が今日で最後です。最終プログラムは、午前中 午後をとおして、「カヌー・カヤックトリップ」でした。
余島から対岸の小豆島(浜辺)へ往復4キロを自力で航海する海のトリップです。
昨日、リハーサルをやっているとはいえ、昨日のは、余島を海岸沿いに2キロを一周するものでした。きょうは、海岸沿いではなく、2?とはいえ海洋を横断するトリップですから、途中はまったくの大海原です。波も大きく揺れる波の上を渡っていきます。
トリップの前には、余島リーダーや担当の滝澤先生から
「余島臨海学校始まってから初めての航海です。これまでの5年生は天候や体力の関係で実施できなかったことを、天候に恵まれたこともあるが、みんなが本当によくがんばって練習してきたので初成功にチャレンジしたいと思います。心して挑戦しましょう」
と言われていましたので、皆、緊張していたのですが、見事に航海をやりとげました。
スタート前に全員の団結を固めるエールの儀式をおこなって士気を高めてからスタートしました。
私は昨日まではカヤックに一人乗りでしたが、きょうは「航海士」として四人乗りのカヌーに乗り込みました。
カヤックの一人乗りは全体の行程と隊列を乱さなければ自分の判断で操船できますので、私は要所要所でカメラ撮影を出来たのですが、今日のカヌーは、ちょっと手をゆるめたり私がこぐのをやめてカメラを操作しようとすると、たちどころにカヌーの進路が狂います。
それでも、「大航海」の様子を臨場感もって撮影しようとしました。ところがどっこい、カヌーの一員として乗り込んでいる以上、そんな甘い考えは許されませんでした。撮影のために私がこぐのをやめると案の定、進路がくるってしまうのです。
それで、当たり前のことではありますが、自艇の安全(同乗クルーの安全)および全体の隊列編成を乱さないためにカメラ撮影を直ちにあきらめました。
ただ、洋上において「水飲みのための若干の途中休憩」(カヌーをこぐのをやめる)があるので、そのときに撮影できるな、操船しているときでなくても、その撮影ができるだけでもいいと思い直しながら、カメラをカバンのポケットに入れようとしました。その刹那(せつな)のことです。なんとカメラを落としてしまいました。
カヌーには、乗り込むときに足についた水がいっしょに入りますので、底に少しの水たまりができています。そこにカメラがポチャン・・・洋上休憩のときに撮影を試してみましたが、まったく操作できませんでした。
でも、そんなことはいいのです。自艇のクルーの安全第一、全体の隊列編成の安全第一ですから。
あとは操船だけに力を集中して、みんなといっしょに「大航海」を乗り切ることができました。
大海原を同乗クルーのこどもたちとともに、隊列を組んでいる都市大小5年生の仲間とともに操船しているときの爽快感、結束の力を味わう充実感は何者にもかえがたいと思いました。
ありがとう、都市大小5年生、導いてくださった余島リーダー、引率の先生方をはじめ臨海学校スタッフ。
対岸の小豆島浜辺に着いたら、さっそく昼食の準備です。昼食は「カートンドッグ」と握り飯。「カートンドッグ」は「箱のホットドッグ」のこと。砂浜で蒸し焼きにして食べます。握り飯と合わせて女子が「大航海」スタート直前に、全員で用意してくれたものです。美味でした。
森島先生が「愛情がたっぷり入っているから」と言っていましたが、「大航海の仲間」としての愛情を感じることができた至福のときでした。ちなみに女子が「カートンドッグ」と握り飯を用意している間、男子はカヌーとカヤックを浜辺まで運び、航海に備える役割でした。
おなかを満たしてから、帰途の「大航海」に乗り出しました。順調に余島に帰り着くことができました。
そのおかげで時間に余裕が生まれましたので、3時までのしばしの時間、海水浴遊びを行いました。「洋上相撲大会」と「洋上駆けっこ」に興じて、大いに羽を伸ばしました。
そして、夜は夕食のあと、「カウンシルファイヤー」を行いました。これは、これまでの臨海学校を振り返り高揚した気持ちをクールダウンさせながら自分たちが学んだことを心に刻み明日へ生かすためのファイヤーです。
小さく燃える火を長い時間かけて見つめたあと、一人一人自主的に手を挙げて発表していきます。最後は先生たちの言葉で締めましたが、みんなの心にこの臨海学校のことが生きて明日につながることを祈っております。
さあ、明日はいよいよ飛行機で羽田に帰り着きます。
たくさんの土産話をお楽しみにお待ち下さい。
私の撮影した写真も夏休みに少しずつアップしていきますので、それもお楽しみに。
今日も一部の写真で申し訳ないですが、カヌー カヤックトリップに出航する前のエール儀式と海水浴遊びのときの洋上相撲のムービーをご覧いただきます。
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本日の記事は以上です。