東京都市大学付属中学校・高等学校等々力中学校・高等学校塩尻高等学校|付属小学校|二子幼稚園五島育英会

節分集会(その2)/夏休み生活展(56)

(2月4日校長発)

立春。

厚生省が一昨日インフルエンザ流行警報を出したばかりですから、まだまだ寒さも乾燥した気候も続きそうですが、節分、立春をむかえて、陽気がすこし和らいできた感じも致します。

6年生はまだ中学受験挑戦中の子もおりますので、陽気が和らぐのはありがたいことだと思います。

きょうの立春をさかいに暦だけでなく実際の気候も春に突き進んでくれるように、6年生の必勝とあわせて祈りたいと思います。

きょうは児童会委員会の日。6校時、5年生がそれぞれの委員会に分かれて活動しました。6年生は10月から児童会委員をしりぞいて5年生だけで委員会をすすめてはきておりますが、校内に6年生がいない状態でおこなうのは初めてのこと。

昨日の節分集会につづいて、5年生だけでしっかりとやっておりました。

私も校内をまわりましたが、5年生のT君、私をみつけて直立不動、「校長先生、こんにちは!」というではありませんか。気合いが入っていました。たのもしいですね。

ところで、さきほど、担当の先生方から卒業式の実施要項(案)がまわってきました。入試をたたかっている6年生がまだいますが、この苦難をのりこえ栄冠をかちえると一ヶ月とちょっとで卒業式です。

ぜひとも万感胸につまる思いで卒業式をむかえ新たな旅立ちをしてほしいと願っています。

よし、私も6年生のために、これから少しずつ卒業式モードにしてゆこう。卒業式でうたわれる歌「旅立ちの日に」を聞きながら、このあとの記事を書いてゆきたいと思います。
 ↓  ↓
http://www.youtube.com/watch?v=h3I1FiBDdw0&NR=1

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

【節分集会(その2)】

昨日の続きです。♪旅立ちの日♪をききながら「節分集会」の記事を書くのは、ちょっと気持ちがそぐわない気もするけれども、下級生が6年生の分も頑張っている姿ですから、6年生を応援するそんな気持ちで「節分集会」の写真をみてゆきましょう。

↓ (左) よし! うまく踏みとどまった (中)やったー、二つとも入れたぞ! (右)輪を踏み出さないように軟着陸しなくちゃね!

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↓ (左) どうだ、命中しただろう・・・足なんか気にするな...? (中)いや、足が出たら駄目なんだよ、僕は絶対に我慢するぞ! (右) それっ! 片足投法なら輪から出ないよ

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↓ 桐組と桜組、二人の4年生が実に息のあった投げ方をしています。二人とも左手にお手玉を持っていますので、これが第一投。

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↑ 上の写真:後ろでは4年生仲間が息を呑んで見守ります。その横で3年生がタッチを終えてダッシュしています。4年生の名コンビのことは眼中にない! 注:二人の後ろにしゃがんでいる子はころんだわけではありません。ケンケンパッの輪っかがずれたのを直しているのです。集会委員は縁の下の力持ち。

↓ さあ、ゼッケンをつけた子たちがいよいよ登場。子供たちのアンカーです。もう終わりに近づいてきているわけです。下の子は2年生。 

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   ※ゼッケンは折り返し点に当たる子もつけましたが、掲載しているのは全員、アンカーです。

 順位も点数に入りますからね。それも1位は20ポイント加算、2位は10ポイント、3位5ポイント・・・・・というように開きがありますから、大詰めで力がいやがうえにも入るわけです。

↓ 子供アンカーの後は先生方が締めます。アンカーの子たちを見守る先生方の表情をご覧ください。

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↑ 上の写真:先生たちは心配そうです。青木先生の表情、鈴木先生は手まであげています。しかし、いちばん左の5年生の榎本三輪両先生だけは笑顔で余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)ですけど(笑)・・・いや、その手前の3年生の子も笑顔で投げているなあ、アンカーに早くバトンタッチしなきゃならんのに(笑)・・・別府先生も笑っている(笑)。橘先生は微妙な表情だ(笑)。 

↓ さあ、5年生と4年生は子供アンカー勝負。きわどい競り合いをしています。その隣の4桐、もっと手前の2桐はもうゴール役の先生の番まで来ていますよ。もうほんとうに大詰めです。 

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↓ 他の組のみんながゴールして最後になっても、気持ちを切らさずに、玉を入れることをあきらめないでチームのために頑張り抜いたのは1年桐組のE君です。なかなか良い投げ方をしています。表情もとっても良い。 

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↓ その後ろでゴール役の中村先生。

 わが子をみる親の目をしていますねえ。目だけでなく、たたずまいそのものが親のたたずまい。 

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↑ 中村先生「ゆっくりでいいよ、あとは先生にまかせておきなさい、しんぱいするな、でも、ちゃんと入れろよ、1点でも多くとるのが男だぞ、いや、やっぱり気にしないでいいよ、先生にまかせとけ、でも入れてほしいなあ・・・・・」 千路(ちぢ)に乱れる親心だったことでしょう。 本当の親の気持ちになって教育に当たる・・・これが都市大小学校の先生!

