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地震と地震避難訓練/都市大G先生「小学校は奇麗」&墨と習字/中村都市大G総長叙勲

(校長発:平成24年7月3日火曜) 天気 曇り(薄日)のち雨

          ※きょうは早めにアップしております。

 きょうの午前11時半ごろ、南房総突端あたりを震源とする少々強い揺れの地震がありましたね。学校も一瞬ですが、ぐらぐらっとしました。

 ただちに滝澤教諭が全校放送を流し、「地震があったが揺れがおさまっているので落ち着いて行動するよう」呼びかけ、その後、震源地と震度が確認できた段階で再放送し、授業をつづけて差し支えない旨、全校に知らせました。

 今朝、地震避難訓練を行ったばかりでしたが、その直後に実際の地震が起き、実地の対応訓練にもなりました。

 揺れを感じたとたん、「この揺れからすると、強いのが続くかもしれない」と思ったものですから、私もただちに職員室本部へ行きましたが、授業時間のあいている先生方が全員、本部に終結したことに、日頃の訓練の成果とはいえ、大変心強く思いました。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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 児童がふたり、校長室訪問してくれましたが、そのことは明日の記事でご報告します。

【本年度二回目の地震避難訓練】

  きょうは午後、雨となり、児童下校時刻にちょうど本降りで具合が悪いことになりましたが、朝の地震避難訓練が雨天でなかったことは何よりでした。コマ撮り動画でご覧ください。

         ↓ 

  点呼安全確認後の私の話でも、子供たちに申しましたが、机の下に退避したとき、机の脚に手を添えているだけの人がいました。 机の脚をしっかり握るのは自分がぐらつかないためだけではなく、机が吹き飛んでしまわないようにするためです。

 机が吹っ飛んだら、自分の頭を守るものがなくなるだけでなく、人も傷つけてしまいます。ですから、手をそえるだけは駄目です。しっかりと握りしめることが大事です。

 ジャングルジムなどの高いところに上っているときに地震にあったときも、ただちに降りるのではなく、揺れが続いている間じゅう、しっかりと握りしめて動かないことが大事です。揺れているときに動くと言うことは手をはなすということですから落ちて怪我してしまいます。

 どんなに恐くても、「落ちつけ!落ちつけ!」と自分に言い聞かせる、パニックに陥らない心をふだん作る努力を致しましょう。

 ご家庭でも地震対応についてお話合いいただければと存じます。

【都市大G中村総長先生が瑞宝中綬章(春の叙勲)】

 6月30日に本校アリーナを利用して都市大Gの高校大学教員懇親会が開かれるということをご紹介しておきましたが、もちろんその先生方のなかには、グループ総長の中村都市大学長先生もいらっしゃいました。     ↓

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 実は、本日、中村総長をお祝いする会が渋谷で開かれます。さきの春の叙勲で「瑞宝中綬章(ずいほうちゅうじゅしょう)」をお受けされたことをお祝いする会です。

 ただでさえ慶賀すべき叙勲ですが、現役総長としての叙勲は、躍進中の都市大グループにふさわしい叙勲であり、しかも創立者五島慶太先生の生誕130年を記念するかのようなタイミングでの叙勲ですから、重ね重ねに悦ばしいことです。

 五島育英会ホームページで紹介されています。ご覧ください。

              ↓

【都市大G先生「小学校は奇麗」
 &
墨と習字@校長のお話・7月2日全校朝会】

 月曜日の全校朝会で子供たちにお話したことです。少々長くなりますが、全文写しておきます。

 土曜日の6月30日、学校は土曜休業でしたが、都市大グループの中村総長先生をはじめとして大学教授から付属の中学校、高等学校の先生方が本校にお出でになりました。70名にのぼる先生方がお出でになりました。

        ↓ お集まりの都市大Gの先生方(6月30日)

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 大変うれしいことに、その多くの先生方に、「小学校は大変きれいですね」と感心していただいたことです。校舎が新しく建て替わったというだけなら、お隣の付属中高も等々力中高も新しい校舎ですから、びっくりされなかったと思います。

 やはり、毎日、みんなが掃除の時間に一生懸命きれいにしてくれていることが大きいと思います。もちろん、並木さんや草階さん、バスの運転手さんの清水さん、白砂さんがたが、また警備員の皆さんも一生懸命清掃してくださっているおかげもあります。

 でも、泥だらけになるエントランスを毎日、6年生が真剣に清掃してくれていることをはじめとして、みんなできれいにしてくれているからというのが一番の理由だと思います。

  ただし、実は、校長先生は土日と出張で身延山久遠寺に行っていたので、都市大Gの先生方をお出迎えできなかったのです。  私がいないときに、学校にお出でになったグループの先生方からお褒めのことばをいただき、とくに「小学校は奇麗だ」と言っていただいて、とても嬉しく思いました。みんなにお礼を言いたくなりました。 ありがとう。

 それではさいごに、身延山久遠寺で経験したことをお話します。身延山久遠寺は日蓮宗のお寺です。

   (※ここで、自分のおうちが仏教の人?と尋ねたら数人が手をあげてくれましたので、
     さらに「何宗か知ってる?」とたずねると、二人の子が「浄土真宗」「真言宗」と
     答えてくれました。小学校のうちから我が家の信仰について知っているというのは
     偉いですね。もちろん無宗教であっても良いのですが)

 日蓮宗は鎌倉時代に日蓮上人という偉いお坊さんが開いた仏教の宗派です。  6年生は歴史で勉強したと思うけれども、 鎌倉時代というのは、この日蓮上人のほか、さきほど言ってくれた「浄土真宗」の親鸞上人や、校長先生のおうちは曹洞宗というのだけど曹洞宗をひらいた道元さまや、また、臨済宗の栄西上人、時宗の一遍上人などたくさんの偉いお坊さんがあらわれた時代です。

 日蓮上人が開かれたお寺が身延山久遠寺ですが、よくぞこんな山奥に建てたものだというぐらい立派なお寺でした。 校長先生は、そこで写経というのをやりました。 写経と言うのは仏教の御経を墨で写し書きすることです。 短いものだけれども、筆で真剣に書きました。

 皆さんが習字にとりくむときも同じだと思うけれども、心を落ち着けて筆を運ばなければ習字はうまくいきませんね。3年生が学校で初めて習字に取り組んでいますが、先日、3年生の何人かにお話しました。  

 「墨は真っ黒だけれども、それでお習字をすると心を真っ白にしてくれる」

 だから、お習字の時間やお正月の競書会のときには、心が真っ白になるように真剣に向かってほしいなあと思います。

 終わります。

                       (以上)

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