表彰/ミクニレッスン第3講/君はどっち?/「私が輝いた30秒間」その3
(6月13日校長発)
見出しのように、本日は記事にしたいことが盛りだくさんですので、それぞれ手短に書いてまいりたいと存じます。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
【全校朝礼】
○表彰式
表彰式はもうお馴染みとなりましたK君のテニスでの活躍に対してです。
全国テニス少年選手権大会東京都推薦決定大会で5年生ながら準優勝に輝きました。
優勝をとれなかったのが悔しいというのですから末おそるべき5年生ですよ。
○児童会のお話
↑ 上の写真:おはようございます。児童会からのお知らせです。今日は雨の影響でグラウンドが使えません。室内で落ち着いてすごせるようにしましょう。また、今日は目標通り屋内で静かにじっくりと今までの生活を見直せる大チャンスです。守れるよう努力しましょう。
実に良いスピーチでした。
↓ スピーチを真剣なまなざしで聞く都市大っ子。
○校長のお話
私のお話の題名は「君はどっち?」
↑ 上の写真: 今日のお話の主な内容は先週の始めから考えていたことですが、土曜日になって少し状況が変わりましたので、題名を「君はどっち?」と致したのです。
どういうことかと申しますと、土曜日に学校公開においでになった方々のアンケートで都市大っ子は絶賛されていました。なかには、「子供たちの様子をみるだけで、学校の説明は聞かなくても都市大小学校が素晴らしい学校であることが分かる」と書いてくださった人もいらっしゃったほどです。
このように褒められる都市大っ子を前にして私どもは鼻高々なわけです。実際に、今日の朝礼始めの「黙想」も、先週は少々できない子がいたので注意したところ、きょうはほとんどの子がちゃんとやっていました。
こんなに素晴らしい都市大っ子なのに、先週、バスマナーや電車マナーで一般の方々から「都市大っ子のマナーは良くない」というご注意を受けたのです。同じ週に絶賛を受け、ご注意を受けるという両極端。
これは、都市大っ子のなかに「褒められる子とご注意を受ける子の両方がいる」のか、または「みんなの中に褒められる部分とご注意を受ける部分と両方があって、それが出てくるときが違うのか」、いずれにせよ、都市大っ子には、「褒められることが多い子」になってほしいわけで「ご注意を受けることが多い子」は、その子自身の将来を考えても良いことにはつながりません。
それで、「君はどっち?」と問いかけたのです。児童会の目標にもあるように、いつも「自分はどっちだろうか?」と自分に問いかける子になってほしいと思います。
【ミクニレッスン】
4月から始まった4年生対象のミクニレッスンも第3講を迎えました。
きょうのゲストティーチャは日本味覚教育協会の内坂会長先生。三國清三先生と10年来のコンビを組んで味覚教育にあたってこられた先生です。
三國先生からは、「これからもゲストティーチャとして大先生をお連れしますからお楽しみに」というお話がありました。
今日のミクニレッスンは、新聞社などの取材が入りましたが、いつものように陽気で楽しい三國先生のお話と内坂先生の掛け合いのようなお話もあり、楽しく学ぶことができました。
【私が輝いた30秒間】(その3)
続きです。
↓ 「お客さんのはく手が私の物になった」・・・5年生でこの表現!すごいなあ。
↓ 「体にテープが当たった」・・・一等をとった子しか味わえない徒競争の醍醐味ですね。一等賞の赤いリボンの絵がまぶしい。「ゴールの前にはお母さん」のフレーズもなかなかいい。
↓ 「初めてのクラウチングスタート」・・・5年生からの「栄誉」ですが、本人たちには「栄誉」どころか大変な緊張なのですね。胸のドキドキが「時計のようで止まらない」と表現されています。一等賞に輝く子がそうだなんて。「校長先生の前 またまた胸がドキドキ」・・・表彰を受ける新鮮な気持ちがうれしい。
↓ 騎を組む4人の表情のなんと凛々しいこと。冒頭の「11番騎」という呼び方にも心意気がよく表現されています。
↓ 高学年の組み立て体操は、リハーサルのときから低学年の子たちが「自分たちが大きくなったときにできるかなあ」「格好いいなあ」と言っていたように下級生のあこがれの的です。
それに対して「男らしさを男らしさを見せつける」と答えている結びがまぶしすぎる。男らしさの重唱がとても良い。
↓ 「最終コーナーでライバルをぬき 正々堂々と一位を勝ち取った」 うーん、「ライバルをぬき」があるから、全体が引き締まった詩になりました。ライバル・・・良い言葉です。ライバルと思われた子は来年こそは負けないぞと燃えてくるでしょう。二人で頑張れ!
↓ ほーら、ここで二位になった子が、「来年こそはぜっ対一位だ!!」と書いている。二位になった子も「フルスピードで走る」のです。「超特急みたいに・・・」 みんなみんな練習にいそしむべし。
↓ 4位の子だから駄目じゃない。上を目指すかぎりその子は光り輝く。「来年こそは がんばって 1位から3位に入るぞ」という結びがキラキラしています。
↓ そういえば「虹」も出て応援してくれた運動会でしたね。写真に撮ったはずなのに、まだ見つけることができていません。「バトンといっしょに走ったよ」・・・リレーの栄光に選ばれた者だけにいえる表現ですね。
↓ 組み立て体操の「大タワー」は3段。この子はその最も下を引き受けた。
「上に乗る3人の重みがかかってくる 苦しくって痛くって つらいけど たえてたえてたえた」
「苦しさに耐えてよく頑張った!!」という言葉を贈りましょう・・・横綱貴乃花関に小泉首相(当時)が送った言葉です。
↓ これも大タワーに挑んだ詩。ハチマキを「ぎゅっと」しばった。一番上の子は軽い子が選ばれるのだけど、その子が「象のように重かった」と表現されているところに大タワーの苦しさだけでなく素晴らしさがあります。危険と困難に挑戦する一番上の子への敬意らしさも感じれるすぐれた表現です。
↓ ピラミッド、今年は6段ピラミッドを成功させました。総勢40人を超える人数で組み立てた立体ピラミッド。自分の上に乗る子が乗った瞬間、「踏ん張っ」て耐えた・・・そうしたら「すぐに去ってしまった」・・・すぐではないはずですが、緊張した心の持ち主には困難がすぐに消えるものです。
この「私が輝いた30秒間」はもう少し続きます。
(以上)