※上の「ゆっくりでいいよ・・・・・・」というのは中村先生が実際にいわれたのではありません。私が勝手に想像しただけですので誤解なきよう。でも、たたずまいがそう想像させるのです。当たらずとも遠からずでしょう。

 さあ、競争が終わりました。

↓ 終わった順位はわかっていますが、鬼の口に入った玉の数はこれから数えます。集会委員の皆さんと、児童会役員の皆さんも手伝っていっしょうけんめい数えてくれました。 

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↓ さあ、いよいよ総合成績発表。集会委員長より発表です。発表を盛り上げるために、ほかの集会委員の子が太鼓とシンバルで、ジャジャジャジャーンと音響効果の係りをつとめました。 

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↓ 総合一位は、2年生でした。発表の瞬間、大喜びにわきあがる2年生。すぐ横にいる1年生が思わず耳をふさぐほどの大歓声をあげた2年生でした。 

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2年生、おめでとう。よく頑張りました。そして、1年生から5年生までもほんとうにしっかり頑張りましたよ。とくに5年生、ハンディもあって、1位はとれなかったけれども、6年生がいないなかでよくリーダーシップをとって節分集会を成功に導いてくれました。ありがとう。

【夏休み生活展(56)】

作品第97:炎天下、黒い服は本当に"熱い"のか(4年生)

きょうは素朴な疑問を研究につなげた立派な作品です。優秀賞に輝きました。

 「目次」をみると、そこから読み取れるのは・・・ 「研究の動機(テーマ設定)」→「研究の方法を考える(仮説をたてる)」→「実験」→「まとめ(結論)」というように、仮説・実験という研究の基本ができています。 

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↓ 研究に取り組むきっかけは、デパートで白い服を求めようとした店員さんに「黒い服でもあつくありませんよ」と言われたことだそうです。

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↑ 黒はあついと考えた自分たちが正しいのか、そうでもないといった店員さんが正しいのか、実験で確かめようというのだから、この4年生の発想はまさしく研究者です。最初から「天晴れ」をあげましょう。

↓ 実験材料は、4色のTシャツと積み木、実験器具は放射温度計。

 実に簡素なものですが、白と黒のシャツだけでなく中間色も用意するという周到さ(しゅうとうさ)が本格的ですね。研究者でない私だったら、白と黒で終わりにするところです。

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↑ また、積み木を用意したという視点がすごい。実験対象から中立な材料についても温度をはかってそれを基準に立てようというのですから、ますます本格的です。

↓ いまは放射温度計というのがあるんですね。私も知ったのは5年前、塩尻高校に行ったときが初めてです。

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↓ 一般になじみのない放射温度計というものについても詳しい解説をレポートに載せてくれています。温度を測りたい所に赤外線を当てるだけで温度がぴたりと当たるという優れモノです。物体ではなくて、測り方によっては、たとえば上空20mの空気温だって測れるといいます。

↓ 詳しく知りたい人は写真にとった解説をお読みください。

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↓ レポートは何十ページにもおよぶのですが、紙幅の関係で数枚しか載せられないのが残念です。

↓ 実験結果を表にまとめました。実験は3回やって、「偶然」というまちがいを防ぐ努力をしています。

 

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↓ 実験結果を表だけでなく一目でわかるようにグラフにしました。これも三回分作っていますが、一回分だけの掲載にさせてもらいます。

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↓ 以上の実験だけでもいいように思うのですが、この4年生の研究者は考えることがほんとうに本格的なのですよ。白と黒を重ね着した場合はどうだろうか?と考えを深めていくわけです。それも白を上にした場合と黒を上にした場合というように「場合分け」までするわけですね。

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↑ ページ数はまだ20. 私は、ここらへんまで目を通したところで脱帽。私は科学者になれないなあ・・・当たり前だ(笑)

実験とその考察はまだまだ続くのですが、きょうは結論を急がせてください。

↓ 結論です。

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↑ よく考え抜かれた実験、しかも、しんぼうづよい実験の結果、店員さんの考えよりも、お母さんと自分たちの仮説のほうが正しいということが分かりました。

 最後の黄色い枠のなかでは、今後の研究課題も書かれてあります。「なぜ黒シャツのほうが温度が高くなるのか?」ということが今回はわからなかったので、それを調べたいというのです。

 うーん、根源的な問だ。ぜひともやってほしい。古代ギリシャの自然哲学者並みだな。(以上)

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