普通授業の始まり/4年食育スタート/「地震時計」
(4月11日校長発)
夕方、強い地震がありましたね。学校もかなり揺れ、先生方が一斉に玄関に集まりましたが、児童が一人もいない時間帯で良かったねと話したことでした。
担任と面談中のお母さんもいらっしゃり、担任と一緒に玄関まで来られ、おさまったところで再び面談再開でしたが、大変お疲れ様でした。
さあ、今日から普通授業です。
一年生にとっては初めての授業です。元気に授業を受けていましたよ。
また今年は、4年生で新しい教育プロジェクトも始めました。
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【一年生の様子】
↓ 小学校での初めての授業を受ける一年生たちです。上二枚が桜組、下二枚が桐組です。
先生の言うことをしっかり聞いていましたよ。もう都市大っ子の仲間入りです。
↑ 上の4枚の写真: 本当はビデオに撮ったのですが、サイズが大きすぎて、このブログ容量ではおさまりませんでした。できるだけ鮮明度をよくしたいと思って、10年前のデジカメから新しいのに切り替えたのですが、サイズを小さくする方法を修得しないままに撮影しました。
それで、動画を静止画に変えて掲載します。中央にサインが書かれていますが、これは動画に現れるサインです(このサインは「非活性化のサイン」だというのですが、フリーソフトのまま編集すると現れるそうです)。気になさらないでください・・・といっても、気になりますよね・・・しっかりしろ校長(汗)。
- 2年生も撮影したのですが、動画を静止画になおすまで手が回りませんでした。ごめんなさい。
【全校朝会】
朝会の写真は、新任の先生の柚木(ゆぎ)先生(理科専科)が撮影してくれました。
↓ 児童会役員のあいさつ。二人のあいさつで、しっかりした年度スタートを切ってくれました。
↓ お話を静かに聞く児童たち。一学年ずつ進級した意気込みが感じられます。
↓ 校長の話。
↑ 上の写真: 今日で3・11震災からちょうど一ヶ月。
ある時計を見せてから、明治から昭和にかけて活躍された大科学者で名文家の寺田寅彦(てらだとらひこ)先生の言葉「天災は忘れた頃にやってくる」を紹介しました。
時計は職員室本部に架けていたものです。あの3月11日、地震で止まってしまいました。電池時計ですから、振子時計とちがって止まらないはずなのですが、止まってしまいました。
地震の起きた時刻は2時46分なのですが、二分進んでいて48分を指しています。
私どもは、今後とも児童を守るためにどうしたら良いかを考え続けるために、あの3・11地震を忘れずにいようという考えのもとに、これを修理せずに、保存することに決めました。
保護者の皆様には釈迦に説法を申しますが、寺田寅彦先生の言葉も「忘れなければ天災はやってこない」という意味ではなく、「天災というものは、忘れた頃にやってくるものだから、とかく不用心な気持ちになってしまっていて大災害になるものだ。だから、いつまでも災害を忘れずに、用心を心がけて過ごすことが大事だ」 という意味ですね。
現在、3月にご協力いただいた「地震に関するアンケート」の集計中ですが、半分ほどの集計段階でも、およそ半数のご家庭で、「地震対応の家庭内ルール」について話し合っていらっしゃいませんでした。
ぜひとも、話し合っていただき、1、避難する場所、 2、連絡方法、 3、連絡がとれない場合の待機場所、4、家まで徒歩で帰れるかどうかの判断、5、家に帰れない場合の交番や区役所や学校などの公共の場所、その他もろもろのシミュレーションを話し合っていただきたいと思います。
よろしくお願い致します。
また、地震から身を守るには、みんなと仲良くしなければならないということを話しました。
よく、大地震のあと、略奪があったり暴動がおきたりする国がありますが、今回、日本はそうではなく整然と行動して世界に感銘を与えました。
そういうことを考えた時に、やっぱり、日頃からいがみあったり仲が悪かったりすると、いざという時に助け合うことができない。だから都市大っ子はみんなで助け合うために仲良くしなければならないということも教えましたので、合わせてよろしくお願いしたいと存じます。
【4年生食育スタート:種まき】
本年度は、都市大小学校の新しい取り組みとして、4年生において「食育」をスタートさせます。
平成17年度に食育基本法が定められて、従来の「知育、徳育、体育」に加えて「生きる力と豊かな情操の育成」に欠かせないものとして、学校教育に「食育」が位置づけられました。
本校も、食育プロジェクトチームを発足させて研究してまいりましたが、本年度より4年生に位置付けて実施することにした次第です。
きょうはその第一弾として、屋上菜園を利用して、「種まき、水やり」を行いました。
↓ 屋上菜園に「土筆(つくし)」が何本か生えていました。
この「食育」は、実はあるビッグネームの方と提携しての教育プログラムです。
提携して実施することを近々プレス発表する予定ですので、ここではまだお名前を明かせませんが(肖像権の問題もあって顔がはっきり分かる写真もまだ掲載できません)、ビッグネームを聞かれたあかつきには、「都市大小学校がまた新たな教育に挑戦しはじめた」と思っていただけると思います。
- 5月10日のテレビ番組「ソロモン流」でも放映される予定です。
- 対象学年の4年生の保護者の皆様にはbig nameをお知らせしてあります。
↓ 青いガウンを着た背中の方が、そのビッグネームの方です。子供たちに自己紹介されています。
二枚目の写真に写っているもう一人の方(女性)は「土つくり」の専門家の方。
↓ 種まきをみんな(きょうは桐組)で致しました。
↓ 種まきが終わったら、水やり体験です。これは全員がやる時間的余裕がなく何名かの子にやってもらいました。でも、水やりは毎日必要ですから、やりたい児童はこれから何度もチャンスがありますから、大丈夫です。
水やりのとき、小さな虹ができて子供たちも大喜びでした。