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○谷川俊太郎「ともだち」(入学式理事長代理挨拶より)
○来校卒業生&来園本校児童

(校長発:平成25年4月10日水曜)天気曇り

昨日今日と都市大二子幼稚園の入園式、始業式でした。幼稚園に行く前に小学校の案件もありますので、二日間ともいつもより早く出勤しました(他の先生方は私よりももっともっと早く出勤しています・・・しかも毎日)。 それで早朝の校内を巡回しますと、子供たちは、いつもより早く出勤した私より早く登校している子がいます。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

(つづき)

そんな子たちの中から、昨日は校庭で遊ぶ上級生を、今日は一番乗りの一年生たちをfacebook公式ページで紹介しました。フェイスブックでご覧ください。もうひとつ昨日は私が小学校と幼稚園の往復に使っている自転車姿を披露致しました・・・それはご覧にならなくて結構ですが(笑)。

【来校卒業生&二子幼稚園に弟妹を迎えに来た本校児童】

私が幼稚園に行っているときに来校してくれた卒業生を小澤事務長が撮影してくれましたので、掲載致します。フラッシュ動画にしましたので、すでに掲載した卒業生の写真も入れ込みました。

また、二子幼稚園で仕事をしていましたら、「あ、校長先生だ」という声がします。そちらに振り向くと付属小の制服に身を包んだ可愛い姿が目に飛び込んできました。お母さんもいっしょですが、二子幼稚園に通う弟妹を迎えに来たのでした。その子たちの写真も入れてあります。

ご覧ください ↓ 47秒 

【谷川俊太郎「ともだち」(入学式理事長代理祝辞より)】

4月8日の入学式に理事長代理として法人本部より教育担当部長の島巡先生(元神奈川県立高校校長)に「理事長挨拶」をいただきましたが、現代を代表する詩人の谷川俊太郎さんの「ともだち」という詩をご紹介くださいました。

とても心にひびく詩文で、新入生たちの心の目標となるもでした。島巡先生より全文を頂戴しましたので、入学式に列席できなかった2年生、3年生、4年生、そして保護者の皆様にも読んでほしく、ここに掲載するものです。

長文の詩です。但し、全文を掲載することは著作権侵害となりますので、冒頭の一部分を掲載してご紹介します。その一部分でも長い詩です。島巡先生(しまめぐり先生)は、新入生が我慢して聴ける範囲ということで、以下のさらに半分だけを朗読なさいました。

どうぞ味わって読んでいただきたいと思います。 全文をお読みになりたい方は、「著者 谷川俊太郎 発行所 玉川大学出版部」の「ともだち」 ( ↓ )でお読みください。

 

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ともだち

 

ともだちって

 

ともだちって かぜがうつっても へいきだって いってくれるひと。

 

ともだちって いっしょに かえりたくなるひと。


ともだちって おかあさんや おとうさんにも いえないことを そうだんできるひと。


ともだちって みんなが いっちゃったあとも まっててくれるひと。


ともだちって そばにいないときにも いま どうしてるかなって おもいだすひと。

 

 

 

ともだちなら


ともだちなら たんじょうびを おぼえていよう。


ともだちなら びょうきのときは おみまいに いこう。


ともだちなら たびにでたら えはがきを かこう。


ともだちなら かりたものは きちんと かえそう。


ともだちなら いやがることを するのは よそう。

 

 

 

ひとりでは


ひとりでは もてない おもいものも ふたりでなら もてる。


ひとりでは とどかない せなかも ともだちが いれば かいてくれる。


ひとりでは こわい よるのみちも ふたりで あるけば こわくない。


ひとりでは つまらないことも ふたりで やれば おもしろい。


ひとりでは できないことも ともだちと ちからを あわせれば できる。

 

 

 

どんなきもちかな


しかられた ともだちは どんなきもちかな。


なかまはずれに されたら どんなきもちかな。


しっぱいを わらわれたら どんなきもちかな。


ないしょばなしを されたら どんなきもちかな。


やくそくを やぶられたら どんなきもちかな

 

     (以下は、著作権に配慮して省略します。)

                    以上

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