○三國清三シェフが名誉博士号授与される
○今週は「感謝の週間」
(校長発:平成25年11月18日月曜)晴れ
今朝も厳しい冷え込みでした。
それでも、全校児童とも元気よく登校し、アリーナでの全校朝会では背筋をぴんと伸ばして並んでいました。 挨拶も大きな声で元気の良いものでしたし、実に立派な週のスタートです。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
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【ミクニレッスン・・玉ねぎみじんぎり】
三國清三先生がフランソワ・ラブレー大学(フランス・トゥール)から名誉博士号を授与されました。「美食学博士」です。 三國先生は2010年に、フランス政府から最高勲章である農事功労章「オフィシェ章」を叙勲されていますが、それに続く栄誉を手にされました。
※このことについて全校朝会で全校児童に伝えましたので、ご家庭でも話題にしていただいて、都市大付属小は、このような先生をお招きして食育を進めていることを誇りに思うようにお話しいただければと存じます。
名誉博士号をお祝いして4年生がレッスンの前に、セレモニーを行いました。その様子はフラッシュ動画でご覧いただきますが、4年生からのお祝いを大層よろこんでいただきました。
「末は博士か大臣か」という明治時代のこどもたちの目標(志)を口にされて、ご自分もこのたびの授与受賞を喜ばれているということでしたが、この栄誉のかげには数々のご苦労があったことと思います。
ミクニレッスン担当の滝澤先生がセレモニーに先だって、「ミクニ先生がここにいたるまで、どれほどのご苦労をなさったかを考えるようにしましょう。そのご苦労に報いる気持ちでお祝いを致しましょう。 浮ついた気持ちでワーワーするのではなく心をこめましょう」とこどもたちに語りかけましたが、まさにその通りです。
三國先生、このたびはまことにおめでとうございました。
↓ 3分
<三國シェフはなぜ超一流のシェフになることができたのか>
興味深いエピソードがございますので、ご紹介いたします。
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(以下、村上信夫著「帝国ホテル厨房物語」(日経ビジネス人文庫)より引用)
「三國君は私が総料理長だった当時、札幌グランドホテルから帝国ホテルに志願してやってきた。 正社員の枠がなく、パートタイマーで採用したが、やる気があって、よく気がつく男だった。 何にでも一生懸命で、良い意味での「欲」があった。
駐スイス大使への赴任が決まっていた小木曽さんが「専属コックにいい人はいないか」と打診してきたとき、頭に浮かんだ何人かの候補者の中から、私は三國君を選んだ。 当時、三國君はまだ20歳の若者、しかも帝国ホテルでは鍋や皿を洗う見習いだったため、料理を作ったことがなかった。では、なぜ私は三國君を推薦したのか。
彼は、鍋洗い一つとっても要領とセンスが良かった。戦場のような厨房で次々に雑用をこなしながら、下ごしらえをやり、盛りつけを手伝い、味を盗む。ちょっとした雑用でも、シェフの仕事の段取りを見極め、いいタイミングでサポートする。
それと、私が認めたのは、塩のふり方だった。厨房では俗に「塩ふり3年」と言うが、彼は素材に合わせて、じつに巧みに塩をふっていた。実際に料理を作らせてみなくても、それで腕前のほどが分かるのだ。」
【全校朝会】
校長の話は、上記三國先生の名誉博士号授与受賞についてと、感謝のつどいについてお話致しました。 感謝は心を伴わなければ本物ではないということ、そして今週は感謝の週間にしようと申しました。
児童会の二人の話が私よりも的を射ていましたので、そちらをお読みください。
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<児童会からのお知らせ>
気温の変化が激しくなってきました。体に気をつけてすごしましょう。
今週は23日(土)が勤労感謝の日です。先生方や家族をはじめ日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちを持って過ごすようにしましょう。
学校では木曜日の21日に「感謝のつどい」を開きます。地域の皆さんやバスの運転手さん、警察、消防の方々に感謝の気持ちを表すようにしましょう。
以上