今日の名言その7/保健委員の労作「石鹸」/K君の労作「蝋燭」
(校長発:平成24年10月16日火曜) 天気晴れ
きょうも音楽発表会の練習が続きます。
きょうも先生の言葉から。
「一言一言、はっきりと発音して歌おうね。言っている言葉が、聞いている人に伝わるように。」
「"演奏できた"とほっと思っているレベルではまだまだです。どんなことがあっても大丈夫だという自信がつくところまで演奏できるようにしましょう。 自信のある人の演奏はね・・・格好良いんだよ。聴きにきてくれるおうちの人やお客さんに格好良いところを見せようよ。」
うーん、なるほど。
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【保健委員会の労作】
石鹸は使っているうちに擦り減って(すりへって)、どうしようもなくなりますね。
その使い古しの石鹸を再生する試みに保健委員会が挑戦しました。トイレの石鹸が小さくなったのを自分たちで制作した石鹸に混ぜ込むという挑戦です。
↓ いろいろな形や色に仕上げています。
これは練習作品で、今度はしっかりしたものを作って
トイレに再配備したいと意欲を燃やしています。
【1年生の労作「ろうそく」】
K君も家で自分で作った蝋燭(ろうそく)がありますと言って、校長室まで見せに来てくれました。
赤いトマトのようなろうそくです。アロマテラピィ用かもしれないと思わされます。
【名言集その7】
7月31日 「想像力は知識よりも重要である」
相対性理論を確立した20世紀最大の理論物理学者
アルベルト・アインシュタイン
Rさんの感想:たくさんの知識を持った大人よりもこどもの
おもしろい想像力や発想の方が重要ならば、
今のうちに想像力をたくさんやしないたいと思います。
校長の感想: Rさんも感想に述べたように、想像力はとても大事ですね。
人の境遇を思いやる力も想像力ですから人間性の基本とも言えます。
こども時代に「想像する」、「夢をえがく」、いっぱいやってほしい
と思います。
発明家トーマス・エジソンも、同じようなことを言っています。
エジソンの言葉で有名なものに、
「天才とは1%のひらめきと99%の汗である」というのがありますが、
これは、インタビューした記者の誤解から流布したものだそうです。
記者に「ひらめきについてどう思いますか」と質問されたエジソンは、
実際には、
「1%のひらめきがなければ、99%の努力が無駄になる」という主旨の
答をいったのだそうです。努力も大事だが、それより大事なのはひらめき
であって、むしろ、「ひらめき」こそが最後の瞬間を決めるということを
言ったのだそうです。ひらめき=想像力でしょうね。
なるほど、確かに、エジソンが電球のフィラメントに「日本の京都の竹
の繊維が最適だ」と見出したのは、ひらめきの力でしょうね。
でも同時にエジソンには次のことばもあります。
「私は実験において 失敗など一度たりともしていない。
これでは電球は光らないという発見を いままでに2万回してきた。」
おもしろいですね。いろいろと電球の実験をやって失敗するたびに、
それは失敗ではなく、「これでは光らない」ということの発見だったと
いうのです。
エジソンらしい名言ですが、見方をかえれば
、エジソンはとてつもない
努力の積み重ねをしているということを問わず語りに語っています。
それで、凡人の私の結論的感想は、
最後は、想像力のあるなしが成功か失敗かを決めるのだとしても、
知識と経験の積み重ね無しには想像力は生まれないと思っています。
知識と経験を積み重ねていくうちに、ぱっとひらめく・・・ということかなあ。
そこで、本校教育の二本柱。
「高い学力と豊かな心」・・・豊かな心は想像力を含みます。
この二つともに大事なのですね。 おろそかにしないようにしましょう。
※ところで、大人になって自分の「知識と経験」が足りないことを棚に上げて、「想像力が大事だ」と人に説教している人に出会うことがあります。想像力が大事・・・確かにそれはその通りなのですが、私には、その人自身の想像力は貧相(ひんそう)に見えます。
以上