文字サイズの変更

○校庭で初めて運動会練習
○4月24日4年シーパラダイス遠足

(校長発:平成25年4月30日火曜) 曇り

 本日、午後から「学校リスクマネジメント推進機構」が主催する「体罰問題の研究会」に参加してきました(東京私学会館)。 桜宮高校バスケット部や女子柔道日本代表チームのことなどで、この間、マスコミをにぎわし続けた体罰問題ですが、教育現場にあるものとして他人事(ひとごと)と捨て置けない課題です。 

 体罰はもちろん明治の学制発布まもなく禁止され、ずっとわが国の教員を縛ってきたところでありますが、それでも教育現場から消えることなく、何年かおきにマスコミをにぎわすような始末でした。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

(つづき)

 この体罰問題が消えやらぬ原因は、「必要不可欠な教育的懲戒」と「教員の暴力」の境目がどこにあるかを教員自身が明瞭に研修し意識していないことが原因の一つにあるように思っています。

 「ともだちをなぐっている生徒・児童を見つけた場合に静止するためにとりおさえるために首根っこをつかんだりする」ことは児童・生徒の怪我を防ぐために必要不可欠なことです。しかし、「あの子はいつもともだちを殴っているから痛みを分からせるために殴ってみせよう」という考えで、殴りもしていない子をつかまえて教員が殴るのは明らかに「教員の暴力」です。

 こういうのは分かりやすいものですが、昔から、悪どいいたずらを繰り返す子に親が「しっぺ」をすること、お尻を手加減してたたくこと、それらを教員にも求めることなどが(本校の話ではありません) 、果たして「体罰」といって一律禁止されるべきかどうかということになると、にわかには判断のくだしようがないところです。

 もちろん、「しっぺ」のようなことも、本校の教員は日常的にやっておりませんが、万が一、「児童を守る」ために必要な状況が生まれた時に、その状況を無視して一律に教員を処罰できるかどうかというのは一考を要するところです。その状況判断にこそ、私ども教員の「プロ」としての研鑽次第だということがあります。
 その研鑽を積む一助として、本日の研究会に参加したのですが、勉強になったところが多々ございました。職員会議等で教職員に還元し、我々の教育力量の向上につなげたいと思います。

 そして、本校の教員力量の向上が日本の教育界全体の質の向上の一助になればという「壮大な」志もございます。

【運動会全校練習(校庭)】  

 本日より運動会練習のための特設時間割(若桐時間)が始まりました。本格的な行事月間に入ったわけです。 その第一日目として、朝の会の時間から一校時にかけて校庭での全校練習を行いました。

    ↓ 鯉のぼりが泳ぐもとでの練習風景です。45秒

【4月24日4年シーパラダイス遠足】

    ↓ 4年生が金沢八景のシーパラダイス(水族館)に遠足に行った写真です。
      引率先生方の撮影です。

                      以上

カテゴリ:

コメントする

コメント (スタイル用のHTMLタグを使えます)