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教育懇談会/インフルエンザ情報/

(1月17日火曜:校長発) 天気 曇り

 本日の教育懇談会(5年生以下)に、大勢の保護者の皆様にご来校いただき、ありがとうございました。  子供たちの

    • <インフルエンザ情報>

        都市大グループの都市大塩尻高校においてインフルエンザによる
        学級閉鎖が1件発生しました。

都市大塩尻は長野県ではありますが、「対岸の火事」と思わず、手洗い、うがいをはじめとして十分な警戒をお願い致します。

音楽科の渡辺先生によると、声楽家仲間の中で実行していた徹底したうがい方法があるそうです。

以下、ご紹介します。

      徹底したうがいということで、僕ら声楽科で流行ったうがいは、手洗い後
      まず、うがい前に雑菌が中に入るのを防ぐために口をゆすぎます。

      それからうがいをしますが、できるだけ喉の奥に水をためて、飲み込まずに
      何回もうがいをします。

      子どもには難しいかも知れませんが、是非やってみて下さい。

      それから外から帰ったら、鼻をかむこともお薦めします。
      鼻の粘膜にも菌は付着してますので・・・・・

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【教育懇談会&授業参観】

 毎学期恒例の授業参観と教育懇談会でございましたが、いかがでしたでしょうか。

  ご参観いただいた授業風景と、また6年生の授業も合わせてフラッシュ動画にしましたので、ご覧ください。 クラスによって写真枚数に不公平がありますこと、ご容赦願います。

        ↓    ↓

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【二学期制の研究】

 ところで、私のごあいさつで(全校放送)、4年生以下にかかわることとして、平成25年度より現行「三学期制」を「二学期制」に変更することを研究している旨、お話し申しましたが、私どもの研究の方向性と狙いについて、なにとぞご理解願います。

 お出でいただけなかった方々のために、私の話の要点を記しておきます。

きょうは話を短くまとめるために、放送の中では話さなかったことも、ご理解を深めていただくために、「後注」の三点を中心に加筆しておきます。 ですから、お出でになった方も、あらためて読んでいただければと思います。

    •  長い間、日本では馴染みもあって、三学期制が優れていると思われてきました。
       しかし、三学期制にも一長一短があります。

       米国はほとんど<二学期>制ですが、かといって、どんな場合でも二学期制が一番良いというわけでもありません。 (後注1参照)
             
       授業時間を十分に確保するという狙いに絞れば、単純な「年度制(無学期制)」が理想です。しかし、学校教育は、授業時間の確保と合わせて、学生・生徒・児童の学習意欲・動機付け(モチベーション)を向上させるという使命が重要です。そのことを考慮に入れると、「年度制(無学期制)」は、とりわけ小学校において無理があります。

       ですから、単純に等し並みに、どの学期制が良いかを一般論で決めるのではなく、本来は、学校ごとに、その教育理念に基づいて、どういう学期制が自校にふさわしいのかを決めるのが正しいあり方だと思っております。大前提として、まず、そのことをご理解いただければと存じます。(後注2参照)

       それでは、本校の教育はどういうものか・・・・・ ご承知のように、本校は、「高い学力」と「豊かな心」を二本柱として、教育課程を組み立てております。(後注3参照)

       これまで長年にわたって、その両立のために、特設時間割や行事の精選などを試行錯誤してきましたが、二本柱の両方ともそこなうことなく、本校教育を推し進めていくためには、「二学期制」にすることが望ましいと、現段階の研究結果として考えております。

       本校が研究している「二学期制」の「キーワード」は「ダイナミックな教育展開」であり、その狙いは、「二本柱を持続可能なものとして末永く両立させる」というものです。

       公立小学校が10年ほど前に、二学期制を導入したのは、文部科学省のリードによるもので、それは、学校五日制(週休二日制)による授業の穴埋めをすることが主な狙いでした。

       つまり狙いが物理的な理由で、教育本来の狙いではありませんでした。 それで、分けのわからないまま三学期制に戻すところが出てきているというような、みっともないことになっています。

       私どもが研究しているのは、それとはまったく違います。 「高い学力」と「豊かな心」の二本柱とし、それをダイナミックに展開できるよう、一年間の教育課程、教育計画に大きなメリハリを作り上げることです。

       人生に「ハレ」と「ケ」があるように、大きな学校行事に取り組んだ後は、落ち着いて勉強に打ち込むことのできる時間を作るなど学校においてもメリハリのある一年間を作り上げたいと思っております。

       「高い学力」養成と「豊かな心」養成のためにも、メリハリが必要だと思っています。
       
      現在研究している本校の「二学期制」の特長は、次の5点です。

      1、体験学習や主要な学年行事は、原則としてすべて残します。

      2、運動会と音楽発表会、夏休み生活展の三大イベントは実施致します。

      3、夏休みなどの長期休業中の児童の学習課題の提示、長期休業前の保護者面談などは続けます。

      4、現行に準じた「年間教育計画」を作り、子供の年間生活リズムは崩さないようにします。

      5、落ち着いた勉強期間の設定によって、「豊かな心」と「高い学力」のための取り組みがメリハリをもって展開できるように致します。

       まだ研究途上ですが、本校のダイナミックな教育展開に向けた取り組みについて、ご理解たまわれれば幸甚です。

        後注1: もっとも米国の二学期制は「セメスター制」といって、
              一年を二つに分けたそれぞれの「時期」が、日本でいう「年度」
              のようになっています。
               つまり、前後期がそれぞれ独立して完結した教育課程になって
              いますので、日本でいう「二学期制」とは厳密には違います。

       後注2:  もちろん、学期制のあり方を自校で工夫するといっても、
              国の統一基準として文部科学省が定める学習指導要領の基本を
              捨てることがあってはなりません。私どももそれは致しません。

       後注3:  この二本柱によって育てる人間像は、創立者の五島慶太翁がによる
              建学の精神によって示されているとお考えください。

                 以上

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