本日の父母の会文化講座は作家の石川結貴さんを講師にして、「モンスターマザー」についてのお話でした。

 

　若桐ホールが満杯になるほどの盛況裡に終了した後、控え室でお一人でいらした石川先生に「モンスターマザー」についてこっそり訊いてみました。

 

「先生のお話を聞かれていた本校の父母はどんな様子で聞いていましたか。印象を聞かせてください。」とお聞きするとと、「とても皆さん真剣に聞いておられましたよ。」という返答がありました。

 

　昨今「 モンスターマザーが取り上げられ、その背景には何があるのでしょうか。」と、訊ねてみました。

 

　失礼を承知して自分の考えを申し述べてみました。

 

「昔は兄弟が多く、一人の子にかける余裕があまり無く、子どもを半ば親が同形化してしまうような状況は少なかったと思いますが、そのあたりも先生には心当たりはおありですか。」

 

　石川先生は次のようなことをお答えくださいました（文責は教頭）。

 

・・・　そうですね。今のお母さまは苦労がなかった時代に青春を経過した年代で、つらいということに対しての経験が浅い、免疫が足りないのではないでしょうか。

 

・・・　我が子の痛みはすぐに自分の痛みとして感じてしまい、お子さんを中心にして考えてしまう傾向があります。

 

　それを聞いて、私は、ははあ、それが独断的な考えを押しつける「モンスターマザー」に繋がっているのか　と思いました。それでつづけて、「最近は先生、世間には『モンスターファザー』も出現しているような気がします。」と問うてみましたら・・・

 

　先生は微笑なさるばかりでした。

 

　石川先生にお伺いしながら、（モンスターが二人揃ってパワーが倍増し、学校へ押し寄せたら）と思うと、内心穏やかでなくなり、ご挨拶を済ませて、そそと控えのお部屋を後にしました。

 

   ※東京都市大付属小には「モンスター」と称されるような方々はいらっしゃらないと思っておりますので誤解のなきよう念のため付記しておきます。

石川結貴先生、まことにありがとうございました。

【あったかいお弁当箱・・父母の会厚生部の給食選定の秘話】

　本校給食は父母の会厚生部の皆さんによって運営されており、学校としましてまことに感謝にたえないところです。

　給食業者は二社を選定し、隔月交替で提供してもらうという実に効果的な運営をしていただいていますが、父母の会厚生部の皆さんのご尽力で、そのうちの一社がこの10月より交替しています。

　なんと、その新しい業者さんは給食お弁当箱で特許をとっている業者さんなのです。

　それは、保温断熱性にすぐれたお弁当箱を開発した業者さんです。

　調理してお弁当箱に移した状態のまま、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいままに維持するお弁当箱なのです。

　といって、見た目はまったく普通のお弁当箱。薄いプラスチック製にしか見えません。どこに保温断熱性の秘密があるのか分かりません。

 　↓　次の写真がそれです。本日の給食。厚生部のお母様方、まことにありがとうございました。

【児童の活躍】

　3年生Kさんが自主的に出品した書道展で「銀賞」を獲得したといってお友だち二人とともに報告に来てくれました。　銀賞も素晴らしいことですし、また仲良し三人組が嬉しいですね。

　　　　　　　　以上