達成困難な課題へも挑戦する@運動会
(5月10日校長発)
- 週刊朝日5月20日号(10日発売)の63ページからの「選ばれる私学」というシリーズ座談会記事に、6校の一人として私が出席した記事が掲載されております。二時間にわたる座談の要約記事ですので、話したことの半分ほどしか載っていませんが、機会があればご一読なさってみてください。
さて、28日(土)が運動会ですので、本番まで3週間を切りました。
気持ちを張りつめた文武両道の期間にしてほしいと思います。
- 「文武両道」など古めかしいことを言うなとお思いかもしれませんが、「武」というのは、心と体を鍛えることを意味します。
字の成り立ちからして「武」は「戈(か)」を「止」めるというのが本来の意味です。「戈(か)」というのは、柄(え)の先に刃を垂直につけた鋭い殺生具ですが、それを「止める」というのが「武」です。
ですから、「武」は、敵の攻撃から我が身と我が愛する者を守るという意味が本来で、我が身と愛する者を守るためには、なによりも心と体を鍛えなければならないというのが「武」の意味です。
したがって、「文武」は「知識と教養を身につけ、心と体を鍛える」という意味になり、古今東西、普遍的な真理といえます。
有名中学や高校などで、「自分はあの学校の運動会に参加したいから、苦しい受験勉強を勝ち抜くために勉強するのだ」という子もいるぐらいに、運動会や体育祭に力を入れているところがあるのは、そういうことからだと思われます。
ちょっと理屈に走りましたが、運動会まで怪我のないように過ごしましょう。
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【いただきもの】
「おうちのお庭に咲いたので」といって金魚草をいただきました。校長室に飾ってあります。独占して申し訳ないですが、せっかくですので、皆様にもご覧いただきます。
↓ 花弁が金魚の尾に似ているので「金魚草」というのだそうですね。
↓ 上の花瓶の横に折り紙があるのに気が付いていただいたでしょうか。
先日、一年生が「校長先生に」といって持ってきてくれたもの。
名前を聞きそびれたうえに、写真を撮ってあげることができませんでした。また来てね。
↑ 上の写真:鎌首と手鎌をもたげて実にかまきりの雰囲気がかもされています。
実にみごとな作品ですね。
※児童作品といえば、この間、昨年の夏休み生活展の作品をアップする
ことができておりません。申し訳ないですが、しばらくお待ちください。
【運動会練習】
本日、朝の会の時間から1校時をつかって全校総合練習を行いました。
まず、アリーナで整列練習などを行いましたが、エントランスや正門横、廊下などに並んで入場行進の練習から実施しました。
↓ エントランスに並んで入場開始の合図を待つ3年生。
↓ 入場したあと、3色組別に整列したあと、自分がどの位置に並ぶのか覚える練習です。
ここは、動画でご覧ください。
↓ そのあと、気をつけなど整列の練習。体育委員長が模範を示します。
↓ 体育委員長のお手本にしたがって、みなしっかりと気をつけ整列ができるようになりました。
↓ 「前へならへ」も実にしっかりとできます。指導の滝澤先生も言っていましたが、手足の指先、頭のてっぺんなどに神経をゆきとどかせるつもりで行動するのが大事です。
整列ができるようになったら、広い校庭での練習にうつりました。
↓ 一人一人アップでないのが残念ですが、全校体操の指揮をとる体育委員の皆さん。凛としていますよ。
↓ 校庭練習の模様を3本の動画でご覧ください。
<困難な課題にりりしく挑戦する高学年男子>
それでは、次に個別練習のうち、5年生6年生の男子「組み立て体操」の練習の模様をご覧いただきましょう。
↓ 組み立て体操はしっかりした気持ちをもって真剣に練習しなければ、思わぬ怪我をします。最初の注意をきく5年生と6年生の男子。困難な課題ですが、少年の成長に大事なのは、困難に挑戦し乗り越える気持ちです。それを「勇気」とも「気概」ともいいます。
↑ 上の写真: 運動会練習期間は汗をかくので、運動服の着替えに私服のTシャツをもってきて良いので、いろいろな装いですが、「侍」の文字がひときわ目立っていますね。組み立て体操に取り組む意気込みが背中から感じられます。
↓ 昨日の一年生を迎える会で〆のあいさつをしてくれた剣道家の子は「BUSHIDO」(武士道)。
そのお隣の子は、「ATHLETA」(アスレタ)のシャツ。
ATHLETAは英語ではアスリート、競技者のことですから、これも文武両道の「武」ですね。
↓ さすが高学年の5ー6年生。整列がびしっと決まっています。列の乱れがなく一直線です。
↓ 先生方がお手本を示して教えてくださいます。
さあ、それでは、組み立て体操の練習の模様を動画でご覧ください。しかし、完成形態は運動会本番でのお楽しみに。
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