一皮剥ける/一年ハロウィン/5年電子黒板
(10月25日校長発)
きょうは、すぐに続きへお進みください。
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【一皮剥ける@校長のお話】
昨日予告しておきました。全校朝会での私の話(大要)を記します。
音楽発表会では全校児童とも本当に頑張ってくれましたので、ねぎらいの言葉から始めました。
そんな皆さんに、「一皮剥ける」という言葉を送りますといって、「一皮剥ける」という言葉を知っているかどうか尋ねましたら、半分ほどの手が挙がりました。なんと一年生や二年生からも手が挙がっています。
半分の子が知っているなんて、すごいですね。一皮剥けるということばは、子供時代にそうそう使う言葉ではないですからね。きっと保護者の皆様がお使いになっているのを耳にしたのかもしれません。
でも、「意味が分かる人はいるかな」という問いかけには誰も手をあげませんでした。それは当然ですね。小学生で意味を答えられる子はほとんどいないでしょう。
しかし、私はどうしても教えたかった。
竹の子が大きくなるときに一枚一枚皮がむけていく、蝶々(ちょうちょ)や蝉(せみ)が脱皮する、蛇だって脱皮する、大人になる時や成長するときに皮がむける・・・そういうことになぞらえた言葉が「一皮むける」です。
大人になっても使う言葉です。あの人は一皮むけて良い男になったな、あの人は一皮むけて良い女になったね、というように使ったりします。
人間は、何か一つのことを成功させたり、仕上げたりすると成長するものです。体が大きくなるんじゃない、心が大きくなるんです。体は食事をして運動をしていればだれでも大きくなるけど、心はそういうものではないですよ。
何か一つのことを成功させたりしたあとに、そのことをしっかり振り返って、次のときはもっと素晴らしいことをやろうと心掛けるときに、人の心は大きくなる。 あるいは、これだけのことを成功させることができた自分だから、ほかのこともちゃんとやろうと心に決めて、そのように行動する人が心を大きくできるのです。
だから、音楽発表会を成功させた皆さんには、ぜひとも一皮むけた良い少年少女になってほしいと思います。
だいたい以上のようなことを話しました。
ただ、そういいながら、きょう、残念なことがありました。実は成城学園駅前行のバスを利用されている方から、苦情のおたよりをいただいたのです。車内で、本校児童の男子が女子をなぐったり、暴言を連続的に吐いたりするというのです。高い授業料をとっている私立小学校がなんたることだとお叱りを受けました。
私どもは、いま、乗車マナーをはじめ、児童の躾や行動改善に全力であたっていますが、力不足でまことに申し訳ない、これからも誠意をもって児童指導に尽くしていくとご返事申したのですが、子供の躾は家庭だけ、学校だけのどちらであってもうまくは回りません。
入学式でも申しましたが、学校と家庭が手に手をとりあって歩調を合わせていかなければ、子供はまっすぐには伸びません。
音楽発表会であれだけの高い評価を受けた子供たちです。私どももひきつづき愛情と厳しさをもって指導してまいります。どうぞ、ご家庭でも、一皮むけた大きな心をもった人に成長するように、いろいろな機会にお話しいただければと存じます。
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【1年:かぼちゃくり抜き体験@ハロウィン】
10月31日、欧米社会におけるハロウィン(万聖節)が近づいてきました。
例年、恒例としてくださっていることですが、本日、昼休み、ネイティブのアレックス先生、永井先生、友田先生の英語科三先生が、校庭に一年生を集めて、かぼちゃくり抜き体験をしてくださいました。
一人ひとり、スプーンをもってかぼちゃの中をくり抜いていきます。仕上げには、アレックス先生が目、鼻、口をくり抜いて仕上げられましたが、デビル衣装に身を包み、いろいろな表情をたっぷりみせながら、みごとなナイフ裁きのアレックス先生に拍手大喝さいでした。
一番さいごには全員で、かぼちゃお化けの変顔をしたり、普通の笑顔をしたりの記念撮影を致しました。
また、途中、昔の一年生である五年生や三年生がベランダから手を振ってくれたり、また、五年生のなかには、一年ベランダを掃除してくれたり、一年生に気を使ってくれました。
そういう5年生、3年生の姿もまじえて、フラッシュ動画にしました。
ご覧ください。
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【電子黒板@5年青木先生と小先生の公開授業】
いま、青木先生に、電子黒板を使った授業をテストケースで進めてもらっています。
電子黒板は、教材の活用だけでなく幅広い可能性を秘めた教育道具として、全国各地で導入がはかられていますが、まだまだ普及にてまどっています。
本校でも予算とにらみあわせながら、またどうせ導入するならモバイル形式で、かつ使い勝手の良いものをと考えながら、検討中です。
それで、青木先生には夏休み中からテストケースとして電子黒板を使った授業に取り組んでもらっているのです。きょうはその公開授業。
電子黒板をつかった授業をみるのも楽しみでしたが、なんと、子供たちが小先生として算数の問題の解法を説明するという趣向が加わっていました。
堂々としているものの、やっぱり大先生のまとめがなければ全員には理解させられない、あるいは、小先生としてしっかり解説したはずなのに、大先生(青木先生のことです)がまとめているときに、「あ、そうだったのか」という声をあげる子、いろいろで楽しい授業でした。
フラッシュ動画でご覧ください。
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denshi-kokuban-test-lesson-2011-1025.wmv
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