・・・2月逃げ月・・・/付属高卒業式/夏休み生活展(63)
(3月1日校長発)
あっというまの3月です。
昔から、<1月いぬづき、2月にげづき、3月さりづき>といって、漢字をあてはめると、
<1月去ぬ月、 2月逃げ月、 3月去り月>となり、1月と3月は同じ意味になるのですが、
年が明けてから年度末は大変忙しいままに、あっという間に過ぎ去るので、仕事がとどこおらないように気をつけなさいという意味なわけです。
確かに、2月が30日をかぞえずに終わることを考えるまでもなく、このことわざは、年度末のあわただしさをよく表現しているように思います。
正月は三が日をのぞくと28日の日数、2月は28か29日、3月は年度末ゆえ早めに仕事をかたづけろと言われて、ほうほうの体で仕事を急ぐためにあっという間に過ぎる・・・・・そういう世間をうまく表現しています。
実際、ついこの前、正月を迎えたと思ったらもう3月ですからね。気を引き締めてまいりましょう。
きょうは、お隣の都市大付属高校の卒業式があり、参列してきました。
男子校なので男子ばかりの、黒の詰襟(つめえり)姿の18歳のお兄さん方が、きりりと引き締まった表情をして凛々しく(りりしく)巣立って行きました。
卒業証書授与にあたって、担任の先生から呼名されると、全員が大きな声で「はい」と答えていましたが、中に、ひときわ大きな通る声で元気よく「はい!」と答える生徒が何名もいて、大変気持ちのよい卒業式でした。
ひときわ大きな声は、きっと本校から進学した生徒に違いないと思って見ておりましたが、6年生の皆さん、これらお兄さんたちに負けないように、19日の卒業式では女子も男子も立派に返事をし、りりしく凛とした姿をご家族、ご来賓の皆様にご覧いただきましょうね。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
【ロボットクラブ発表会@都市大Gブログ】
先日行われたロボットクラブ発表会のフラッシュ画像が都市大グループブログに掲載されました。
↓ 下のリンクURLをクリックしてご覧ください。
http://www.goto-ikuei.ac.jp/blog/log/eid476.html
【付属高校卒業式】
前述しました付属高校卒業式の写真を五島育英会広報調査課の渡部さんが送ってくれました。
せっかくですので、本校のことではありませんが、都市大グループの誼(よしみ)で写真掲載致します。
- ※実は種明かしをしますと、渡部さんは、私が参列のため、きょうは「先生ブログ」に掲載する写真が撮影できなかっただろうと考えて、私へ以下の写真を送ってくれたのです。やさしい人だなあ・・・渡部さんは私の教え子・・・そこまで種明かしをすることはないか(笑)。
何はともあれ、6年生は、皆さんの卒業式へ向けて有終の美を飾る気持ちをふるい立たせつつご覧ください。
↓ 正門と会場全景
↓ 開会の辞
↓ 理事長賞授与、卒業証書授与
↓校長先生の式辞、理事長祝辞
↓ 在校生による送辞、うしろで校長先生があたたかく見守っておいでです。
【夏休み生活展(63)】
作品第104:ビー玉ころころ
作品第105:ビー玉スライダー
今日の二つの作品はごきょうだいが別々にながら、同じものを制作競演したものの掲載です。
上段の二枚が、「ビー玉ころころ」と題されていて、下段掲載の三枚が「ビー玉スライダー」と名付けられています。ほぼ同じ完成度ですが、名前には個性が表れたようですね。個性の違いを主張するというのではなく、なにかしら微笑ましさが感じられます。
↓ 二箇所とも、ビー玉がころがらずに、はさまったまま展示してありました。
↑ 上の写真:きっとこれはそのように作ったのかなと思い、わざと落としませんでした。実用性よりも「芸術作品」として絶妙のバランスを表現したのかもしれないと思ったからです。
この大きさよりも小さなビー玉であれば転がり落ちるわけですから、もちろん実用性も備わっているのですが、このようにピッタンコとはめこんで展示というのは、なにか芸術表現を狙ったのでしょうね。
↓ ところが、「ビー玉スライダー」君は違いましたよ。ご覧ください。箱の中に展示してあって、ビー玉がどこかに転がっていってしまわない工夫がしてあります。スライダーのごとく転がり落ちました。
↑ 上の二つの違いについて:ほとんど同じ完成度ながら、こういう違いをあらわしているところに、<二人の競演制作>の妙(みょう・・・なんともいって表現したら良いかわからないほどの素晴らしさ)があるのですね。この競演には、実に感心しました。二人して天晴れだ。
↓ それから感心したのは、滑り台の端っこにさりげなく小さなクローバーを描いているところ。こういうさりげなさを「職人技」といいます。
↓ では、きょうの最後に、二人の競演に敬意を表して、全景写真を掲載しておきます。ころころちゃんのほうは一番上に小さくなってしまいましたが、こちらスライダー君は大きく写っておりましたので、そのまま掲載しておきます。