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○「3年間皆勤賞」@6年生の2名へ
○下級生の贈る言葉「ありがとう6年生」@3月6日6年生を送る会より

(校長発:平成26年3月12日水曜) 曇りのち雨

 本日は二子幼稚園で卒園式に先立って、年長さんと保護者の皆様が「謝恩会」を開いてくださいました。 あと5日を過ごすと卒園で小学生へと巣立っていくのですが、年長さんたちが「ビリーブ」の合唱をプレゼントしてくれました。

 そのときから、何名かの子が涙を流しはじめました。

 年長さんは6歳になったばかりです。生まれて6年なわけですが、卒園の意味をしっかりとらえているのですね。別れの意味をとらえているわけです。 これはきっと涙を流していない子たちにも共通のことだと思います。 みな表情がいつもと違いました。 とても感動致しました。

 人間って子供の時から確実に「人間らしい感情」をはぐくんでいることを象徴していると思った「謝恩会」でした。 あの子らの10倍の年数を生きている私は果たしてどうか・・・しっかり振り返れよ!と我が身を叱咤した一日でした。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【下級生の贈る言葉「ありがとう6年生」@6年生を送る会より】

 昨日は、6年生の「翼がほしい」合唱を歌付きでご覧に入れました。

 本日は、同じく事務長に録音してもらった音声付で、下級生から6年生に贈る言葉をご覧に入れましょう。 私もこれらを再度聞きながら、立派な卒業式にする気持ちを固めております。

     ↓ 1年から5年まで全収録です。5分ほどの長さです。 

【「3年間皆勤賞」@6年生へ】

 本校では6年間全皆勤賞、6年間精勤賞のほかに、「3年間皆勤賞」も表彰しております。

 中学生や高校生では「全皆勤」が「3年間」です。すなわち、小学生の場合、6年間を皆勤できなかったとしても、その途中の「3年間」を皆勤したら、それは小学生として中高生に優るとも劣らぬ素晴らしいことであるという考えから設定しているものです。

 ですから、3年修了時点(1年から3年まで)、4年修了時点(2年から4年まで)、5年修了時点(3年から5年まで)、6年卒業時(4年から卒業まで)において、それぞれの「3年間皆勤賞」の表彰を行います。

 6年生は卒業式において「全皆勤賞」と「精勤賞」の表彰を行いますので、「3年間皆勤賞」は本日行いました。

 2人が対象者でした。5年生以下の「3年間皆勤賞」は後日表彰します。 

 もうすでに会場は卒業式スタイルに整っていますので、椅子に座って、しかも6年生が先頭に着座するという状態での表彰式でした。

 私が3年間皆勤賞の表彰の意味と、中学生になってからは全員が同じスタートで全員に中学皆勤賞の資格があるから、皆勤賞を目指すように話した後、2人の表彰を行いました。

   ↓ バス運転手さんの清水さんと白澤係長が撮影してくれました。

   ↓ 1分

注:なお「皆勤賞」について2つ注記しておきます。

1) 皆勤賞は単に「欠席がゼロであれば必ずもらえる」というものではありません。著しく遅刻が多くて生活がだらしない児童の場合は、欠席がゼロでも「皆勤の名に値しない」と判定し皆勤賞の対象からはずすことがありますので、ご注意願います。

   ※中学・高校では、「欠席遅刻早退および授業欠課」の全てがゼロの場合を「皆勤」とする規定を
    設けている学校がほとんどです。体が十分強くできていない小学生の場合はそこまで厳格化す
    ることは誤りだと思っております。「欠席ゼロ」+「遅刻早退が少なくてだらしなさがないこと」を
    「皆勤賞」とするのが良いと思っているわけです。

2) 皆勤賞を取ることが自己目的化してしまって、本当に体調不良や怪我の程度がひどい場合などに無理して通学させることは、児童の健やかな成長という観点から間違ったことですので、おやめください。 皆勤賞を取ることよりも健康が一番です。 健やかな成長を優先して皆勤賞をあきらめるという選択が正しいということを知っておいてください。

    ※但し、インフルエンザ等の法定伝染病による欠席日数は「出校定数」からはずしますので、
     その他の日が皆勤であれば皆勤賞となります。ご安心ください。

    ※私事で恐縮ですが・・・・・
     私は小学校から中学校まで9年間全皆勤賞で、高校進学後も皆勤賞を目指して通学しておりました。
     小学校からの12年間全皆勤を目指していたのです。私なりにとても名誉なことと思っておりました。
     しかしながら高2で殴られて怪我をした時に、無理して通学するのではなく自宅療養を優先して、
     12年間全皆勤をあきらめました。殴られての怪我であきらめざるを得なくなったのではありますが、
     怪我治療が長引いて思わぬ後遺症が残るよりも、あきらめて良かったと思っております。

 ※以上のことからしても、皆勤賞というものは表彰に値するものです。それは、「体調管理」に加えて、
  「強い意志」と「天運」を味方に付けているからです。天運を味方につけるのは実力の一つです。
 私の上述の例でいえば、私は天運を味方につけることができなかったわけです。

        今日の記事は以上です。

 

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