6年生をみんなが応援しています/夏休み生活展(55)
(2月2日校長発)
- しずか大賞:全教室 (6年生は自宅学習)
きょうは、最初見回った時は話し声が聞こえた教室も、つぎに引き返してみたときには自分たちで朝の会を始めていてシーンと集中していました。なんと、全教室しずか大賞。6年生の受験に合わせて下級生も頑張っています。
(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)
【主のいない教室だが・・・】
6年生の教室、2月1日より4日間、主(あるじ)のいない教室です。
しかし朝日をうけて、<教室の精>がしっかりと守ってくれています。もちろん担任の先生が一番に守ってくれています。
↓ 夢の文字が輝いていますね。6年生、夢実現のために最後の瞬間まであきらめないで頑張ってください。
↓ 黒板には2月5日(土)の文字が。2月5日には、勇躍もどってくるぞという6年生の決意の表れですね。実に良い!
もうしばらくの頑張りです。栄光あれ6年生!
【夏休み生活展(55)】
作品第96:タンチョウハウス(1年生作品)
↓ 丹頂鶴の家です。箱庭・・・今風にいえば「ジオラマ」ですね。私はジオラマが大好きです。
↓ 上から眺めてみました。丹頂が手前に。奥の黒い影は熊の親子連れです。湿原を流れる川の蛇行が実に美しい。
↓ 角度を変えて見降ろしてみました。灌木(かんぼく)の木立やらテーブルもしっかり作られています。
↓ このジオラマ、蓋(ふた)を締めることができる仕掛けになっています。蓋に鍵がついているのがお分かりになるでしょうか。蓋をもうすこし大きくした写真を後に載せますので、そこでも確認してください。
↓ 丹頂の親子を拡大してみました。丁寧に作られていますね。赤ちゃんのタンチョウがかわいく作られています。
↓ うーん、工夫されているなあと思ったのは、壁の奥に実際の風景写真をパノラマ風に貼り付けているところです。この工夫によって奥行きがぐんと増しており、壮大感が幾倍にもなっていますね。左側にはお父さんに支えられて望遠鏡をのぞいているところが写っています。
↓ 蓋(ふた)を拡大しました。鍵がついているのがはっきりとお分かりになりますね。
「釧路湿原国立公園」に御家族で行かれたのですね。表示板の写真が貼られています。
↑ 鶴と公園表示板の写真をよくご覧ください。留めてあるのがコルク板です。芸が細かい。
↑ また「タンチョウクイズ」というのが貼られていて、「Q1 丹頂の頭はどうして赤いのでしょうか? 1、 羽毛が赤い 2、皮膚(ひふ)の色 3、誰かに塗られた と選択肢が書いてあります。うーん、3がおもしろいね・・・しかし、これは実に良い問題ですよ。皆さんのなかですぐに分かった人は生物博士ですね。・・・・・答えは・・・一番最後に書きます。最後までお読みくださいね。
↓ この1年生は、上のジオラマを作っただけではなくて、湿原公園の地図や丹頂鶴の写真をはじめいろいろな写真を収めたレポートを添えて一言ずつコメントを添えています。冒頭に掲げた写真で、ジオラマの左側に立て掛けてあるのが(ご本人の写真が貼られているもの)それです。
↓ このレポートの中にも「タンチョウクイズ」が満載されているのですが紙幅上、割愛します。すみません。
↓ 丹頂の赤ちゃんの姿をみごとに写しとってありました。ぼやけているのは私がうまく写せなかったからです、ごめんなさい。
↓ 特にすごいのは、レポートのなかにジオラマの制作過程を書いていること。これがあることによって数倍ひきしまった作品となりました。(ちょっと小言を・・・字をもう少し丁寧にかくと良かったね)
↓ しかし、字なんかどうだっていいよと思わせるぐらい、一生懸命さが伝わってくるのですねえ。お父さんもお母さんも家族総出で頑張って制作したことがよくわかります。何枚かだけ制作過程写真をのせておきます。
↓ これは熊さん。テディベアに似ていますね。
↓ いよいよ完成に近づいてきましたよ。下のは色塗りが終わったところで、乾くまで待たなければならないので、完成は翌日回しにしたことが書かれてありました。
↓ さあ、完成当日。皆さんで頑張っておいでですが、なんといってもお母さんのやさしい表情にくわえ、箱を作っているお父さんの腕の太さが実に実にたのもしい。
↑ 「ここはおとうさんにおまかせ」というコメントが全幅の信頼をあらわしていますね。
ご家族みなさんの協力がにじみでて実に良い作品でした。入選からは惜しくもはずれましたが、私が「天晴れ」をさしあげます。
そうだ、丹頂鶴の頭はなぜ赤いか・・・答えは2番の「皮膚の色」です。ええーーっと思われる方が多いでしょう。普通は羽毛が赤いと思いがちですが、丹頂の頭頂部は羽毛がありません。肌があらわになっていて、皮膚の色自体が赤くなっているのだそうです。豆知識ですよねえ。
ちなみに私の頭はそれでも赤くありません(笑)。