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○板橋教頭が「東京都教育功労者賞」を受賞
○児童会生活目標「感動をホールにひびかせとどけよう」

(校長発:平成25年10月7日月曜) 晴れ

 facebook公式ページ(本日の記事:板橋教頭の表彰について)
 ※板橋教頭の表彰については以下の本文でも記述しております。

 今日の4時間目、用があって保健室に行った時、エントランスにまで歌声がひびいてきました。

 どの教室だろうかと思ってのぞきに行くと、1年桜組から聞こえていました。

 それで、しばらく廊下から耳を澄ませて聴いていたのですが、歌い終わったみんなが私に気が付いて、「校長先生、中に入って聴いてください」というのです。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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 それで、中に入りましたら、最初から歌を聞かせてくれました。 それも歌詞カードをみないでの合唱。上手でした。 まだ音楽発表会の本格的練習は始まったばかりなのですが、気合いが入っているように見受けられました。 

 拍手をして褒めてあげたところ、ある子が「さっき、先生からご注意を受けたのです。」と明かすではないですか。 そりゃあ、いけないなあ。 というと、だから教室で練習し直しなのですとのこと。 嬉しいですね。ご注意をうけて、めげるのではなく、逆に、志たかく、再度チャレンジするというのが素晴らしい。人間の成長のコツです。

 また、ある子が どこから聞いたのでしょうか、「校長先生、6年生って中学生よりも上手なんですか?」とたずねるので、いやいや、都市大っ子の音楽発表会はね、1年生だって中学生よりお上手とお客様から言われるぐらい素晴らしい音楽会なんだよ。去年の1年生も素晴らしいって褒められたんだよ。みんなも去年の1年生に負けないような素晴らしい音楽発表会にしてねと申しました。 はい!ときらきらした瞳で返してくれた返事がこれまた嬉しかったですね。

 教室を出るときに、また聴きにきてくださいねと言ってくれたので、しばらくたったらまた行こうと思います。桐組さんのところも行きますからね。

 がんばろうね、みんな。

 

【全校朝会:板橋教頭の表彰 児童会生活目標】

 フラッシュ動画からご覧ください。

         ↓ 白澤係長撮影 1分40秒

 

<児童会生活目標>

 今月の生活目標は

   感動を ホールにひびかせ とどけよう

 です。

 いよいよ音楽発表会に向けての練習が本格的になりました。

 1年生は初めての音楽発表会、6年生は小学校生活最後の音楽発表会です。

 みんな一丸となり、最高の音楽発表会を作り上げましょう。

 <板橋教頭が「東京都教育功労者賞」を受賞>

 教頭先生がこのたび、東京都教育功労者賞という大変栄誉ある賞を受けました。 都庁において、去る10月1日(都民の日)に表彰式が行われましたので、それを顕彰し全校児童に紹介するために、本校においても表彰式を実施した次第です。

 毎年、都民の日には「名誉都民」表彰式が行われ、今年は、エベレスト世界最高齢登頂をなしとげた冒険家の三浦雄一郎氏、サッカー界の岡野俊一郎氏、ファッションデザイナーの森英恵氏の三名があらたに表彰されました。その名誉都民表彰式と合わせて行われるのが「東京都功労者」表彰なのですから、板橋教頭のこのたびの受賞は大変名誉なことなのです。

 こどもたちの表彰は数多くおこなっておりますが、教職員の表彰というのはめったにありませんので、今回の教頭先生の受賞は、こどもたちにも「本校の先生は優秀なのだ」と誇りに思ってもらう一助になろうかと存じます。

 事務長がfacebookの方でこまかく授賞理由を書いてくれていますが、本校の今の発展の源を作ったのは若き板橋先生と前校長の沖田先生を中心とする歴代の先生たちです。

 第2代校長の小島先生が殉職なさったあと、本校は低迷し児童募集に苦しむようになりましたが、昭和の終わりから平成にかけて、その立て直しに取り組んだのが若き板橋先生でした。

 私はグループ他校につとめておったわけですが、板橋先生とは同期奉職で、若いころから板橋先生の取り組みを耳にしてまいりました。 それだけに、このたびの受賞を心より喜びたいと存じます。

 そして、その功績を無にしないために、今後ともたゆまず発展しつづける学校としてまいる気持ちを固めたいと存じます。

 板橋先生、まことにおめでとうございました。

 以下、受賞の弁を書いてもらいましたので、どうぞお読み願います。

受賞の弁

 

教頭 板橋昭夫

 

 この度は東京都より栄誉ある「東京都教育功労者賞」を授かり心より感謝申し上げる次第であります。

 

 私が小学校に勤務してからすでに40年近くが経ちます。

 

 私は最初に3年生の担任として教壇に立ちました。その頃は、1クラス30名以下の児童数で、学年によっては1学級しかないクラスもありました。

 

 「なんとかしないとこの学校は潰れてしまう。」と、その時の教頭がつぶやいたのを覚えております。年配の多い先生方が多い中で、いつも「おい、何とかしろよ!」という誰が発しているとも思えない声が、背中を押していました。

 

 成城界隈を吹奏楽部と共に手作りの神輿を担いで練り歩いたこと、ご父母の方々とのスポーツ大会、中学受験研修で某塾で研修に励んだこと、算数習熟度別学習を勧めたこと、高い学力と心の教育を両輪にして教育を進めていくこと、声高に年配の先生たちに問いかけました。

 

 さらに、すでに中年の部類に入られた先生方の前向きな姿勢も功を奏し、児童数は徐々に増えて今に至りました。

 

 そして、現在、さらなる飛躍をめざして重永校長先生、並びに先生方、事務の方がこの学校をさらなる発展の高みに進めようと日々教育に仕事にと尽力され、子どもたちの瞳に輝きを放っているからこそ授かった、東京都教育功労賞であると思っています。皆様、誠にありがとうございました。

 

 子供たちが「教頭先生、おめでとうございます。」と投げかけてくれたことも、併せて私の「宝物」としたいと思います。

 

                 以上

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