卒業生/地域安全マップ教室(その1)@小宮信夫教授
(9月13日校長発)
夏休み生活展が始まってから、日曜日をはさんで、もう5日目を迎えています。
保護者の方々も多数おいでいただいていますが、15日の教育懇談会のときにと思っておられる方々も多いことと思います。お隣の付属中高の先生方も足を運んでいただき、口々に「素晴らしいですね」と感想をのべておられます。
昨日は五島育英会から本校監査にこられた先生方にもご覧いただきましたが、「毎年拝見しているが、今年も本当に素晴らしい」と言ってくださいました。
子供たちも、休み時間を利用して、お互いの作品を見合っていますが、大作、力作、名作をまえに、心から感動しているようです。感動する心が良い子に育つ力ですから、私は横でみていて嬉しくなります。
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(続き)
夏休み生活展の作品を本格的にカメラにおさめる時間が、昨日からとれるようになったのですが、昨日と今日、写真を撮っているところへ、こどもたちが「校長先生、私の(ぼくの)作品を見て!」といって、説明してくれます。
すると、 「おお、なるほど。そういう仕掛けがあったんだねえ」 と私も感心させられることが多く、聞かなかったら、きっと巧妙な仕掛けに気がつかないまま、写真をとっていたかもしれないなあと思うことでした。
それにしても、今年の写真撮影は大変です。 研究展示のものでページ数が多いのが目白押しなのです。それを一枚一枚めくって撮影しているものですから、今朝から昼間で3時間撮影しつづけたのに、わずか10作品ぐらいしか終わっていない・・・・・・ああ、これじゃあ、明日までに終わるかなあ?
きょうの午後は、3時半に外に出かけなければならないので、時間がたっぷりあるわけじゃあないしなあ・・・・・などとぼやいています。 でも、がんばります。
【入道雲が夏を名残惜しそうにしていた】
↓ 二階から東をのぞんだ空です。入道雲がもくもくとわきあがって、昨日今日の暑さを象徴しているかのようですが、でも盛夏の雲からすると遠くにあるように見えて、入道雲がそろそろ去る夏を名残惜しむかのように私の眼には映りました。それで、はやく、夏よ去れ!という気持ちでパチリ・・・夏の好きな人にはごめんなさいの一枚ですが。
【卒業生】
昨夕、生活展の写真をとっているところへ、今春の卒業生が秋山先生といっしょに来てくれました。
Y君です。小学校時代から背が高かったけれども、さらに伸びたようです。中学校でバスケットボール部に入っているといいます。アリーナで滝澤先生とバスケに興じたということで私のところに来た時は汗だくでした。活躍を祈っております。
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【地域安全マップ教室(その1)】
- 毎日新聞の本日付(13日朝刊)に、昨日の地域安全マップ教室が報道されたそうです。小澤係長が掲載許可をとってくださるということですので、後日ご紹介いたします。お楽しみに。
五島育英会広報の小澤係長さんが撮影してくれた600枚ちかい写真から適当なものを抜き出し、フラッシュ動画にして掲載してまいります。きょうは、その1。数日間つづくと思います。お楽しみに。
立正大学の小宮信夫教授の話術、児童への問いかけが絶妙で、こどもたちはたいへん楽しそうに授業を受けていました。
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小宮教授は、昨日ご紹介したテレビ番組「世界一受けたくなる授業」でもお話になっているので、広く知られてきているところですが、「危険な人に近づくな」ではなく「危険な場所に近づくな」という教育が大事だと強調されています。
児童を対象とした犯罪のほとんどは、「危険な場所」で発生しているという統計から、小宮先生は、「危険な場所」の研究をしてこられました。・・・・・・それは二つのキーワードで理解されます。
<見えにくい場所> <入りやすい場所>
この二つのキーワードの場所は、<犯人が人に見られる心配をせずに、入りやすく、かつ児童を犯罪にまきこんだあとすぐに逃げやすい>という場所なので、犯人が犯罪を犯そうと強く動機づける場所だというわけです。
それで、小宮教授は全国の小学校で「地域安全マップ教室」を開かれ、子供たちといっしょに「危ない場所」を見つけ、そういうところには近づかないという教育を展開されているわけです。
できるだけ多くの学校で実施するために、ほとんどは一回こっきりなのですが、本校では昨年につづく二度目の教室を開いてくださいました。ありがたいことです。
小宮教授は終了後、「都市大小学校のような子供たちに囲まれている先生たちは幸せですよ」とおっしゃってくださいました。 教授のことばにこたえて、もっともっと立派なこどもに育っていきましょうね。
(以上)