朝会/ミクニレッスン/教育実習生と牛乳パック船づくり/夏休み生活展
(9月5日校長発)
夏休み明け第二週。
全校朝会にはじまって、きょうも子供たちは充実した毎日を送りました。
毎日感じていることですが、都市大小学校の生活は、子供たちのすべてをご報告したくなるような日々です。でも、先生ブログでご報告できるのは、どうしてもその一部にならざるをえなく、御了解願います。私もとても残念に思っておりますので。
充実しているといえば、今年の「夏休み生活展」の作品群が出そろいましたが、今年も力作ぞろいですね。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
(続き)
超大作あり、芸術品のような名作あり、土曜日からアリーナに搬入していただきましたが、私も楽しみをあとまわしにできず、最初の数点からチェックしに行きました。
すると、わずか数点しか運び込まれていないその時点で、すでに、おもわず感動のため息がもれました。そのあと運び込まれてくる作品が、これまた、ため息の作品群で、どうなることかと思っていましたが、・・・・・・
それが、きょう、出そろった作品が体験教室とその廊下に並べられているのを見たら、
・・・え、これ何?・・・これを全部、私は昨年とおなじようにカメラにおさめることになるのか?
・・・いや、これはほとんど全部、アングルを変えて何枚も撮らなければならないような作品ばかりではないか・・・撮影に何日かかることだろう?・・・と思わされたほど、力作ぞろいなのです。
もう、いやになっちゃうな・・・いやいや滅相(めっそう)もない、そんなことは口が裂けても言っていませんが(笑)、もう嬉しい悲鳴なのです。
私がためいきをついていると、ある先生が、「今年は、一作品一枚の撮影で勘弁していただいたら、どうですか」と助け舟というか情けをかけてくれました。・・・私、きっぱりと「いや、それはできないでしょう。これだけの力作を写すのに手を抜いたら罰が当たる」・・・その先生も「そうですよねえ・・・」
私の撮影の苦労は当然なすべき苦労であるとして、もっと大変なのは、この力作ぞろいの中から、わずかな優秀賞と努力賞を選ばなければならないこと。そっちのほうで汗をかきそうです。
保護者の皆様、9日(金)から始まる「夏休み生活展」(15日の木曜日まで)にぜひお出かけください。感動に心がふるえると思います。
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【全校朝会】
土曜日に「生活展」の作品群をみたときに、本日の全校朝会で私のお話を、「感動」をテーマにすることを決めたのですが、そのお話は、明日か明後日に回させていただきます。
きょうは朝会のもようをフラッシュにしましたので、それをご覧ください。54秒の動画になっていますが、私の編集ミスで27秒で終わりです。
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上の動画にフラッシュをおさめてありますが、児童会より「9月の生活目標」の発表がありました。児童会のあいさつを書いておきます。
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今月の生活目標が決まりました。
「新学期 だらだらせずに 生活を」 です。
みなさん、夏休みの生活や学校の生活をふりかえりましたか?
夏休みの楽しかったことは思い出におさめて、二学期は、けじめをつけた生活を送りましょう。
これで、児童会からのお知らせを終わります。
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【1年生、実習の先生方とともに牛乳パック船づくり】
お兄さん先生、お姉さん先生の実習三日目です。観察実習なのですが、実践実習よろしく、1校時と2校時、1年生の牛乳パック船づくりを手伝ってくれました。三日目ともなると、子供たちも実習の先生方もうちとけてきて、教育実習らしくなってきています。
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gyunyu-pack-boat-seisaku2011-09-05.wmv
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【ミクニレッスン、第6講】
世界的シェフ、三國清三先生の食育授業も第6回目を迎えました。
子供たちと三國先生(ミクニン)の心の触れ合いも滑らか(なめらか)になってきました。三國先生がもともととても気さくな心の広い方で、最初から、ジョークが飛び交う授業でしたが、このごろは、児童とのやりとりが軽妙になってきて、子供たちの返事が思わず「うん」というふうになったりする場面があります。
そうすると、三國先生、笑顔ではありながら、すかさず、「うんじゃなくて、はい、と返事しなさい」とご指導なさいます。
子供がまた、「うん」というと、「友達じゃないんだからさ。私は'世界のミクニ'だよ。知ってる?きみたちとラベルがちがうんだよ。」・・・子供たちが「レベルでしょ」・・・「まちがえた、そうそうレベルがちがうんだよ」・・・というように漫才のようなやりとりのなかで、ちゃんとしたことを教えてくださっています。
皆さん、ミクニ先生の笑顔に甘えずに、教えられたとおり、返事は「はい」と致しましょうね。
≪親しき仲にも礼儀あり≫ということばをわきまえましょう。
さて、きょうは、紙芝居で学ぶ食育の授業でした。
内容は大変高度なものでしたが、それを分かりやすく楽しく学べるように、わざわざ紙芝居に仕立てて授業をしてくださいました。
南アメリカ大陸北西部に位置するエクアドル共和国の「ビルカバンバ」という村で起きた実際の話に基づいた紙芝居です。
ビルカバンバは、百歳を超える長寿者がたくさんいる村として有名になり、その長寿の秘密が「食生活」にあることが、日本人の「やもり先生」というお医者様によって明らかにされました。
ところが、長寿村として有名になったとたん、観光客が押し寄せるようになり、それにつれて「文明的生活」水準があがりました。
すると、皮肉なもので、それまでの食生活が欧米化してしまったのです。伝統的な「イモ」の主食が、塩と油をつかった炊き込みご飯に変わったり、伝統的なチーズが塩をふんだんに使ったチーズへと変化したり、天然の黒砂糖による甘味が精白糖を使うように変化したりして、わずか14年間のうちに、平均寿命がなんと10年も縮んだといわれるようになってしまったのです。
そういうことを学習したとても良い学習でした。
それでは、フラッシュ動画でご覧ください。今日のゲストティーチャ―は、紙芝居の作者、あきやまみみこ先生でした。
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mikuni-lesson-vol.6-2011-0905.wmv
(以上)