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ご協力ありがとうございました
「災害時想定 全校引き取り訓練」&片田敏孝教授「避難の三原則」

(校長発:平成25年9月21日土曜)晴れ

 本日の災害時想定の全校引き取り訓練に皆様のご協力いただきましたことに厚く感謝申し上げます。

 facebook公式ページ(本日の記事:「全校引き取り訓練」)

 ※引き取り訓練で皆さんが学校をスタートされた直後に、無事帰宅なさるよう呼び掛けた記事です。 幸い多くの皆さんがスマートフォン等でご覧いただいたようです。 特段の事故報告もなく皆様とも帰宅できたことに感謝したいと存じます。

本日の詳しい模様は、続きをご覧ください。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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 昨年までは、新入学の一年生だけを対象に9月1日(防災の日)に実施しておりましたが、3・11後、本校において防災研修を重ねてきました結果、来るべき関東大地震に備えて毎年全校実施をした方が良いと結論をくだし、皆様のご協力をお願いすることとしました。

 また、時期につきましては、9月1日は残暑が厳しく徒歩帰宅をお願いするのは忍びがたいと考え、秋の気配が感じられる9月下旬と致しました。 折よく、本年より二期制にしたため、9月下旬は前期学期末にもあたり、前期締めくくり行事の一つにすることもできました。

 ご協力まことにありがとうございました。また、徒歩帰宅で大変お疲れになったことと存じます。連休の間、骨休めなさってください。

 それでは、本日の様子をご覧ください。↓ 私と事務長の撮影画像でフラッシュ動画を3本作ってあります。

【災害時想定 全校引き取り訓練の様子】

 最初の全体集会で校長としてごあいさつ申し上げましたが、全体集会に参加できなかった保護者の皆様のために、挨拶のレジュメ(要旨)を掲載しておきます。 

1、全校で実施するのは初めて

  ○3・11以後、本校ではいろいろと防災問題について研修を深めている。

   特に「釜石の奇跡」の群馬大学大学院教授の片田敏孝先生に学ぶところが大きい。
   津波対策の三原則として立てられたものだが、一般災害にも適用できる。

   片田敏孝教授「避難の三原則」

   (1) 「想定にとらわれるな (自分の命は自分で守れ)」

       ...行政当局の災害マップの通りに災害が起きるとは限らない。
        その想定を上回る災害がくることを自分で感じ取ることが大事。
        そこで次の第二の原則となる。

   (2) 「その状況で最善を尽くせ (絶対安全な避難場所を目指せ)」

       ...例えば、このアリーナ天井灯にしてもどんなに揺れても震度7に
        耐えられるよう設計してあるが、でも、万が一を考えて、ここにとどまる
        のではなく校庭避難をするように、本校ではシミュレートしている。

   (3)「率先避難者たれ(他人の命を守るためには自分の命をまず守れ)」

       ...他人が逃げなくても自分が真っ先に逃げよ。
        絶対安全地帯へ向かって真っ先に逃げよ。大川小学校の悲劇の教訓。
        先生が言っていることよりもこどもの判断が正しくて釜石の中学生の多く
        が助かったという教訓もある。
        
2、通学方面別の引き取り訓練

  ○学年を超えて同じ方面の皆さんと顔なじみになって、
   いざというときに助け合えるよう交流を深めていただきたい

3、できるだけ歩いて帰宅していただきたい。

4、災害マップのお手本とマップの作り方をアリーナ後方に置いてある。自由持ち帰り。

それではフラッシュ動画をご覧ください。

<保護者全体集会の様子>

           ↓ 1分 

<方面別集会の様子>

           ↓ 1分半

<徒歩帰宅へ出発の様子>

           ↓ 3分

                      以上

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