九つ言葉/音楽発表会(合唱部・4年・5年・6年)
(校長発:平成24年11月10日土曜) 天気快晴
ある用件があって、2校時後の休み時間に二人の子が校長室にきました。
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(続き)
その子たちが、校長室を出るとき、ドアのところで向き直って、「お手間をとらせました」と言うではないですか。この子たちは3年生です。3年生でこの言葉、素晴らしいですね。
常々申しておりますように、私は「江戸しぐさ」で子育ての要諦とされていた次のことばを自分の子育て信条にしてまいりました。
「三つ心、六つ躾、九つ言葉に、文十二、道理(ことわり)十五で、末決まる」
ここにある「九つ言葉」を前述3年生に見た思いがして、きょうはよい日になったと思いました。
「九つ言葉」の「言葉」とはあいさつのことです。
しかも、「おはようございます」などの挨拶にとどまらず、「父母がたいそうお世話になりました。」とか「先日はご迷惑をおかけし申し訳ないことでございました」とか「このたびは丁重なおもてなし、まことに恐縮でございます」というような大人社会に通用する挨拶のことです。
こういうあいさつが九つすなわち九歳でできるようにならなければならないというわけです。
江戸時代の言葉ですから、9歳は数え年です。満年齢ではおおよそ8歳ということになります。いまの小学校2ー3年生です。まさに本日、校長室にきた子たちが3年生。立派だなと思います。
じつは、この子たち、ある失敗をして、そのお詫びと相談に直接校長室に出向いてきたのですが(ただし一人の子は付き添い)、ミスを取り返すに十分なあいさつでした。 その点を心からほめてあげました。
【音楽発表会(合唱部・4年・5年・6年)】
「吹奏楽部・1年、2年、3年、児童会長あいさつ」は昨日(9日金曜)のブログにアップ致しました。未見の方はそちらも合わせてご覧ください。
6年生の演奏前に集会委員さんがやってくれた「ゲーム」と「みんなで歌おう」、「児童会副会長の閉会あいさつ」は(その3)として来週アップ致します。ご了承ください。
それでは、音楽発表会(その2)をご覧願います。
↓ 約3分。撮影はサンアイ黒川さんです。
以上