○【5年生6年生英語授業でハロウィン体験】
○また「トリック・オア・トリート(Trick or treat. ご馳走をくれないと悪戯するよ)」について友田先生のお話
(校長発:平成25年10月25日金曜) 小糠雨(こぬかあめ)
台風27号の進路が気になるところです。音楽発表会の仕上げのときに来ているだけに心配が募ります。 明日の朝、東京近郊が暴風雨圏内に入るようならば、登校について一斉メール配信する予定です。
きょうは二子幼稚園の地震避難訓練がありましたが、台風が来ているとは思えない小糠雨(こぬかあめ)。合羽をきて自転車を転がしました。 小糠雨だと大して気にならず快適に(?)往復できました。
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【5年生6年生英語授業でハロウィン体験】
英語科のゴンザロ先生と友田先生が校長室を訪れてくれ、チョコレートはお好きですか?と尋ねられました。 もちろん!とお答えすると、それでは校長先生にも差し上げましょうと、ハロウィンのジャコオランタン(Jack 'o Lantern)に入れたチョコレートをどうぞ!と差しだしてくれました。
それで私は意地汚く(笑)手を入れようとすると、No! No! と拒否されました。あれ?と思っていると、 ハロウィンのときは英語で何とか言わないともらえないでしょう?と注意されました。
あ、そうか!と思ったものの、とっさに英語が出てこない(情けないなあ・汗笑)。
「トリック・オア・トリート(Trick or treat)」でしょ!と教えてくれました。優しいゴンザロ先生と友田先生だ。でも、最初は「トゥックァトゥリ」としか聞こえませんので、聞き返すと「「トリック・オア・トリート(Trick or treat)」とゆっくり発音してくれました。
それで、そう言って、やっとチョコレートにありつけた次第です(笑)。
話を聞くと、今日、5年生と6年生の授業テーマにハロウィンを取り上げたとのこと。 そして、ハロウィンの仮面をかたどったチョコレートを上げたのだと言います。 そのおすそ分けに私の所にも来てくれたのでした。
※以下、教室の写真がなくて申し訳ないです。
↓ ハロウィンチョコを入れたジャコオランタン(プラスティック製)を持つ両先生
※ところで、「トリック・オア・トリート(Trick or treat)」に関して、友田先生が興味深いお話を教えてくれました。
「トリック・オア・トリート(Trick or treat)」は普通、「 ご馳走をくれないと悪戯するよ」と訳されて日本に紹介されていますが、友田先生によれば、これでは、こどもたちが大人をおどすみたいなイメージになっていて、本当に欧米社会で、こどもにそういうことを許すことがあったのかな? 一年に一度のことだと大目にみるとしても、あんまり感心しない習慣だなあといぶかしく思っていたそうです。
それで調べてみると、実は、起源としては、大人がこどもに差しだす入れ物の中に、お菓子や御馳走などのお楽しみ(treat)、またはそうでないもの(何かぐにゃぐにゃしたものやら、お菓子や御馳走ではない何かびっくりするようなもの・・・トリック)を入れて置いて、さあ、この中は「トリックかな、それともトリートかな?」と、こどもに向かって唱えるのだそうです。
それで、こどもたちが、この中はトリックかな? それともごちそうやおもてなしの品が入っているのかな? とドキドキわくわくしながら手を入れるというのが起源なのだそうです。
なあるほど!こちらの方がよっぽど子育てにとって良い仕方ですね。
「ご馳走をくれないと悪戯するよ」と唱えて良い習慣から元のものに戻した方が良いと私も思います。 まあ、それが難しいとしても起源の話を知っているのと知らないのとでは大違いだと思います。
友田先生、ありがとうございました。
以上