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再アップ:藤原倫己氏講演会@父母の会文化部(その1)

(10月9日校長発)

表題について一旦書いて、昨日アップしたのですが、ミスがあったので書き直しました。今日の日付でアップします。

続きをご覧ください。 

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

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【藤原倫己氏講演@文化公演会@父母の会/10月7日】

    •  講演会の模様をフラッシュ動画にまとめて、一番最後にリンクしておきます。ご覧ください。
    •  また、その下に藤原倫己さんのオフィシャルブログのリンクもはっておきます。ありがたいことに、昨日付のブログに本校で講演なさったことにふれてくださっています。

まず告白しておきますが、私は、藤原倫己(ふじわらともき)さんを存じ上げておりませんでした。

ご本人も驚かれたそうですが、なんと韓国旅行中に韓国の芸能プロダクションにスカウトされたと聞いた時は、「へえ!そんなことがあるんだ」とまことにびっくりしました。

「A'st1」(エースタイル)というグループを組んで韓国で活躍されていたそうで、今や日本でも活動するタレントさんで、「トモ君」の愛称でテレビでも活躍されているので、けっこう有名な方なのに、初対面まで知らずにいて大変失礼しました。

そして、お話を聞いて二度びっくり、大変お話しが上手で、最初から最後まで飽くことがありません。24歳とおっしゃいましたが、その年齢とは思えないほど大変惹きつけ上手で、私ども教員が見習わなければならないと思わさせられたことでした。

司会のお母さんに招じ入れられてすぐに講演に移られましたが、冒頭、いきなり、

「アンニョンハセヨ」で始まり、1分ほど韓国語でお話しになりました。

実は私も若いころ、4ー5年間、韓国にはまってしまって、3回韓国旅行をしております。そのうち一回は自分で企画をプロモートしたほどです。ですから、これでも一応、ハングルを読むことができます(意味はほとんど分からないけれども)。

ですから、藤原さんがお話しになった韓国語が大変流暢であることはすぐに分かりました。でも、意味が分からないのですから、いつまでお話しになるのだろうと少し不安になったころ(まさかずっと韓国語で話し終えるなどないのですから不安になる私がおかしいのですが)、1分ほど話された韓国語を日本語に直してお話しになりました。実にこころにくい冒頭の演出ですね。

私も今度、教育懇談会の折り、冒頭、宮崎弁でしゃべって、それを標準語になおしてみようかな・・・いや、そんなのはこころにくくもなんともないですね、やりません(笑)ご安心ください。

話をもどします。

藤原さんが韓国に興味をもったのは、高校生のころ、お母さんが韓流ドラマのファンだったことが理由だそうです。釣られて韓流ドラマをみて、お隣の国なのに異文化である韓国にとても興味がわいてきたといいます。

 料理、食器、箸が日本とちがう、もちろん風景もちがう、お隣でこんなに違うのかと思い、韓国への思いをつのらせていかれたそうです。

 それで、すぐに韓国に行ってみたくなったけれども、高校時代は受験勉強が優先と親に言われたので諦め、大学一年生になったゴールデンウィークに念願をかなえた・・・・・

  • ※ここまでの話、私のメモによって書いていますが、以上でやっとメモ一枚が終わったところです。メモは全部で19枚・・・この調子で19枚分を書き進めると、日が暮れてしまいますね。以下、申し訳ないですが、端折り(はしょり)ながら、要点を書きとめることとします。

 

初めての韓国旅行はすべてが新鮮だった。道路の広さ、銀の箸が重いことなどなど。ただ一番仰天したのは芸能プロダクションの方にスカウトされたこと。大学に入ったばかりなのでことわったが、なぜか連絡先を教えてしまった。

日本に帰ったら、もう忘れてしまうだろうと思っていた。ところがなんと、大学に行っていたある日、お母さんから携帯に連絡が入り、「早く帰って来い」とのこと・・・・・韓国のプロダクションの社長さんが自宅にあいさつに来ているのだという。

帰宅してみると、ご両親ともその社長さんと打ち解けて談笑している。そして、「トモ、韓国に行けや」とお父さんがおっしゃる。なんともびっくり仰天の展開なのだが、けっきょく韓国に渡ることになった。

韓国でタレント養成教育を受けて「A'st1」という多国籍6名のアイドルグループとしてデビューした。・・・・・

    • ※あれあれ、ちっとも要点書留になっていませんね。これじゃまた日が暮れます。さらに申し訳ないですが、箇条書きにしていきます。箇条書きでは、藤原さんのお話のおもしろさが伝えられないので申し訳ないけれどもご了解ください。最後は質問に答えてくださったのですが、それもまとめて、以下、記していきます。

●A'st1(エースタイル)は、韓国のドラマ「花より団子」の挿入歌をうたっている。

●韓国では、イ・ビョンホンさんに可愛がってもらっている。「君の韓国語はテーバッ」
 と褒めてもらった。「テーバッ」は辞書に載らない俗語で「最高だ」という意味。

●韓国での生活で世界観が広がったが、何より異文化体験が強烈だった。

  ・韓国は家族愛がストレート。親子同士で日常的に「愛している」と言い合う。

  ・友達になると、いろいろなものを共有し合うことが多い。

  ・食事はスプーンで食べる。茶碗を持って食べるのではなく置いたまま食べる。

  ・日本では箸を横向きに置くのに、韓国は縦に並べて置く。

  ・韓国の食器が銀になったのは宮廷時代、ヒ素による暗殺を防ぐためとの説がある。
   (ヒ素などが含まれた料理は銀に反応するので、銀の食器ならばすぐ見破れる)

  ・満腹になったらご飯は少し残すことで、相手にごちそうさまと伝える。

  ・酒席では、お酒は一気飲みしなければならない。
   酒のお酌をするとき、受ける時ともに両手でする。握手も両手で。
   自分で手酌して飲むのは相席の人の運気を下げると言われているので禁止。
   目上の人の前では顔を横向きにして飲むのが礼儀。

  ・受験戦争が半端じゃない。大学入試が全国センター試験一本ですべての大学に
   輪切りされるため、その一回きりの入試のために一生懸命がんばる。

  ・学習塾も盛んだが、スポーツ塾や習い事塾も盛んで一人が一日にそれら複数を
   回る。バス代を支払うと、スポーツ塾から習い事、学習塾、最後は自宅へとバスが
   全部回ってくれる。 塾の中には「遊び塾」もあってブランコの乗り方などを教える。

・・・・・・・・・・いやあ、以上を書き終えてなおかつ、11枚のメモが残っています。きょうはここまでにして、来週のどこかで続きを書かせていただきます。外国語上達の秘訣も教えてもらいましたので、必ず書くようにします。きょうはこれで勘弁してください。

最後に、フラッシュ動画をご覧ください。その下は、藤原倫己さんのオフィシャルブログのリンクです。昨日付のブログに本校で講演なさったことにふれてくださっています。ありがとうございます。
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