○豆記者合宿in秩父(8月7日ー10日) ○「6枚の壁新聞」・・石巻日々新聞
(校長発:平成24年8月28日火曜) 天気 晴れ
※2学期まであと三日。
猛暑はおさまらないですね。
くわえて、沖縄をはじめ南西諸島は台風14号と15号によって大荒れの天気になっていて、そちらも気がかりです。 奄美大島には風速70mという竜巻なみの暴風警報が出されたり、今季梅雨で本州にも出された「これまで経験したことのない大雨」という耳にするだに恐ろしげな大雨警報が出されたりしています。 皆さんの無事をお祈り致します。
夏休みもあとわずか、児童の皆さん、ご家庭の皆さまも熱中症等にくれぐれもお気をつけ願います。
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【学校まめ記者講習会in秩父@神奈川私学主催】
この夏休み、4年生のうち希望する児童9名が「学校まめ記者講習会」に参加してきました。参加した子からは「楽しかった」という感想がほとんどのようで、昨日、引率の池邉先生から詳しい報告をちょうだいしました。
正式名称は「学校まめ記者講習会」といいますが、これは神奈川私立小学校協会「新聞教育研究会」の主催です。 そこに、同県外の私立小学校にも声がかかったものです。池邉先生が以前、神奈川で教鞭をとっていた関係から本校にもお声掛かりがあり、希望者参加ということで4年生対象に取り組みました。同県外からは本校と千葉の計2校が参加だったそうです。
スケジュールを聞くと、小学生にしては大変ハードなものだったようで、取材、編集、新聞清書完成に一日中大わらわだったようです。
三泊四日、へとへとになりながらも、多くの有名人を取材してきたプロのジャーナリストの特別講演があったり、それはそれは有意義だったということでした。
そして、最後に表彰式があったそうですが、本校から参加の四年生児童は次のような表彰を受けたということでした。"天晴れ"と申し上げたいと思います。
<個人賞>
・優秀賞RS君・一人編集会議賞SM君・期待賞TS君
<団体賞>
・最優秀賞YT君・イメージ賞YC君・見出し賞HSさん
よく頑張りましたが、この「講習会」は先生方がもっと大変で、児童就寝(9時半)のあと、翌日未明の三時まで、児童が作った全部の新聞に目を通し、講評を書くという作業をするため、全四日の行程で、睡眠時間が毎日3、4時間しかとれないという過酷さだったそうです。
なかでも実行委員の先生方は2、3時間しか眠れないということですが、この「まめ記者講習会」はもう40年を超えて続けられているということですから、実行委員の先生方の魂の入れ方には頭が下がりますね。
本校児童が参加した今年の「豆記者講習会」の模様をフラッシュ動画にまとめましたのでご覧ください。写真は池邉先生撮影です。 ただしキャプションは私が加えたものです。
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また、初日の模様が秩父観光協会のブログで紹介されていますのでご紹介します。
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【石巻日日新聞】
池邉先生は、「豆記者講習会」から帰ってきたあと、宮城県の「石巻日々新聞社」の見学に言ってきたそうです。
石巻日日新聞は先の東日本大震災のときに津波に全社もろとも呑みこまれ、輪転機が使えなくなったため、壁新聞で情報発信したことでニュースになった新聞社です。現役新聞記者が壁新聞を発行したと3月11日直後のニュースで流れましたね。 記憶に埋もれていたのを池邉先生が引っ張り出してくれました。全米ニュースになったのを皮切りに全世界で報道され、また先ごろテレビドラマにもなったそうです。
世界的に有名になった石巻日々新聞に行ってきた池邉先生の話も、さらにはやはり津波に丸のみされた味噌醸造の蔵元が再建を果たした話など、大変興味深いものでした。
※ちなみに、石巻日日新聞は、「石巻にちにちしんぶん」ではなく
「石巻ひび新聞」と読むそうです。これも池邉先生に教わりました)
私の生まれ故郷では「宮崎日日新聞・・宮崎にちにち新聞)」と読みます。
以上、本校児童および先生の夏休みの一こまでした。
石巻日日新聞の「壁新聞の話題」は次のサイトをご覧ください。
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(以上)