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○2月17日ミクニレッスン
○父母の会文化部の活動

(校長発:平成26年2月18日火曜) 晴れ

      ※今日はこれから研修出張です。早めにアップしております。
       校長室来訪児童については明日の記事に回します。

本日、父母の会文化部のお母様方が震災備蓄のミネラルウォーターの交換をしてくださいました。

寒い中、大量の段ボール箱の入れ替えで大変だったと思いますが、本当にありがとうございました。

 先週からずっと雪融けの湿った状態にあるため、体育の授業も遊び時間も校庭が使えず、子供たちは校舎の中だけで過ごしておりますが、先生たち一同、子供たちに同情する毎日です。

 それでも、校内は元気な声に満ちているのが救いです。

 6年生も今日から登校してきて有終の美を飾るために真剣に生活を送っています。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【2月17日ミクニレッスン】

 昨日のミクニレッスンの模様をお知らせします。

 あと2回となった今年度のミクニレッスン。今回は、「美味しいとはどういうことか?」というテーマで、三國先生自身の生い立ちに学びながら、人間の味覚はどのようにして育つのかということを学ぶ授業でした。

 ミクニ先生の故郷、北海道増毛(ましけ)の風光明美な環境やご自身の2歳ぐらいの可愛い写真、先生を育てられたご両親の写真などもスライドに映し出されました。

    ※増毛町のホームページ

   「マシケ」とはアイヌ語で「カモメ」のことだそうです。今は増毛ではゴメと呼ぶそうです。
   北島三郎さんの歌に「♪ ゴメのー ♪」というのがあるよと言いながら歌われました。
   なぜカモメがたくさん飛来するかといえば、増毛には魚のニシンが大量に集まり、
   それを求めてなんだそうです。

 ミクニ先生のご実家の庭は海辺の砂浜だと聞いて、子供たちはびっくり。毎朝、昆布や魚等が流れ着いたのを食材にしていたと聞いてなお仰天。 ウニだって採れたんだよと聞いたときは、うわーっと喚声が上がりました。

 とくに「海のパイナップル」と呼ばれ五味すべてが揃っている「ほや」を新鮮な状態で毎日のように食べたことがミクニ先生の味覚を育てたと聞いて、「世界のミクニ」になった理由が理解できたように思いました。

 帝国ホテルの総料理長だった村上信夫シェフとのツーショットも映し出され、三國先生がどれほどの存在であるかも理解できました。村上信夫シェフは50年前の東京オリンピック選手村の総料理長も務められた方です。6年後の東京オリンピックではミクニ先生がお務めになればなあ・・・と心ひそかに願っております。

 美味しさとは五味(甘味・塩味・苦味・酸味・うま味)の全部が、またはその幾つかが絶妙に組み合わされた料理を味わう時に感じるということを教わり、前回、服部幸應先生に教わった日本の食事の「一汁三菜」は五味のことがよく考えられている構成だということも教えていただきました。

 大変だとは思いますが、ぜひご家庭でも夕食では「一汁三菜」の料理をご提供いただければと存じます。

 それでは、昨日のミクニレッスンの模様をご覧ください。

           ↓ 2分40秒

  

 今日は以上です。

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