節分集会(その1)
(2月3日校長発)
6年生が、今日もがんばってます。苦難の道を乗り越えることは必ず人物を大きくします。あきらめないでこれからもがんばってください。
- 【全国インフルエンザ情報】 厚生労働省が2日に発表した情報です。
同省は「しばらくは流行が続く。手洗い、せきエチケットなどの対策を続けてほしい」と呼びかけています。以下、先週の統計です。
1月23日から29日までの1週間に
全国で、休校や学級閉鎖などを実施した保育所や幼稚園、小中高校が、
・計4461校となり、
前週の約1・7倍に増加しました。
小学校が最多の2978校を占め、冬休み明け後、インフルエンザの流行が子どもの間で大きく広がっているといい、
全体の内訳は、
・休校142校、
・学年閉鎖1149校、
・学級閉鎖3170校。
都道府県別では、
・東京が355校で最も多く、
・埼玉 327校、
・神奈川216校の順です。
幸い、本校は学級閉鎖等は1月早々の2教室にとどまり、先週も発生しておりませんので、上の統計数には入っておりません。皆様のご協力ご用心の賜物と感謝申し上げます。
しかし、全国的、とりわけ首都圏における流行はおさまっておりませんので、厳重な警戒をひきつづきお願いいたします。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
きょうは、夏休み生活展の掲載はおやすみします。お客さん対応と節分集会の写真の整理に追われました。申し訳ないです。
【節分集会(その1)】
きょうは節分の日。暦の上ではありますが、冬とはきょうでお別れ、明日がいよいよ立春です。
本校では今朝、「節分集会」を開きました。
↓ 企画運営してくれたのは、児童会集会委員の皆さんです。
↓ 鬼の顔を大きくかいた板がステージに立て掛けられています。3年前の集会委員の皆さんが作ってくれたものを今も使っているそうです。この鬼の顔に、一人二個ずつ割り当てられた「お手玉」をぶつけます。
↑ 左の鬼から、1年生用、2年生用、3年生用、4年生用、5年生用です。上級生になるにしたがって口の大きさが小さくなっています。これには訳(わけ)があります。それは後ほど・・・。
↓ いちばん右側の5年生の赤鬼の鼻息の荒さがおもしろいですね。
↑ 5年生に対する赤鬼は、きっと、
「さあ、5年生、上級生の6年生が入試をたたかっている間、どれだけ付属小の最高学年として頼もしくなっているか試してやる、掛かってきてみろ!」
と挑発しているのでしょう。これじゃあ、5年生、負けられないな。
赤鬼め! われらの5年生は、思い切ってぶつけるぞ!あとで吠え面(ほえづら)かくなよ。・・・私が興奮してどうする?ですね(笑)。
↓ 最初に集会委員の皆さんが、お手玉をぶつけるために、ケンケンパッをしながら鬼の所まで往復することをふくめ、戦いのルールの説明を行いました。
↑ ルール?・・・そう、これはただ単に鬼の顔にぶつけるだけではなく、学年対抗戦なのです。
ルールは、
- 一人二個ずつのお手玉を鬼の顔にぶつけるだけでなく、口に入れなくてはなりません。
- 学年ごとに敷かれた○に合わせてケンケンパッをして往復しなければなりません。
- 次の順番の人は、戻ってきた人と必ずタッチをしてからでなければスタートできません。
- 学年の得点は、「順位」と「鬼の口に入った玉の数」とを総合して算出されます。
- 順位点は、1位が20点、2位10点、3位5点、4位3点、5位1点です。
- このリレーのアンカーは先生がつとめます。
- 以上だけのルールでは低学年ほど不利ですので、ハンディがつけられます。
そのハンディは、 1、鬼の口が低学年ほど大きくて入りやすくなっています。 2、 低学年になればなるほど、スタートの位置が高学年より鬼に近く、しかも玉を投げる位置が鬼に近くなっていますので、投げやすくなっています。
このルール、私もはじめて知ったわけだけども、いや、実に見事なルールだな。都市大っ子は、本当の公正公平ということをよく知っている。まちがいなく世の中のリーダーに育ちますね。
↓ さあ、いよいよスタートです。手前が低学年。ケンケンパッのための輪の位置にご注意ください。手前の低学年になるほど前に置かれているでしょう?
↓ さあ、それでは、子供たちのケンケンパッと鬼退治の写真をお楽しみください。
↓ 何枚かは、一人ずつの写真を組み写真にしたものがあります。 大きな写真におさめられなかったり、一人だけでも躍動感あるものを集めました。
↓ 狙い(ねらい)定めるようにして慎重に投げる子もいます。
↓ どの学年も、次の人はタッチをしてからスタートをきることを守っていますね。
↓ えいやっ! あれ?足が輪から出ている。
↓ ケンケンパッの最後のパッ!両側の子とも着地が見事に決まりました。真ん中の子は一個目を投げ終わりました。
↓ 投げ終わって、さあ、もどるぞのポーズ。半身状態なのにもう駆け出そうとしています。競争ですからね。チームワークのためには、半身でも駆け出そうという意気込みが大事ですね。
↓ 一人一人をストップモーションでみるとなかなか躍動感あふれるゲームです。
↓ おーーーーーーッと、輪から出ちゃいけないんだ、がまんがまん。さすがは4年生と5年生です。
↓ 競争とはいえ、落ち着いた雰囲気で投げる皆さんもいますよ。この組はみんな落ち着きはらってますなあ。
↓ 投げ方にも工夫がいりますね。下手投げの方が入りやすいと考える子もいるわけですね。
↓ 足が輪っかからはみだしていないかな?と用心深く足元を確認する子も。並んでいる子たちは、「かろうじてセーフだよ」という表情をしています。
↓ (最左)靴が脱げたっ (中左) あれ、輪っかからはみ出しちゃったよー (中右)どうだ、これで入らなければボクはエースをやめるっ (最右) よし、仲間のために大いそぎでもどろう
(左) ボクだってエースなのだよ (中) ケンケン、それっ パッ、 (右) ボクはねらい定めて投げるよ
↓ この二人、4年生の桜組、桐組なのですが、ふたりとも投げた瞬間、「あーーしまった。こりゃ入らんな」と苦笑い。
↑ 上の二人の4年生の表情は、「おい、おたがいにとなりどうしで良かったなあ」
と言っているようにも見えますね。
そして後ろで並ぶ子たちも、まっいいかという笑顔ですねえ。その中で、もうちょい右側に投げればなあとばかりに手を出している子も 笑顔ですからね。いい子たちだ。
でも、その隣の5年生(写真では左上の子たちです)が要注意なのですよ。
「しめしめ、4年生め、両方とも失敗したな。おれたち5年生の勝利はちかい」
というような虎視眈々(こしたんたん)の表情をしています。
4年生は、そのことに気がついているのかなあ?
(明日につづく)