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○後期始業式 都市大っ子の凛たる姿&「学問に王道なし」
○「感動ある演奏は感動ある練習から」
○都市大両校の野球部対抗戦

(校長発:平成25年10月2日水曜) 雨のち曇り

 5日間の秋休みが明けて、本日より、後期です。年間ステージでは第三ステージ(発展期)の始まりとなります。 短い秋休みでしたが、充実した休みを過ごしたようで、みんな元気に登校してきました。

 生憎の雨でしたが、こどもたちは始業式で、雨を吹き飛ばすような大きな声で挨拶をしてくれました。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【後期始業式】

 きょうは白澤事務係長が撮影してくれました。きょうは、とりわけ、こどもたちの「りりしく凛とした」姿が数多く見受けられました。 立っているときも座っているときも、背筋をピンと伸ばして、食い入るような瞳で壇上を見つめる都市大っ子の姿を、係長がたくさん撮ってくれました。

 お辞儀の仕方も腰をしっかり折って出来ています。

 それらをまとめたフラッシュ動画からご覧ください。

             ↓ 約2分

<校長のお話>

 小学校時代は「背伸び」させることが大事だと考えて、いつも難しい話をしておりますが、また今日はかなり難しい話だったかもしれません。

 「学問に王道なし」ということを教えました。

 古代ギリシャのピタゴラスが「幾何学に王道なし」と言ったのが最初だということですが、王道とは、王様が通る道・・・すなわち「目的地まで向かうの二最も良く整備された近道」ということです。単に近道でもいいわけで、「学問に王道なし」というのは、「勉強するのに簡単で楽な近道はない」という意味です。

 学問、勉強というものは本来、苦しく困難なものであるという意味で、その苦しさや困難さを乗り越えて初めて勉強の楽しさが分かるようになるということです。

 後期始業式からは第三ステージが始まります。 夏休み前までが第一ステージ(基礎期)、9月が第二ステージ(充実期)、それらを終えて、いよいよ発展期が第三ステージです。

 音楽発表会もありますが、勉強にいそしまなければならない第三ステージです。勉強が楽しくなるには苦しさを乗り越えなければならない、困難を突き抜けなければならないよということを教えました。 特に6年生の受験生はそこを突き抜ける努力や辛抱が大事です。

 ところで、音楽発表会の練習も同じだ、苦しさやつらさを乗り越えていきなさいと申しましたら、始業式のあと、音楽担当の渡辺先生からお叱りを受けました。

 「校長先生、音楽発表会の練習のことを苦しいぞとか辛いよなとか言わないでください。音楽というものは苦しい、つらいということではない、楽しさ、幸せを求めて練習するものです。」

 うーーーーーん!なるほど! その通りだ。私は来週の全校朝礼で訂正することを約束致しました。 さすがは音楽担当の渡辺先生だ。 「私は厳しく指導するときもありますが、苦しめるためではありません。音楽の楽しさを教えるためです。」と言います。

 そういえば、音楽室には渡辺先生による次の標語が掲げられています。

 「いい顔 いい音 いい心」 

 「感動ある演奏は感動ある練習から」

次の全校朝会でこどもたちには私自身から訂正を伝えますが、これをお読みの保護者の皆様、お子さんに「きょう校長が話したことには誤りがあるよ」とお話いただき、音楽発表会のことについて話題にしていただけたら幸甚でございます。 

【都市大両校野球部公式戦】

 さて、昨日、都民の日に、都市大総合グラウンド(世田谷区鎌田)において、在京の都市大両高の野球部対抗戦が開かれました。雨の中を決行されましたが、中盤からは雨もあがり、熱戦を繰り広げました。 点数こそ13対1とワンサイドゲームになりましたが(都市大付属高校の勝利)、内容は試合が崩れるようなものではなく、しっかり締まったゲームでした。

 両校野球部ナインの健闘をたたえます。

 以下、両校ナインと監督、コーチ、五島育英会専務(背広姿)の記念写真です。

 

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             以上

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