同窓会発足説明&総会/東初協:教員一斉研修in青山学院
(校長発:平成24年6月16日土曜) 天気 雨のち曇り
児童の三連休、いかがお過ごしですか。中日の今日が生憎(あいにく)の雨となり、気持ちがふさぎそうになりますが、元気に有意義に過ごしていただきたいと思います。
そんな足元の悪いなかでしたが、本日午前中、本校アリーナにおいて「同窓会発足説明&総会」が開かれ、卒業生の皆様がお出でになりました。雨にもかかわらず、記念すべき日にお集まりいただいた方々の熱い思いで充実した総会になりました。
また、その取材のために父母の会広報部から2名のお母様もお出でになりました。ありがとうございました。
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【記念すべき同窓会発足説明&総会@若桐会】
↓ 初代池田会長(本校学校評議員)をはさんで参加者全員で設立記念写真。
↓ 承認された初代の役員の皆様。壇上の議長席は、本日総会の議長をつとめた板橋教頭です。 柚木先生も本校同窓生として役員に名を連ねました。
雨天の影響もあって、本日の参加者は予定されていた人数より少人数になりましたが、晴れて規約の承認と役員の選出が滞りなく行われたことは記念すべきことです。
名実そなえた「設立総会」が12月に予定されていますが、本日の総会はそれに向けて大きなバネとなることは間違いありません。本日の出席者のなかには同期のうち1名だけの出席という方もいらっしゃいましたが、初代会長に選出された池田会長さんから「当該期の幹事」就任が要請されました。
その方々をふくめて今後、同窓会名簿の整備と12月総会への呼びかけが大きな広がりをもって進められます。
池田初代会長さんもおっしゃいましたが、「私立小学校」の卒業生は都内において5%もいない稀有な存在で、そのことだけで世の中のリーダーたる地位にあると言って過言ではありません。全国でかぞえれば1%という貴重な方々です。
まして本校は東横学園として創立されてから東京私立小学校のリーダー的存在として歩んだ歴史をもっているのですから、本校同窓生が強いネットワークを持っていただくことによって、同窓生の絆の発展はもとより、現在の本校児童の教育にとっても強く大きな基盤となります。
池田会長さんが「本同窓会の会長は40代がふさわしい。40代は、仕事でも家庭でも忙しい年代だが、バイタリティあふれる年代なので、いつも、そういう方がリードする同窓会にしていきたい」とごあいさつなさいました。
池田会長さんは実に若々しいので、「永遠の40代」として会長をつづけられることが期待されますが、確かにおっしゃるとおり、後継の40代会長が続々とあらわれることが「若桐会」の名称にふさわしいことでもありますので、卒業生の皆様、よろしくお願い申し上げます。
本日ご参加の皆様、本当にお疲れさまでした。
また、きょうまで10回ほどの準備会を重ねてこられ、今日の総会にこぎつけてくださった役員の皆様、本当にありがとうございました。
【東初協:教員一斉研修会in青山学院】
※本記事の最後に原田泳幸氏の特別講座について触れております。
都内の私立小学校が一斉休校して全教員対象の一斉研修会を開くわけですが、年ごとに会場を替えて開かれます。本校も東横学園時代の30年ほど前に会場校となったことがありますが、今は物理的に無理となりました。
というのも本研修会に参加する教員が今は1,300人前後という人数になり、本校の規模では収容しきれないからです。私立小学校の大半は本校と同じく学年2クラス全12普通教室という規模ですので、現代はどうしても学年4クラスを持つ大規模校に「会場校」持ちまわりしてもらうほかありません。
そういうわけで、今年は青山学院小学校での一斉研修会でした。
青山学院は幼稚園から大学までを一つのキャンパス内に持つ文字通りの総合学園。それぞれキャンパスを別にしている都市大グループの私どもからすれば羨ましい環境です。でも、一体型は一体型で、設備の共用など難しい問題もあるようです。
↓ 正門をはいると銀杏並木がつづきます。私の卒業した大学の雰囲気に似ているのですが、似ているのはここだけ。私の母校は銀杏並木を抜けると付属高校敷地でそっちの方が広い。「大学付属高校」なのか「高校付属大学」なのかと自嘲していたものです(笑)。私らが卒業したあとに三多摩に広大なキャンパスを求めて移転したのですが、 私どもには時遅し(笑)。
↓ チャペルです。この周辺はミッション系学校の趣たっぷりです。
↓ 初等部(小学校)はキャンパスの一番奥、この通路をとおって行きます。
↓ 途中、中高等部のグラウンドがあり、そこを抜けると、初等部。
↓ 初等部校舎。全24普通教室をかかえるだけあって大きく広い校舎です。
↓ 通学路の脇を「どくだみ草」がびっしりと花をつけていました。
↓ 子供のころは「どくだみ草」が嫌いだったのですが、大人になって可憐な花に魅せられ、今では好きな草花の一つです。
↓ 分科会研修のようす。
↓ 午後も分科会研修が続きましたが、特別講座として日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸社長の講演会もあり、私はそちらを受講しました。
題して「日本の将来に求められる人材ーマクドナルド改革からの学びー」。21世紀に入って劇的なV字回復をとげたマクドナルドですが、それをリードしたのが原田泳幸社長。
私が紹介するまでもなく超有名人の原田泳幸さんですが、アップル社でジョブズ氏とともに働き、業績不振になやむマクドナルド社にヘッドハンティングされ、見事に期待にこたえたという方だけあって、実に勉強になる講演会でした。
全てが印象にのこった1時間半を超える講演でしたが、一つだけご紹介しておきましょう。
グローバリズムとはなにか。たとえばと言ってお話くださったのが・・・・・(口ぶりは重永の編集ですので誤解なきよう。内容は同じです。)・・・・・
日本人は話の枕に、
「与えられたテーマについて私のようなものがどれほどお話できるかどうか自信がありませんが・・・」
と言ってから話すことがあります。謙譲の美徳を旨とする日本人らしい話の切り出しかたなのですが、これを日本人通訳がそのまま直訳したことがあります。
そうすると欧米の国々では、「なんだ、こいつ自信がないのに話すなんてどうかしているぞ」というようなことになる。 この場合、直訳ではなく、その国の国民性に合わせた通訳をしなければならない。それがグローバリズムということです。
深い話ですね。こういうお話で彩られた名講演会でした。
(以上)