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○「はたらく消防の写生展」in世田谷美術館                 ○第4次放射線計測

(校長発:平成24年8月25日土曜) 天気快晴

 きょう、第4次放射線計測(都市大グループ全校)を行いました。

 暑い中、都市大原子力研究所(川崎市王禅寺)のスタッフの皆さんが計測にあたってくださいました。原研所長は4月から丹沢教授から松本教授に引き継がれましたので、新所長の松本先生は初めての来校です。三橋教授をはじめスタッフの皆さんは前回までと同じでした。また法人本部より初等中等担当の方が勢ぞろいで同行しお世話くださいました。

松本先生に「暑い中、朝からグループ校をくまなく計測でお疲れでしょう。」とたずねましたら、「いやいや、大事なことなので暑さなんかへっちゃらですよ。いやいややるのではなくて、楽しくやっていますよ。」とおっしゃいます。 流石だなと思いましたが、計測が終わってから、話をうかがっている間、松本先生からジョークが次々に出てきて、あぁ、この楽天性が松本先生の仕事ぶりを支えているのだなあと感じ入ったことでした。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【第4次放射線計測・・・ご安心いただける結果でした】

 本日の計測の様子をフラッシュ動画にまとめましたのでご覧ください。

             ↓ 2分半

 先に記しましたように松本教授は楽しい先生ですが、計測中は厳格で、2ヶ所について人工芝と土壌の除去をするよう指示を出されました。

 2階屋上テラスの人工芝1m四方を新品と交換することと、通学路に沿っている植え込みの落ち葉と土壌を1mぐらいの距離部分について除去するようにという指示です。

 雨樋の下にある人工芝は、雨などと共に上から流れてくる放射性物質をためやすいというのは、前回までのリポートでもお伝えしたところです。前回、周囲より高線量だったために(といっても安全値の範囲なのですが)、洗浄除去した場所です。

 洗浄除去したのに、今回も他より高かったのは、その後も3階屋上からの排水に含まれている放射性物質がたまったために前回同様の値になったのだろうという分析でした。 今度は洗浄ではなく1m四方を切り取って取り換えるよう指示がありました。

 3月12日の原発事故以後、1年半が経過していて、セシウムの半減期は2年なので、今、取り換えれば、今後の雨で放射性物質が流れてきても他のところより高くなることはないはずだからという指示でした。

 また通学路に沿った植え込みのうちバス通りにもっとも近いところが、前回よりも高い値が出ました。 これも安全値の範囲なので心配はないのですが、他と同じ線量にするため、落ち葉と土壌を除去するように指示が出されました。

  ※ここも普段は水でじめじめしているところです。それが今夏の猛暑でからからに
   干上がっているため、前回より高くなったということでした。

 以上のことを含めて今回も本校の放射線量は心配がない状況でしたのでご安心ください。

 数字を含めた詳細は、今までと同じように土壌分析が済んでからレポートが届きますので、そのときに「ホームページ新着情報欄」にとしてご報告致します。

    •  第一次から第三次までの計測のもようは、「先生ブログカテゴリー」の「危機管理/安全学習や防災訓練 放射線計測」をクリックすれば表示されます。
    • また計測数値は、新着情報欄の「過去の情報」をクリックすれば表示されます。

【はたらく消防の写生展 in 世田谷美術館】

 ご案内していました消防写生展に本日、行ってまいりました。

       ↓ フラッシュ動画 1分と少々

 本校からは5名が入賞しました(優秀賞2名・入選3名)。入賞140名展示されていましたが、応募が2,013人というのですから、入賞は7%の確率です。素晴らしいことですね。

 また、世田谷美術館では、合わせて「村山知義の宇宙ーすべての僕が沸騰する」と「暮らしの手帖 花森安次」の展示がされていました。

 私は学生時代、村山知義のことは演出家として覚えたのが最初ですが、いろいろな方面に名前が出てくるので尊敬していた人物です。児童の写生を観に行ったのに、思わぬ形で愛着のある名前に出会って、鑑賞してきました。

 村山知義は「日本のレオナルドダビンチ」とも称されたほど幅の広い芸術家ですが、前衛芸術なので初老の今の私には少々肌に合わないところもあります。でも、その全貌を一堂に集めた展示会は初めてだというとおり、良い刺激をうけてきました。

 村山知義展を見終えて、さあ、花森安治のほうに行くぞと思ったところに学校からの電話で携帯がブーブーと震えるではありませんか(マナーモード)。廊下の隅にいって電話をかけ直すと、

 「放射線量計測の時間が大幅に早まった」 ということでした。

 予定より2時間も早まったというのです。ええーーーっと思いましたが、立ち合わないわけにはいかない。 花森安次展に未練たらたらの思いで、急ぎ学校に、とって帰りました。

   ↑ いや、こんな書き方をしたら、松本先生をはじめ放射線計測に来て下さった
    皆様に悪いですね。いや、さらには、放射線計測という最重要課題を軽く見て
    いることになり校長失格ですね。上の「ええーーーっ」という部分から「花森安次」
    展に未練たらたらの思いで、」を撤回致します(汗)
       ・・・・・書かなきゃ良いのに(笑)・・・・・

 花森安次は観れませんでしたが、先日の学生書展にはじまって今日の消防写生展、村山知義展というように、「芸術の秋」をひとあしはやく堪能できたことに感謝したいと思います。

                     (以上)

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