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第56回卒業式/23年度修了式・離任式/3月7日放送集会(その2)

(校長発:平成24年3月19日月曜) 晴れ

 平成23年度も本日で修了です。

 6年生がいなく5年生以下で修了式を行いました。 寂しい気持ちがありますが、しかし、卒業生を見送った5年生と4年生が責任感ある堂々とした姿を見せてくれ、3年生以下もきりりと引き締まった表情で修了式に臨んでくれましたので、式が始まってみると寂しさも吹き飛びました。

 校歌斉唱もひときわ大きな声量でうたってくれて、うれしくなりました。

 卒業生の皆さん、在校生一同、元気に学校を盛りたてていますので、ご安心ください。  

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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 卒業して二日目なのに、もう、今日、卒業生が来校してくれました。

【第56回卒業式】

3月17日(土)、滞りなく第56回卒業式を挙行できました。

卒業生の りりしく凛とした姿勢と これまでの努力の賜物、保護者の皆様の子育ての結晶としての卒業式・・・来賓の皆様からも感動的だったとのお言葉を頂戴しました。

五島育英会本部の鈴木恵理さんが撮影した写真を送ってくださいましたので、フラッシュ動画2本にまとめました。鈴木さんは初めて本校の卒業式をご覧になったのですが、次のメッセージをお寄せくださいました。

   「卒業式は大変お世話になりました。かわいらしいお式かと思いきや、
    なかなか大人顔負けのしっかりした送辞や答辞に驚かされました。」

      ↓ 式典。2分50秒 かかります

   こちらは、式典後の卒業生のようすです。

      ↓ 1分

  私の式辞は、この記事の一番最後に全文掲載します。

    ※理事長祝辞、答辞、送辞は21日に掲載します。

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【平成23年度修了式・離任式】

修了式を滞りなく終えました。 三年間皆勤賞の表彰も行いました。

 また、5年と6年の算数専科山本先生、全学年のアレックス先生がご退任になりますので、離任式を執り行いました。 山本先生は卒業式にご参列くださいました。 アレックス先生も卒業式当日お出で下さったのですが、急に体調を崩し別室で休養しながら、卒業を寿いでくださいました。

 山本先生は6年間、本校の5ー6年生を、アレックス先生は1年間でしたが全学年を受け持ってくださいました。山本先生は他校へ移られ、アレックス先生は母国へお帰りになるための離任です。

 両先生、ありがとうございました。いつまでも御元気でいらしてください。

 修了式、離任式の模様です。 私の話や離任先生のお話は後日に回します。

       ↓ 1分10秒 

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【3月7日の放送集会(その2)】

 音当てクイズと その優勝者に「放送出演権」を与えることで好評だった「放送集会」の その2を掲載します。

      ↓ 約1分20秒

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【校長式辞@第56回卒業式】

(前略)

6年生の皆さん、

私が君たちと初めて会ったのは二年前のことですね。
それ以来、臨海学校にも修学旅行にも一緒に行ったけれども、
最初のころは、4年生から抜け出たばかり、いかにも小学生という幼さを身にまとっていました。

それが、児童会活動を始めるようになると、みるみる成長をとげ、このまえ、一年生とのお別れの会をしたとき、君たちが一年生と遊んであげる姿、表情は、立派なお姉さん、お兄さん、中学生といってもよいぐらいの凛々しさでした。 私はとっても嬉しく思いました。

今、日本は、東日本大震災という歴史上にも希な災害を受け、そこから立ち直るまっただ中にいます。この日本をふたたび立ち上げる力は君たちの肩にかかっていることをよく自覚してください。

皆さんも歴史で勉強したと思うが、この東京は、今から八十九年前に関東大震災を受けました。日本の首都が壊滅した大震災なので、それからの復興は大変なものでしたが、日本はみごとに立ち直りましたね。

それは、そのときに小学校五年生や六年生だった人たちが大人になって頑張ったからです。
八十九年前に小学校六年生だった人たちは、平均寿命まで生きたとして、平成元年か平成二年ぐらいまで生きられたことになります。

その間には、昭和の大津波もあり、また戦争もありました。しかし、それらの困難に打ち勝って、戦後の高度経済成長を指導された方々です。関東大震災のときに君たちぐらいの年齢だった方たちが指導してくださったお陰で、日本は経済大国になれたのです。

だから、東日本大震災を経験している君たちが頑張れば、日本は必ず復興する。そのことを卒業にあたって固く心に誓ってください。

父母の会広報部のお母さん方がつくってくださった「若桐」に君たちの夢が書いてありました。
宇宙科学者になりたいとか、お医者さんになりたいとか、中には、この都市大付属小学校の先生になりたいという人が4人もいました。ここで全部は上げ切れないけれども、とても素晴らしい夢が並んでいました。その夢を実現すれば、日本は必ず復興できる。がんばってほしい。

そんな君たちに次のことばを送ります。

     「5%の誇り」

いつか話したことがあると思うけれども、東京において私立小学校を卒業する人は、全部の小学生のうち5%しかいません。 私立中学校や私立高校を卒業する人はたくさんいるけれども、私立小学校で立派な教育を受けて卒業する人は、これだけしかいないのです。

 その中でもこの都市大付属小学校は、いま、人気の高い小学校になっています。 だからひょっとすると、君たちは「1%か2%の存在」かもしれない。その誇りをもって、日本と世界のリーダーに成長して、日本の復興をになってください。

   (後略)
        

                         (以上)

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